🌏世界の授業アイデア90「Build a Model」ー“形にして考える”活動
授業で学んだことを説明しようとすると、
「言葉だけでは伝えにくい」
「仕組みや構造がイメージしにくい」
と感じることはありませんか。
もちろん、文章や図でまとめることも大切です。
でも、ときには「形にして考える」ことで理解が深まることもあります。
今回紹介する Build a Model(モデルづくり) は、材料を使って考えを形に表しながら学ぶ活動です。
⸻
■ Build a Modelとは
Build a Modelは、身近な材料を使って、学んだことや考えをモデルとして表現する活動です。
基本の流れは、
① テーマを決める
② 材料を使って作る
③ モデルの意味を説明する
というシンプルなものです。
大切なのは、きれいな作品を作ることではありません。
考えを形にすることで、仕組みや関係性を整理し、自分自身の理解を深めることが目的です。
⸻
■ 日本の授業で考えてみる
この考え方は、
・理科
・社会
・図工
・総合学習
・探究学習
など、様々な授業で活用できます。
例えば理科では、火山や人体の仕組みをモデルで表現する。
社会では、町づくりや防災計画を立体的に表して考える。
また、探究学習では、調べた内容やアイデアをモデル化し、仲間に説明する活動にも応用できます。
形にして表現することで、複雑な内容も共有しやすくなり、考えを整理する力も育てることができます。
⸻
■ ポイント
この活動では、「作品づくり」ではなく、「考えを表現すること」を大切にします。
教師は完成度よりも、
・なぜその形にしたのか
・何を表しているのか
・どんな工夫をしたのか
を説明する場面を設けると、学びが深まります。
また、材料は紙や付箋、段ボールなど身近なもので十分です。
作る過程や説明の内容にも目を向けることで、一人一人の思考を見取りやすくなります。
⸻
■ 明日やるなら
・紙や付箋だけで始める
・完成度より考えを重視する
・作った後に説明する時間を取る
・グループで作ってみる
・途中経過も共有する
まずは「学んだことを形にしてみる」ことから始めるだけでも十分です。
⸻
■ 参考
このような活動は、海外の教育サイト Edutopia などでも紹介されています。
⸻
次回は
Paper Prototype
紙で試しながら考える活動です。
⸻

いいなと思ったら応援しよう!
チップは不要です。もし「いいな」と感じていただけたら、どなたかにそっと紹介していただけると嬉しいです。