🌏世界の授業アイデア74「Gallery Critique」ー“見る力”を育てる作品鑑賞
授業の中で、作品などを見合う場面はありませんか。
図工。
作文。
発表。
新聞。
プレゼン。
ただ、「見て終わる」だけになってしまうこともありますよね。
もちろん鑑賞すること自体も大切です。
ただ、 「見ながら学ぶ」という方法もあります。
今回紹介するのは、
Gallery Critique
(ギャラリー・クリティーク)という活動です。
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👇解説動画(英語版)はこちらをクリック!
■ Gallery Critiqueとは
これは、
作品を教室内に掲示し、
見て回りながらコメントや評価を行う活動
です。
以前紹介した
「Gallery Walk」が、
👉 “見て回りながら交流する”
活動だったのに対して、
Gallery Critiqueは、
👉 「見ながら分析・評価する」
ことに特徴があります。
基本の流れは
① 作品を掲示する
② 見て回る
③ コメントを書く
④ 気づきを共有する
このようにして、
作品を通して学び合います。
つまり、
👉 “鑑賞を学びにつなげる”活動
です。
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■ 面白いところ
この活動の面白いところは、
“見る視点”が育つこと
にあります。
作品鑑賞では、
「すごい」
「上手」
だけで終わってしまうことがあります。
しかし、
Gallery Critiqueでは、
・どこが工夫されているのか
・なぜそう感じたのか
・自分ならどうするか
を考えながら見るため、
👉 「見ること」そのものが学び
になっていきます。
また、
👉 「他者の工夫を吸収できる」
のも大きな特徴です。
友だちの作品を見ることで、
・表現方法
・構成
・アイデア
・まとめ方
など、
自分にはなかった視点に気づくことがあります。
その結果、
👉 “見合うこと自体が教材”
になっていくのです。
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■ なぜ効果があるのか
この活動のポイントは、
👉 「比較」が思考を深める
ことにあります。
一つの作品だけを見ていると、
「良い・悪い」
で終わりやすくなります。
しかし、
複数の作品を見ることで、
・共通点
・違い
・工夫
・個性
が見えやすくなります。
すると自然に、
👉 「なぜこうしたのだろう?」
という思考が生まれます。
また、
👉 「見る→考える→言葉にする」
という流れが入るため、
鑑賞だけでなく、
言語化する力も育ちやすくなります。
ここに、この活動の本質があります。
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■ 日本の授業で考えてみる
この方法は、
・図工
・国語
・総合
・新聞づくり
・発表活動
などで使えます。
例えば図工。
作品を掲示し、
・色使い
・構図
・工夫
などを見つける。
国語なら、
作文や意見文を読み合い、
「伝わりやすい表現」
を探すこともできます。
総合なら、
プレゼン資料や壁新聞を見合う活動にも使えます。
また、
日本の授業でも、
「作品鑑賞」はよくあります。
ただ、
Gallery Critiqueは、
👉 「見て終わらない」
ところに特徴があります。
感想だけでなく、
👉 「次の自分の学びにつなげる」
視点が入ることで、
学び合いが深まりやすくなるのです。
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■ 明日やるなら(これだけ)
作品を教室に並べる
「工夫を1つ見つける」にする
付箋でコメントを書く
「なぜそう思ったか」も書く
まずは“見合う時間”を作るだけでも十分です
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■ 小さなポイント
この活動では、
👉 「見る視点」を先に示す
ことが大切です。
例えば、
・色使い
・構成
・伝わりやすさ
・アイデア
など、
観点を少し示すだけでも、
かなり見方が変わります。
また、
👉 「全員同じ感想でなくてよい」
ことも大切です。
人によって、
気づくポイントは違います。
だからこそ、
👉 “違う見方”に価値がある
活動になります。
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■ 注意したいところ
この活動は、
・コメントが浅くなる
・「上手い」で終わる
・人気投票になる
と、学びが深まりにくくなることがあります。
そのため、
👉 「どこが?」や 「なぜ?」
を入れることが重要です。
また、
👉 「評価」より 「発見」
を中心にすると、
安心して参加しやすくなります。
特に低学年では、
「良い・悪い」
よりも、
👉 「気づいたことを見つける」
くらいから始めると取り入れやすいです。
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■ 参考
このような活動は
海外の教育サイト
Edutopia
などでも紹介されています。
海外の授業を見ていると、
「なるほど」と思う
小さな工夫がたくさんあります。
これからも
少しずつ紹介していこうと思います。
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次回は
Think-Puzzle-Explore
問いを広げる
思考活動です。
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