🎯第8章 決心まで:その5 浦島太郎だよ~ん
メチオニンを用いたPET検査から
1年余りが過ぎた。
検査結果は陰性だったけど、
その後のMRI画像に映る嚢胞は
依然拡大傾向…
(何で大きくなるねん…)
なぜか大阪弁になる僕。
森先生からは、
こんなことを言われていたんよ~
「辛島君、
このまま嚢胞の拡大が止まらなければ、
正常な脳が圧迫されることによって
体に何らかの悪影響が出てきます」
ってことは…
今の拡大ペースが続くようであれば、
それが髄芽腫の再発でなくても
今のうちに何か手を打てないと
ダメダメよ~ってことなんだろう。
「もう一度、
検査を受けた大学病院へ行ってきてください。
今度は私の後輩である医師に診てもらいます」
先生はそう言われると
紹介状が入った封筒を渡してくれた。

後日、その紹介状を持って再び大学病院へ…
以前ここへ来た時よりも
順調に増改築工事が進んでいるみたい。
ただ、その代わり診察室などの配置が
一時的に変わって(移動して)いたもんで
頭が混乱して迷子状態…
(えっと…脳神経外科外来はどこかぇ~)
院内を右往左往していると
(あっあれか~)
ようやく場所がわかってホッとする僕。
ところが…
外来窓口で受付を済ませようとしたら、
「システム?」が新しくなっていて
「しどろもどろ」
それはこんな流れ…
・病院入り口で受付後、
僕の受診番号やバーコードが
記載されたファイルを渡される
・それを外来窓口の機械にかざし
待合室で待機する(ピッで完了!)
・診察可能な状態になると、
窓口上にある大きな電光掲示板に
僕の受診番号が表示される
・それを確認したら診察室へ入っていく…
学生のころは
こんなシステムじゃなかったはず…
じゃ~どうやってたのかは
忘れちゃってわかんないんだけど、
絶対に今回とは違っていた!
勝手が違いすぎて
浦島太郎状態だったけんね~
でもね…
慣れてしまえばやっぱり便利!
このバーコードを用いたシステム?は
外来受付だけじゃなくて
会計などでも活用されていたんよ!
これって~
・患者の負担軽減
・業務の効率化
・感染防止(非接触)
そういうのにも
繋がるんじゃないかな~
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