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🗺️世界の教室アイデア⑱「Think Time」ー考える時間を意図的につくる

教室で、

・発問すると同じ子ばかりが答える
・考える前に反応してしまう
・もっと多くの子に参加してほしい

そんなことはありませんか?

海外の教室には、日本ではあまり見られない日常の小さな工夫があります。このシリーズでは、教室づくりや学級経営に関わるアイデアを少しずつ紹介していきます。

今回は Think Time(シンク・タイム)です。


■ Think Timeとは


Think Timeは、問いを出したあと、すぐに答えさせるのではなく、「考える時間を取る」というシンプルな方法です。

数秒から十数秒程度、意図的に待つことで、子どもたちの思考を引き出します。

海外では Wait Time(待ち時間)として研究されており、発言の量や質、参加する子どもの広がりに影響すると言われています。

(👇実際のイメージ)

Springer School & Centerより引用

※問いを投げかけた後に少し待つことで、すぐに答える子だけでなく、多くの子が考える時間を持つことができます。


■ こんな感じ


例えば、

① 問いを出す
② すぐに指名しない
③ 数秒待つ
④ 考えがまとまってから共有する

という流れです。

特別な準備は必要ありません。大切なのは、「考える時間にも価値がある」と捉えることです。


■ 日本ならこう使える


日本の教室でも取り入れやすい方法です。例えば、

・発問後にすぐ指名しない
・「10秒考えよう」と伝える
・一度ノートに書いてから共有する

といった形で活用できます。

形式よりも、「急がずに考える時間を保障する」という考え方がポイントです。


■ ポイント


中途半端に待たないこと。短すぎると考える前に終わってしまい、長すぎると集中が途切れてしまいます。発問の内容に応じて、意図を持って時間を設定することが大切です。


■ 明日やるなら


次に発問をした時、すぐに指名するのではなく「10秒考えよう」と伝えてみる。それだけでも、普段は発言しない子の考えが見えてくるかもしれません。



次回は

Positive Reinforcement

良い行動を伸ばす関わり方について紹介します。

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