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🗺️世界の教室アイデア㊹「Conflict Resolution Steps」ー子ども同士でトラブルを解決する力を育てる

教室で、

・子ども同士の言い合いが増えてしまう
・トラブルのたびに教師が仲裁している
・自分たちで解決する力を育てたい

そんなことはありませんか?

海外の教室には、日本ではあまり見られない日常の小さな工夫があります。このシリーズでは、教室づくりや学級経営に関わるアイデアを少しずつ紹介していきます。

今回は Conflict Resolution Steps(コンフリクト・レゾリューション・ステップス) です。


■ Conflict Resolution Stepsとは


Conflict Resolution Stepsは、子ども同士のトラブルを決まった手順で解決していく取り組みです。

例えば、

・まず気持ちを落ち着かせる
・相手の話を最後まで聞く
・自分の気持ちを伝える
・一緒に解決策を考える

といった流れで進めます。

海外では、トラブルを「誰が悪いか」を決めるだけでなく、人との関わり方を学ぶ機会として活用している学校もあります。

(👇実際のイメージ)

We Are Teachers Pinterestアカウントより引用

※解決までの手順が見えることで、感情に流されず、一つずつ落ち着いて話し合いやすくなります。


■ こんな感じ


例えば、

① 一度落ち着く
② 相手の話を聞く
③ 自分の気持ちを伝える
④ お互いに納得できる解決策を考える

という流れです。

大切なのは、「感情だけで終わらせず、解決までの手順を共有すること」です。


■ 日本ならこう使える


日本の教室でも取り入れやすい方法です。例えば、

・解決の手順を教室に掲示する
・学級活動でロールプレイを行う
・トラブルがない時期に練習しておく

といった形でも実践できます。

近年では、相手が嫌な気持ちにならない断り方や、けんかになりにくい伝え方など、人との関わり方を学ぶ「ライフスキル教育」に取り組む学校も増えています。

Conflict Resolution Stepsも、そのようなライフスキルを育てる実践の一つとして取り入れやすい考え方です。


■ ポイント


トラブルが起きてから教えるのではなく、落ち着いている時に手順を共有し、何度か練習しておくことが大切です。

「困ったらどう話すか」をあらかじめ学んでおくことが、いざという場面で落ち着いて行動する力につながります。


■ 明日やるなら


「困ったときは①落ち着く→②話を聞く→③気持ちを伝える→④解決策を考える」という4つの手順を教室に掲示してみましょう。

さらに、トラブルが起きていない時にロールプレイを取り入れると、「断り方」や「注意の仕方」など、日常生活でも役立つライフスキルとして身に付きやすくなります。



🌍 世界では…

Conflict Resolution Stepsは、海外では SEL(Social and Emotional Learning:社会性と感情の学び) の一環として取り入れられている学校も多くあります。

日本でも、相手とのよりよい関わり方を学ぶライフスキル教育として取り入れることで、日常のトラブルを学びの機会に変えることができます。
(👇SEL:ライフスキル教育実践集ついてはこちら)

https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/2019040800240/file_contents/kannseigennkou.pdf



次回は

Visual Timer

時間を見えるようにする工夫について紹介します。

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