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🗺️世界の教室アイデア㊴「Clean-Up Routine」ー片付けを習慣化する

教室で、

・片付けに時間がかかる
・毎回同じ注意をしている
・活動の切り替えをスムーズにしたい

そんなことはありませんか?

海外の教室には、日本ではあまり見られない日常の小さな工夫があります。このシリーズでは、教室づくりや学級経営に関わるアイデアを少しずつ紹介していきます。

今回は Clean-Up Routine(クリーンアップ・ルーティン)です。


■ Clean-Up Routineとは


Clean-Up Routineは、片付けを決まった流れや合図で行う習慣づくりです。

例えば、

・決まった音楽を流す
・片付けの手順を掲示する
・役割を決めて行う

といった形で進めます。海外では、毎回同じ流れで片付けを行うことで、子どもたちが自分で行動できるようにしている学校もあります。

(👇実際のイメージ)

各掃除場所に、手順を示したカードを用意します。
PLAY TO LEARN PRESCHOOLより引用
↑ごみを集める場所を予め示しておきます。
The Art of Educationより引用

※片付けの流れを習慣化することで、教師が何度も指示を出さなくても、子どもたちが自然に動けるようになります。


■ こんな感じ


例えば、

① 合図を出す
② 決まった手順で片付ける
③ 全員で確認する
④ 次の活動へ移る

という流れです。大切なのは、「その場の指示」ではなく、「いつもの流れ」をつくることです。


■ 日本ならこう使える


日本の教室でも取り入れやすい方法です。例えば、

・片付けの音楽を流す
・手順を黒板に掲示する
・役割を決めて取り組む

といった形でも実践できます。

私の学級では、帰りの準備の時間に毎日同じ音楽を流しています。音楽が終わる頃には帰りの会を始めるので、「音楽が終わるまでに片付ける」という流れが自然と習慣になっています。子どもたちも音楽を口ずさみながら楽しそうに片付けをしていて、気持ちよく一日を終えられる時間にもなっています。

毛筆の授業では、片付けの順序をラミネート加工して
黒板左上に毎回掲示しています。↑
片付けが終わった後の手順も黒板に書いておくと、
早く終わった子も静かに次の活動をすることができます。

また、図工や書写(毛筆)の授業では、片付けの手順をあらかじめ黒板に書いておきます。何をすればよいかが一目で分かるので、子どもたちも迷わず行動でき、教師が何度も説明する必要が少なくなります。

形式よりも、「何をすればよいかが分かる仕組みをつくる」という考え方がポイントです。


■ ポイント


最初に丁寧に練習すること。一度流れを身につけておくことで、その後の声かけを減らし、スムーズな教室運営につながります。


■ 明日やるなら


片付けの時間になったら、毎回同じ音楽や合図を使ってみましょう。それだけでも、「この音が鳴ったら片付ける」という習慣が少しずつ育っていくかもしれません。



次回は

Safe Space

安心して過ごせる教室づくりについて紹介します。

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