けっきょく、よはく【世捨て人エッセイ】
体が鉛のように重い
朝の3時間の労働が終わって、昼食を食べたあとうっかり2時間くらい寝てしまった
昼寝をした後の体はどうしてこんなに重いんだろう
体をゆっくり起こしてキッチンに向かう
昨日使った食器がそのまま流しに放置されている
そんなことにうんざりとして逃げるように自分の部屋に向かう
脱ぎっぱなしの服や、amazonから届いた荷物の段ボールが散乱している
部屋の散らかり具合というのは、心や生活リズムと比例している
そういえば最近は自炊をサボってファストフードに頼ったり、寝不足だったなあ
なんてふと我に帰る
「めんどくさいけど、片付けるか」
そう1人で呟いて部屋の掃除を始める
ミニマリストなので、物が少ないので部屋を片付けるのに10分とかからなかった
こんなにすぐ終わることなのに気を抜くとなぜだか、サボってしまう
とはいえ、部屋を片付けると、なぜか心がスッと軽くなる
心なしか空気も散らかっていた時より澄んでいる感じがするし
呼吸もゆっくりと、そして深くできるような気がしてリラックスできる
僕らは幸せになるために何でもかんでも詰め込もうとしてしまいがちだが
そもそも幸せを感じるための余白がなければ、それに気づけない
必ずしも問題解決することだけが、正しいとは限らない
「ままならいないこと」は「ままならないまま」置いておけば良いのだ
忙しない世の中で、喜怒哀楽をちゃんと感じる心の余白をきちんととっておくのだ
