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「正解」を探すほど、自分の気持ちが分からなくなっていた


何かに迷ったとき、
私はよく「正解」を探していました。

誰かの意見を読む。
経験者の話を探す。
似た状況の人の投稿を見る。

そして、
「そうか、
こう考えればいいのかもしれない」
と、その瞬間だけ少し安心する。

でも不思議なことに、調べれば調べるほど、
自分が本当はどうしたいのか
分からなくなることが
ありました。

外にある言葉は増えていくのに、
自分の中の声はどんどん小さくなっていく。

今なら、あの感覚が少し分かります。

私は答えを探していたようで、
本当は不安を早く消してくれるものを
探していたのだと思います。


私の場合、それが強く出たのが恋愛だった




私の場合、その癖が特に強く出たのが
恋愛と復縁でした。

復縁について、かなり学びました。

復縁ノウハウ。
男性心理。
潜在意識。
自分軸。
執着の手放し方。

気になる言葉を見つけては読み、
「これを知れば、
今度こそ落ち着けるかもしれない」
と思っていました。

もちろん、
学んだことが無駄だったとは
思っていません。

むしろ、
そのときの私を支えてくれた
言葉もありました。
占いやnoteや恋愛相談に、
救われるような気持ちになった
夜もあります。

だから、
恋愛情報そのものを否定したいわけ
ではありません。

ただ、
私の使い方は、
いつの間にか少し苦しくなっていました。

情報を読むほど、
自分の気持ちを見ているようで、
実は相手の気持ちばかり
追いかけていたからです。


学べば安心できると思っていた


新しい情報を知った直後は、
本当に安心しました。

「今は連絡しないほうが
いいのかもしれない」
「この反応には、こういう意味が
あるのかもしれない」
「もう少し待ってみてもいいのかもしれない」

そう考えると、
胸のざわざわが少し静かになります。

何も分からない状態より、
理由らしきものがあるだけで、
人は少し落ち着けるのだと思います。

でも、その安心は長く続きませんでした。




返信が来ない。
相手の態度が少し違う。
SNSで気になるものを見る。

状況が少し変わるだけで、
さっきまで持っていた安心が
すぐ揺れてしまう。

そしてまた、検索に戻る。

「返信が遅い 心理」
「復縁 脈あり」
「冷却期間 どのくらい」
「連絡していい タイミング」

答えを探している間は、
何かしている感じがしました。

でも、読み終わるころには、
また別の不安が
出てくることも多かったです。


気づけば約3年間、約30万円分の答えを外に探していた


気づけば約3年間、
関連する情報や相談に
累計約30万円使っていました。

この数字を、
すごい話として書きたいわけではありません。
それだけ私は、
外に答えを探していたのだと思います。

「これを知れば、
もう不安にならないかもしれない」
「この人の言葉なら、
今の状況を説明してくれるかもしれない」
「私の場合の正解が、
どこかにあるかもしれない」

そう思って、
いろいろな情報を見てきました。

けれど、どれだけ学んでも、
状況が少し変わるとまた揺れる。

新しい情報を知った直後だけ安心して、
しばらくするとまた確認したくなる。

その繰り返しの中で、私はだんだん、
「まだ知識が足りないから不安なんだ」
と思うようになっていました。

でも、あるときふと感じたんです。

こんなに学んでいるのに、
なぜ私はずっと同じところで
苦しくなるんだろう。

もしかすると、
問題は知識の量ではないのかもしれない。


問題は、知識不足ではなかった


私が不安になるたびに最初に見ていたのは、
いつも相手の気持ちでした。

彼は今、どう思っている?
返信がないのはなぜ?
この行動をしたら、どう受け取られる?
今動いたら、関係は遠ざかる?

私は、自分の中にある不安を見る前に、
相手の中に答えを探していました。

正確に言うと、
「彼がどう思っているのかを
説明してくれそうな誰か」
の言葉を探していました。

記事を読む。
相談する。
占いを見る。
似たケースを探す。

そうすると、一時的には安心できます。

でも、
相手の本当の気持ちが
確定するわけではありません。
だからまた、少しの変化で不安になる。

ここで初めて、私は気づきました。

私が苦しかったのは、
知識が足りなかったからではなく、
不安になるたびに外へ答えを探す流れが
強くなっていたからだったのかもしれない。

そう思えたとき、少しだけ力が抜けました。

「できない自分」
を責める話ではなく、
不安になったときの向き合い方を
知らなかっただけかもしれない。

そう見方が変わったからです。


「彼はどう思っている?」から「私は今なぜ不安?」へ


そこから私は、
問いを少し変えるようにしました。

それまでは、ほとんどいつも、
「彼はどう思っている?」
でした。

それを、
「私は今、なぜこんなに不安なんだろう?」
に変えてみました。

たとえば、返信が来ないとき。

以前ならすぐに、
返信が遅い理由を調べていました。

でも、その前に一度だけ、
「返信がないことで、
私は何が怖いんだろう」
と自分に問いかけてみる。

すると、
忘れられるのが怖い。
このまま終わってしまいそうで怖い。
自分だけが大切に思っていたらどうしよう。

そんな気持ちが出てくることがありました。

きれいな答えではありません。
すぐに楽になる答えでもありません。

でも、そこで初めて、
自分の気持ちが少し見えました。

私は本当に今連絡したいのか。
それとも、
この不安を早く消したくて動こうとしているのか。

この違いが見えるだけで、
少し立ち止まることが増えていきました。


不安は消えなくても、行動は選べる


問いを変えたからといって、
不安がなくなったわけではありません。

好きな気持ちがあれば、
不安になる日もあります。
返信がなければ、
寂しくなることもあります。
相手の態度が気になる日もあります。

不安をゼロにする必要は
ないのだと思います。

大事だったのは、不安が出てきたときに、
その不安に次の行動を
全部決めさせないことでした。




不安はある。
でも、今すぐ連絡するかどうかは選べる。

気になる。
でも、SNSを見るかどうかは選べる。

怖い。
でも、
すぐに誰かの答えを探しに行くか
どうかは選べる。

感情があることと、
感情のまま動くことは、
同じではありませんでした。

このことに気づいてから、
私は少しずつ
「自分に戻る時間」
を作れるようになりました。


相手の反応だけで一日が決まらなくなった


その後、
私は実際に復縁や関係改善を経験しました。

それは、もちろんうれしい出来事でした。
望んでいたことでもあります。

でも今振り返ると、
一番大きかった変化は、
そこだけではありません。

一番大きかったのは、
相手の反応だけで自分の一日が
決まらなくなったことでした。

以前の私は、
朝にLINEが来れば少し安心する。
返信が遅ければ、一日中気持ちが沈む。
SNSで気になるものを見れば、
頭の中がそのことでいっぱいになる。

相手の反応に、
自分の一日の気分を
ほとんど預けていたのだと思います。

でも少しずつ、
返信がなくても
自分の時間を過ごせる日が増えました。

不安になっても、
すぐに状況を変えようとせず、
一度考えられるようになりました。

相手の反応とは別に、
「私は今日、どう過ごしたい?」
と自分に聞ける時間ができました。

それは恋愛の結果以上に、
私にとって大きな変化でした。


彼を追う前に、答えを追うのをやめる


復縁について調べていると、
「追わないほうがいい」
という言葉をよく見かけます。

私も何度も見ました。

でも当時の私は、
「分かっているけれど、それができない」
と思っていました。

今なら、少し違う言葉で考えます。

彼を追う前に、
まず「答え」を追うのを少しやめてみる。

相手がどう思っているのか。
今動くべきなのか。
何日待つべきなのか。
この行動は正しいのか。

外にある答えを探したくなったとき、
一度だけ、自分のほうへ問いを戻してみる。

「私は今、何が怖い?」
「私は本当はどうしたい?」
「この行動は、私が望む関係に近づくもの?」

すぐに答えが出なくてもいいと思います。

ただ、

「私は本当はどうしたい?」

と自分に聞いてみても、

すぐに答えが出ないこともあります。

むしろ、長いあいだ
「相手はどう思っている?」
「どうすればうまくいく?」
と外の正解を探してきたほど、

自分の願いが
分からなくなっていることもあります。

私もそうでした。

「復縁したい」
「連絡がほしい」
「もっと大切にされたい」

そんな悩みの言葉は出てくるのに、

その奥で、

私は本当は何を望んでいるんだろう?

と聞かれると、
意外と答えられなかったんです。

そこで、
悩みをそのまま抱えるのではなく、

「この悩みの裏には、
どんな願いがあるんだろう?」

と見ていくためのワークもまとめました。

▶︎ 【有料】悩みを願いに翻訳する|HARMで見つける「本当の願い」5STEPワーク

「私は本当はどうしたい?」が
まだうまく言葉にならない人は、

こちらから始めてみるのもおすすめです。

検索してしまう日があってもいい。
確認したくなる日があってもいい。
不安が戻ってくる日があってもいい。

それでも、そのたびに自分を責めなくていい。

外に答えを探していた時間も、
無駄だったわけではありません。
その時間があったからこそ、
私は
「もう十分探してきたのかもしれない」
と気づけました。


具体的な方法を知りたい人へ


「自分を大切にしよう」
「不安に振り回されないようにしよう」

そういう言葉は、
たしかに大事です。

でも実際に不安になった瞬間は、
きれいな精神論だけでは
動けないことがあります。

頭では分かっているのに、
連絡したくなる。
見ないと決めたのに、
確認したくなる。
自分に聞いてみようとしても、
気持ちがぐちゃぐちゃで整理できない。

私自身、そこで何度もつまずきました。

だから有料記事では、
不安になったときにどう立ち止まるか。
衝動をどう保留するか。
相手の基準ではなく、
自分が望む関係に
つながるかでどう判断するか。

その具体的な方法をまとめています。

もう復縁の「正解」を探さなくていい。不安があっても、自分で恋愛を選べる私へ

この記事は、
復縁をあきらめるための
記事ではありません。
相手を好きな気持ちを
否定するための記事でもありません。

不安があるままでも、
自分の気持ちを
置き去りにしないための記事です。

まずは、彼を追う前に。

「答え」を追い続けることから、
少しだけ離れてみる。

そこから、
自分が本当はどうしたいのかを、
少しずつ取り戻していけるのだと思います。









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