【オトナになることのうた】Saucy Dog その2●<私達はもう大人だからね>…「煙」
このところは日本の若いアーティストをいろいろ観ていました。たまたまですが。
みなさまもお時間あれば、ぜひ。聴いて、見てみてください。
半年後、1年後、2年後、3年後……5年後にこの人たちはどうなっているのか。期待を込めて、楽しみです。
ほかに最近はテレビドラマのことを調べたり考えたりしていましたね。専門外のことには下調べの労力がいっそう必要。
それから阪神タイガース・原口選手の引退試合とセレモニーには涙。お疲れさまでした。
そしてそして、日本の次の総理大臣が決まりましたね。僕は石破さんはわりと好意的に見ていたのですが。
今後の日本が、そして世界が、いい方向に行くことを願っています。
それではサウシーの2回目を書きます。
『カントリーロード』のジャケットは松江の景色
Saucy Dogの過去の楽曲を確認していくと、ずいぶんと初期の段階で、大人ということに言及した歌がある。
最初のミニアルバムに入っている「煙」という曲だ。
そのため、その2017年発表のミニアルバム『カントリーロード』に焦点を当てようと思う。
その前に、このアルバムのジャケットを見て、気づく方はどのぐらいいるだろうか。
島根県松江市の街並みなのである。
このことに僕はすぐに気づいた。前回も書いたように、石原と同じ、島根県出身だからである。
アルバムタイトルから、それは確信した。つまり<田舎道>。
2022年の山陰中央新報に、こんな記事があった。
2017年5月にリリースしたサウシードッグのファーストミニアルバム「カントリーロード」。「ふるさと」を連想させるアルバムのジャケットを彩るのは、石原慎也さん自身が撮影した故郷・松江の写真。撮影場所に選んだのは山陰合同銀行本店(松江市魚町)最上階(地上14階)にある展望フロア。地上約70メートルから、嵩山など山々の緑、宍道湖に注ぐ大橋川といった松江の風景を見渡せる。
「煙」はこのアルバムの1曲目に置かれている。
「煙」で描かれているのは、年上の彼女との別れ
ギターロック・ナンバーの「煙」。この曲が。サウシーが現在の3人になって早いうちに書かれたものであることは、今までにインタビューなどで語られている。
ここでは、この3人編成になって一番最初に作り、今までずっとやってる曲だと言われている。
そしてこの歌詞では、恋の終わりを思わせる描写がされている。
<「私達ね、もう大人だからね好きなだけじゃ一緒にいられないのはもう分かっているよね? それじゃあまたね?」>
<「私達ね、もう大人だからね好きなだけじゃ一緒にいられないの」って?ちょっと待って>
「もう大人だから」のひとことで別れを切り出すとは、なかなかしんどい状況である。
この話には事情があった。歌詞については石原の実体験を基にしているらしく、その時の彼女は年上だったという。
「年上の方とお付き合いしていた時に、別れてからちょっと引きずっていた期間を思い出しながら書いた曲で、お風呂に入っているときに、“走って走って”のメロディと歌詞が浮かんで生まれた曲です」
アルバムが出たのは2017年5月。3人が揃ったのは2016年のことだと思われる。
石原は1994年3月の生まれなので、2016年には22歳になっている。書いたのがそのくらいでも、交際していたのはもう少し前のことだと考えられる。
そして年上といって、相手の年齢がどのぐらいかによる。ただ、歌詞の状況を思うと、彼女のほうは、この関係に早く答えを出したかったように感じる。勝手な分析だが。
ただ、大人なのは<私達>とされているので、そこまで大きな年齢差ではないようにも思う。おそらく、彼女がとんでもなく上ということはないだろう。
それにしても年齢というやつは、時に厄介である。単に……と言い切るのもなんだが、ただ生まれてきて、今まで経過したその人の時間の長さでしかない。物理的には。なのに、そこにいろいろなものが絡み、関係していて、お互いのあり方を揺さぶったりする。
その中で「もう大人だから」という理由が突きつけられるのは、せつないものがある。もっとも、今思ったが、それは別れるための口実だったのかもしれないが。
「煙」には、石原のホロ苦い青春の記憶が描かれているのだろう。
<Saucy Dog その3 に続く>

親鶏中華そば、930円。
鶏チャーシューと鶏出汁のスープ、
これらの醤油味がゴツゴツとうねる麺に絡みつく。
これは中太麺だけど、極太だとどんななの?
人気店なのも納得です
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