【データ保護の基本】レプリケーション・バックアップ・アーカイブの違いをわかりやすく解説
お世話になっております!ITブロガーの内田です。今回はデータ保護のお話をしたいと思います!
データ保護とは?
データ保護と言えば、バックアップを連想される方が多いのではないでしょうか。そして、バックアップと言えば、別のメディアへのファイルコピーを連想される方が多いかもしれません。
ファイルコピーもバックアップ方法の1つなので間違ってはいないのですが、ITインフラのバックアップの世界では、「いつ取得するか」「どれくらい過去に戻せるか」「どこに保存するか」といった設計が必要になり、取得方法も多岐にわたります。
ではどんなデータ保護があるか?まずは大まかな部分から、解説します。

レプリケーション
左は普段利用しているサーバーだと思ってください。常時、右側のサーバーにネットワーク経由でコピーを送り続け、全く同じ複製を作っておくのがレプリケーション。
こうしておけば、左のサーバーが故障して動かなくなっても、右側の複製先に切り替えれば、故障する前とほぼ同じ状態で、業務を再開できますよね!

ただデメリットとして、OSが不具合を起こしたり、ウイルスに感染した場合、これもそのまま複製されてしまうこと。

なので、単純にレプリケーションをしているだけでは、正常だった過去の状態に戻せないのです。
また、常にデータを送り続けるので、ネットワークを占有し続けてしまうこともデメリットとして挙げられるので、この辺の設計も必要となります。

バックアップ
バックアップは、まずサーバーを用意して、そこにバックアップソフトウェアをインストールして、バックアップサーバーを構築します。
バックアップのソフトウェアは、単純にファイルコピーをするものから、独自のファイルに変換して、サイズを小さくして保管できるものまで、ピンキリです。
基本は、スケジュールした時間になったら、バックアップを開始して、これを毎日繰り返します。常時流し続けるレプリケーションと違い、業務時間外にスケジュールすることで、ネットワークの負荷を軽減できます。

もしバックアップしたデータを戻すときは「リストア」というアクションが必要となります。

レプリケーションと違って、バックアップはたくさんの世代を持つことができるので、例えば昨日からウイルスに感染していたら、一昨日のデータをリストアして、感染していなかった前の状態に戻すこともできるのです!

違いを抑えておきましょう。
レプリケーションとバックアップの違いは、この辺りを抑えておくとよいと思います!
レプリケーション
・常に同期をして複製を作る
・障害時は複製先に切り替える
・昔の状態には戻せない
バックアップ
・スケジュールして取得する
・復元時はリストアが必要
・複数世代を保持できる
アーカイブ
その他にも、アーカイブという保護の方法があります。データを退避させておくという点ではバックアップと同じですが、普段は使わないものの、記録として残しておく必要があるデータを保管しておくのがアーカイブです。

例えば、エビデンスのような、何かの証拠になるようなものが、アーカイブの対象となるケースが多いです。
頻繁に取り出さないので、低価格のディスクや、安価なプランのクラウドストレージを保管先にするのが一般的です。

最後に
今回はバックアップの基本の「き」にフォーカスして解説させていただきましたが、いかがでしたか。データ保護はこれで終わりではなく、ここからさらなる続きがあります!
今後、執筆する続編もぜひ読んでみてください!

以上、データ保護のお話でした。
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