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🗺️世界の教室アイデア㊺「Visual Timer」ー子どもが”自分で動く”教室へ

教室で、

・「あと何分?」と何度も聞かれる
・活動が予定より長引いてしまう
・時間を意識して行動できるようになってほしい

そんなことはありませんか?

海外の教室には、日本ではあまり見られない日常の小さな工夫があります。このシリーズでは、教室づくりや学級経営に関わるアイデアを少しずつ紹介していきます。

今回は Visual Timer(ビジュアル・タイマー) です。


■ Visual Timerとは


Visual Timerは、残り時間を子ども自身が一目で分かるようにする工夫です。

例えば、

・残り時間を色で表示する
・カウントダウンを映す
・時間の経過を視覚的に示す

といった方法があります。

海外では、教師が何度も時間を知らせるのではなく、子ども自身が残り時間を見て行動を調整できるようにするための工夫として活用されている学校もあります。

(👇実際のイメージ)

Discount School Supplyより引用
Discount School Supplyより引用

※残り時間が見えることで、「あとどれくらい頑張ればよいか」「いつまでに準備すればよいか」が分かり、自分で活動のペースを考えやすくなります。


■ こんな感じ


例えば、

① 活動時間を決める
② Visual Timerを表示する
③ 子どもが残り時間を確認する
④ 自分で活動のペースを調整する

という流れです。

大切なのは、「時間を知らせる」ことではなく、子ども自身が時間を見て判断することです。


■ 日本ならこう使える


日本の教室でも取り入れやすい方法です。例えば、

・電子黒板にタイマーを映す
・大型タイマーを活用する
・話し合いや個人学習で毎回使う

といった形でも実践できます。

「あと何分ですか?」という質問があれば、教師が答えるのではなく、

「タイマーを見てごらん。」
と返してみるのも一つの方法です。

少しずつ、時間を教師が管理するのではなく、子ども自身が管理するという意識につながっていきます。

※「タイマーを使って時間を見える化する方法」については、以前紹介した🗺️世界の教室アイデア㉘『Timer Use』でも紹介しています。今回は、その一歩先である「子ども自身が時間を見て行動を調整する」という視点で紹介しました。


■ ポイント


Visual Timerは、ただ表示するだけでは十分ではありません。

「この時間で何を終わらせるのか」を子どもたちと共有しておくことで、自分でペースを考えながら活動しやすくなります。


■ 明日やるなら


明日は話し合いや個人学習で5分や10分のVisual Timerを表示し、

「先生が時間を教えるのではなく、自分でタイマーを見ながら進めよう。」

と声をかけてみましょう。

時間を意識する力だけでなく、自分で行動を調整する力も少しずつ育っていくかもしれません。



🌍 世界では…

海外では、Visual Timerは時間管理のための道具というよりも、子どもの自己管理を支える道具として活用されている学校もあります。

「あと何分あるか」を教師が繰り返し伝えるのではなく、子ども自身が見通しをもちながら行動することを大切にしている点が特徴です。



📚 関連記事

時間を見える化する基本的な考え方については、🗺️世界の教室アイデア㉘『Timer Use』でも紹介しています。

合わせて読むことで、「時間を見える化する」から「子ども自身が時間を管理する」までの流れが、よりイメージしやすくなるかもしれません。

次回は

Desk Signals

支援が必要な子を見逃さない工夫についてです。

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