観察記録:少々個性的な二人のこと
私の記事には、これから時々、実家の話が出てきます。
主な登場人物は二人。父と母です。
お陰様で、二人とも無事に過ごしています。
どちらも個性が強く、ちょっとおもしろいのです。
娘という席から、長年観察してきた私が、まずはこの二人をご紹介します。
父のこと
元鉄道マンです。真面目で、実直。そういう言葉がよく似合う人です。
若いころはいわゆる"The 昭和の頑固おやじ"で、どこか怒りを内側に秘めているような人でした。それが年を重ねるにつれて、少しずつ丸くなっています。時間の経過と経験で、人というのは変わるものだな、と思います。
特筆すべきは、その若さです。
実年齢よりかなり若く見える、というのが父の かなりの 密かな自慢で、ブルージーンズを軽やかに履きこなします。白髪も少なく、顔のたるみもほぼない。同年代の中では背も高い方です。
趣味はパソコン、釣り、ゴルフ。
パソコンに関しては、当たり前のように世間に普及するずっと前から持っていて、自作したこともあるというのですから、筋金入りです。
機械や工作も得意で、こういうところを見るとオタク気質だなと思います(私はどうやら父に似たようです)。

家では寡黙で、母に対してぶっきらぼうなことも多い。
外面はいいのに、なぜか身内にはそっけない。そして時々、地雷を踏んで母にキレられます。
でも私は知っています。以前、母が入院したとき、父が冷静を装いながらも動揺していたことを私だけは気づいていました。
母がいないとダメな人なのです。本人は絶対に認めないでしょうけれど。
母のこと
身長は145cmほど(145㎝も無いかも)。小柄で少々ぽっちゃりです。
でも、その小さなサイズからは想像できないほどのエネルギーを持っています。
見合い結婚で父と一緒になり、子育てをしながら長年パートで働き、祖父母の介護もこなしてきました。
家のことも、ずっとやってきた。そういう人です。肝が据わっているというのは、こういう人のことを言うのだと思います。
スーパーでたまたま近くにいた初対面の人と、まるで旧知の仲のように世間話ができます。
どこでそのスキルを身につけたのかと思いますが、本人にとってはごく自然なことのようです。

ピンク色や可愛いものが好きで、自分のことを「優しい」と言います。
…負けん気が強く、毒舌も持っているのですが、本人の中では矛盾しないのでしょう。そういうものかもしれません。
円満そうに見えますか?
父と母の間には、いつも大小の火種があります。
それはもう、長年の恒例行事のようなものです。
そして正直に言えば、若いころの私には、この二人が少々手強すぎました。
外から見た優し気な外見に騙されてはいけないのです。
二人ともエネルギーが強すぎるがゆえに、まあいろいろと…ゴニョゴニョ。
でも今、こうして少し離れた場所から眺めると、この二人の暮らしが妙におもしろい。
確執の話は、またいつか書く機会があれば。
今日のところは、これから登場してくる二人をどうぞよろしく、ということで。

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