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Quest『僧侶語り』が決まった夜(8/30)|正体隠匿ゲーム会レポ

騙し合うゲームがもたらしたものは、想像以上に豊かな時間だった。
私たちは4人で集まり、17時から23時まで新宿コリビングで遊びきった。参加者が揃うまではテキサスホールデムで肩慣らしをし、18時過ぎからは『Quest:永遠の王の物語』(以下、Quest)をこの日ずっと4人戦で回した。合間には近所のタイ料理カフェで休憩を挟み、再びQuestを重ね、最後はプロジェクターで『タイタニック』の終盤を見届けて解散。場のあちこちに雑談が織り込まれ、笑いと驚きと学びが交互に訪れる一夜になった。

当日の流れ

  • 17:00–18:00 テキサスホールデム(参加者を待ちながら談笑)

  • 18:30–20:00 Questを3〜4戦3戦目か4戦目で“僧侶語り”が決まる)

  • 20:00–21:00 近所のタイ料理カフェで食事(1名は体調不良でコリビング休憩)

  • 21:00–22:00 Questを2〜3戦

  • 22:00–23:00 プロジェクターで『タイタニック』終盤 → 解散

※雑談はポーカー中/合流後のポーカー/食事中/Quest後〜映画前/映画後まで、終始ゆるく続いた。

ハイライト:4人戦で“僧侶語り”が刺さる

この日は最初から最後まで4人戦。なかでも場が一変したのは前半ブロックの3戦目か4戦目で起きた“僧侶語り”だ。
Questのディレクターズカット4人戦では、正義側は「僧侶・若者・アーサーの忠実なる家来」の3役のうち2役だけがランダム採用され、邪悪側は「モルガン・ル・フェイ」と「盲目の狩人」の2役で構成される。ここで重要なのは、外れた1役(=不在役)が何かは誰にも開示されない点である。つまり、卓の全員が僧侶が採用“されていない”可能性を排除できない

問題の局面では、実際に僧侶が不在だった。そこで最初のラウンドのリーダーだった邪悪側の一人が「自分は僧侶だ」と語り、対抗が出ないまま“僧侶として場に承認”されてしまった。以後、正義側はお互いを最後まで信じ切れず、肝心の最終局面でも選択が割れて邪悪側の勝利
「不在役が誰にも分からない」という構造的な盲点を突いたブラフが、見事に刺さった瞬間である。あの時の空気は——「これ、めっちゃ面白いですね」のひと言に尽きる。

ルール補足

Questはアーサー王伝説を題材にした正体隠匿系で、複数回の遠征成否で勝敗が決まる。ディレクターズカット版の4人戦では正義側の3役から1役がランダムに除かれ、しかも誰にも公開されない。僧侶は“正体の手掛かりを持つ”役だが、僧侶が不在の卓では僧侶を名乗られても対抗が立たない。場がそのまま誤った確信へと収束すると、正義側は推理の足場を失い、邪悪側の掌で踊らされる。今回はこの「不在=不可視」を逆手にとった一手が、美しく決まった。

少人数の豊かさ:共有地ができる

ハイライトのあと、自然に感想戦が始まった。なぜ信じたのか、なぜ疑ったのか、何をどう解釈したのか。判断の背景を言葉にして並べると、共通体験をもつ仲間意識が芽生える。雑談はポーカーの待ち時間から食事中、Quest後、映画後まで途切れず続き、文学・文芸・映画・音楽・グルメ……と話題が多岐に広がった。少人数には、少人数ならではの深さがある。

次回について(初心者歓迎/紹介制/企画持ち込み歓迎)

次回は大人数でも試してみたい。ただし初心者歓迎の方針は変えない。最初に簡単なルール説明から入り、プレイ中も都度フォローする。企画の持ち込みも大歓迎である(次回候補に『たほいや』も検討中)。
なお、新宿コリビングは紹介制の場である。運営(おーちゃん)の友人・知人、または既にコミュニティ参加者からの紹介を基本としている。興味がある方は、対面で出会ったときに気軽に声をかけてほしい。お互い無理なく話せたら、少人数のコアを固めてから日程を調整し、改めて案内する。

運用メモ(費用・設備)

費用は当日の実費を参加者でシェアする運用である。今回は気づいて支払ってくれた方がおり、とても助かった。ありがとう。
設備はプロジェクターボードゲーム・カードゲーム・ビデオゲーム複数、そして本格調理OKのキッチン(厨房とまではいかないが一通り揃う)。飲食持込可、早朝または深夜は近隣配慮で音量は控えめ。途中参加・途中抜けOK

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文責/主催:magnet Inc. 大坪洋祐(おーちゃん)
連絡:Discord @yosukeotsuboMessenger 大坪洋祐
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