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🌏世界の授業アイデア⑥「Chalk Talk」—話さずに議論する活動

海外の授業には、日本ではあまり知られていない小さな工夫がたくさんあります。

このシリーズでは、明日すぐ試せそうなものを、少しずつ紹介していこうと思います。

今回は、Chalk Talk(チョーク・トーク)という方法です。



授業で議論をするとき、普通は「話す」ことが前提になります。

意見を言う、相手の意見を聞く、そして考えを深めていく。
でも海外の授業には、少し不思議な方法があります。

話さないで議論する。
それが、Chalk Talkです。

解説動画はこちらをクリックしてください🎥

■ Chalk Talkとは


Chalk Talkは、言葉ではなく、書くことで議論する活動です。
黒板や模造紙に、テーマや問いを書いておきます。

例えば

・なぜこの出来事は起きたのか
・この人物の行動をどう思うか
・この問題の解決方法は何か

子どもたちは、その周りに意見を書きます。(黒板や模造紙に直接書き込むのもいいですし、付箋を貼っていくというのもいいと思います。)

そして、他の人の意見を読みながら

・質問を書く
・コメントを書く
・つながる考えを書く

そんなやり取りをしていきます。
その間、基本的に話はしません。

■ 面白いところ


Chalk Talkの面白いところは、静かな対話が生まれることです。

話し合いだと、

・発言が得意な人
・声の大きい人

が中心になることがあります。
でもChalk Talkでは、全員が同じように参加できます。

書くことで、ゆっくり考える時間も生まれます。
そして「こんな考えもあるんだ」という発見も自然に起こります。

■ 日本の授業で考えてみる


例えば社会。
「この出来事はなぜ起きたのだろう?」
付箋に書いて、子どもたちが意見を貼っていく。

国語なら、「この登場人物の気持ちは?」
理科なら、「この結果はなぜ起きた?」など。

言葉で議論する前に、書いて考える時間を作ることができます。

■ 小さなポイント


Chalk Talkでは、沈黙の時間を大切にすることがポイントです。

つい先生が説明したくなったり、子どもが話し始めたりしますが、少し静かな時間を作ることで、考えが広がっていきます。

■ 参考


このような活動は、海外の教育サイトEdutopiaなどでも紹介されています。

海外の授業を見ていると「なるほど」と思う小さな工夫がたくさんあります。
これからも少しずつ紹介していこうと思います。

次回は

「Snowball Discussion」

という方法です。

最初は2人で話し、そのあと4人、8人と少しずつ対話を広げていく活動です。

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