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🌏世界の授業アイデア91「Paper Prototype」ー“紙で試しながら考える”活動

アイデアを考えていると、

「頭の中では良さそうだったのに、実際に形にすると違った」「作り始めてから課題が見えてきた」

という経験はありませんか。

もちろん、しっかり計画を立てることも大切です。

でも、ときには「まず試してみる」ことで見えてくることもあります。

今回紹介する Paper Prototype(ペーパー・プロトタイプ) は、紙を使って簡単な試作品を作り、改善を重ねながら考える活動です。


図工の授業で実際に子どもたちが試作している様子です。
(※まだ作成途中です)
短冊状に切った画用紙をつなげて試作品を作り、その後、木を使った本制作へと進みました。

👇授業で子どもたちに説明する際に使用した動画(日本語)はこちらをご覧ください。
(たくさんの例が紹介されていて、とても分かりやすかったです)

👇他の活動例(英語版)はこちらをご覧ください。
(紙を使ってゲームデザインの試作をしている様子が分かります)

■ Paper Prototypeとは

Paper Prototypeは、紙を使って簡単な試作品を作り、試しながら改善していく活動です。

基本の流れは、

① アイデアを考える
② 紙で簡単に作る
③ 試して改善する

というシンプルなものです。

大切なのは、最初から完成度を求めないこと。

まず形にしてみることで課題や改善点が見え、新しいアイデアにつながっていきます。

■ 日本の授業で考えてみる

この考え方は、

・図工
・総合学習
・ICT活用
・探究学習
・学級活動

など、様々な授業で活用できます。

例えば図工では、本格的な作品を作る前に紙で試作品を作る。

ICT活用では、アプリやWebページの画面構成を紙で設計してみる。

また、探究学習では、アイデアを形にして仲間から意見をもらい、改善を重ねる活動にも応用できます。

失敗を前提に小さく試せるため、挑戦しやすく、試行錯誤する力を育てやすい活動です。

■ ポイント

この活動では、「上手に作ること」よりも、「試して改善すること」を大切にします。

見た目を整えることに時間をかけるよりも、短時間で形にして試すことで、多くの気づきを得ることができます。

また、

・改善前と改善後を比べる
・友達から意見をもらう
・別の方法でも作ってみる

といった工夫を取り入れると、考えがさらに深まります。

■ 明日やるなら

・紙1枚から始める
・完成度は求めない
・短時間で作る
・試した後に改善する
・友達から意見をもらう

まずは「作ってみる」ことから始めるだけでも十分です。

■ 参考

このような活動は、海外の教育サイト Edutopia などでも紹介されています。



次回は

Maker Challenge

ものづくりで学ぶ活動です。

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