#122🎬️『スクラップ・ヘブン』|いつだって想像力を|20年経っても、人は変わってないかもしれない
単なる”過激な衝動と危うさが強烈なインパクトを与えた映画”としてではなく、
この作品が裏側に見せる、“想像力の欠如が生む暴力”が、今観ても刺さる。
「この世の中、想像力が足りねえんだよ」という叫びが、21年ぶりに再度スクリーンで響き渡る──。
「あれから20年後の今、“想像力”でマシになったのか!?」(公式サイトより引用)
─マシになってることも、変わってないことも、
残念ながら酷くなってることもある。
想像力があれば、世界はもっとマシになるはず。
「未来には、想像力を」
今も変わらない課題ではないだろうか。
「敵は誰だ」
─敵は、自分自身。
システムや制度は少しマシになったかもしれない。
でも結局、人は変わってないかもしれない。
昔は限られた場所で起きていた無理解や暴力が、
簡単に、広く瞬時に情報共有できるようになって、
「想像力の欠如」がより見えにくく、拡散しやすくなった。
痛みや不正に対する共感の連鎖も可能にはなったけれど、
攻撃的な反応の方が、爆発的なスピードで広がることが多い。
他者への想像を欠いたまま、人の尊厳を傷つけ、
平気な顔している人や、笑っている人がいる。
20年前よりも、
匿名性がある分、多くの人が簡単に加害者になってしまう。
技術が発達しているから、簡単に多くの命を奪ってしまう。
短絡的に考えて、安易な方法で表現する前に、
想像して、自問して、自分の頭で思考して消化したい。
今も未来も、いつだって想像力を。
自分のすぐ外側に、自分と同じように痛みを感じる誰かがいる。
過去も未来も今も関係ない。
近くも遠くも関係ない。
目の前も画面の向こうも関係ない。
優しい世界には、平和には、想像力が必要。
それがなければ、きっと同じことは繰り返される。
『想像力の欠如』が人を、そして社会をどう壊していくか。
それを、考え続けなければいけないのかもしれない。
今リバイバル上映されること自体が、そのための警鐘のように感じる。
⬇️こちらは時代の変遷を感じた
