キンドルの表紙、プロのデザイナーはすごかった!&自分のセンスがクソだと気づいた件
こんにちは。小説なんかを書いている代々木夜々一といいます。
この前、キンドルの表紙をプロのデザイナーさんに依頼してみました。
この記事は、「いつかキンドルで本をだしてみたいなぁ」と思っている人や「プロのデザイナーと素人って、そんなに違うの?」と思っているかたへ、なにかの参考になればと思います。
ちゃんとプロに頼めだと? そんなことは知っている!
自分の本をアマゾンで売ることができるというキンドル。正確には「キンドル・ダイレクト・パブリッシング」略してKDP。
いろいろネットで調べると、ちゃんとデザイナーさんに頼まないと、本は売れないよ。そういう記事をよく見ました。
そんなことは、わかっているんです。また、こんな記事もよく見かけます。
キンドルで本を売るには、SEOが重要だ!
これも、なんとなくわかります。
でも、私がだしたいのは「小説」なんです。ハウツー本とか、解説本だと、表紙とかSEOとか重要でしょう。でも私が売りたいのは「小説」なんです。
小説って、売りにくい。
なにかを解説した本なら、キャッチコピーとか、ここがポイント!みたいなことは言いやすいと思います。
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などなど。適当に言葉を作ってみました。
でも、小説って、なかなかキャッチコピーとかもないし、なにが売りって言われてもむずかしい。
だから私はいままで、なんとか恥ずかしくない程度に、表紙は自分で作ってました。今回キンドルにあげる短編も、最初は自分で作ろうとしていたんです。
キンドルで短編を売る!
原稿データはワードで作れます。あとは表紙の画像データ。
今回、私が売ろうとしている小説のタイトルはこれです。
「ポロン星のクッキー」
SF風味の恋愛小説です。とうぜん、考えたのはクッキーを作った表紙です。

クッキーの無料素材をひろってきて、文字をどうしようかなぁとか考えるわけです。
あれこれやったんですが、いい案がでない!
そこで思い直しました。プロにたのんでみるか!と。
「キンドル 表紙 デザイナー」と検索してみると、いろいろサイトがでてきます。
ランサーズ、クラウドワークス、あとは個人のサイトなんかもでてきます。
お手軽っぽい印象から、私は「ココナラ」というサイトを選んでみました。
ココナラのサイトで、おなじように「キンドル 表紙 デザイン」というふうに検索してみると、めちゃくちゃデザイナーさんたち出てきます。
価格はバラバラです。すごい安い人は五千円。高い人は三万とか、五万とか。
私の今回だしたい作品は「恋愛小説」です。ビジネス書ではありません。基本的にビジネス書のデザインを手がけているかたが多いように思いました。
たくさんいるデザイナーのなかから、おひとかた選びました。なんとなくデザインに優しい感じがしたからです。
ただ、小説のデザインをしてくれるかがわかりません。そこでメールを送ってみました。
「初めまして。代々木夜々一と申します。キンドルの表紙をたのめるデザイナー様を探しているのですが、作品は小説となります。可能でしょうか?」
こんな文面で聞いてみました。
すると「もちろん承っております」みたいな、こころよいメールが返ってきましたので、依頼することにしました。
ココナラは、依頼をして、まずさきに料金を払います。まあ、当たり前だと思います。
表紙の制作スタート
依頼が成立すると、それまでメールのやり取りだったところから、別の専用画面になります。
打ち合わせが始まりました。文字によるやり取りですが、専用画面なので話した内容は残っていきます。
「参考にしているデザインや、こんな表紙にしたいといった具体的な例はございますか」
みたいなことを聞かれたので、こまりました。いや、こまったのは、むこうが悪いんじゃなくて、私になんの考えもないからです(笑)
とりあえず正直に答えておきました。
「いや、私、正直、デザインセンスとか美術的なことが、まったくダメなんです。なので、そのあたりは適当におまかせしていいですか?」
いまから思えば、ここで私の使った「適当」という言葉は、失礼にあたったでしょう。
「では、小説の内容を読ませていただいて、それにそった表紙をデザインさせていただきます!」
と、なんだか元気な印象で返事をいただいた記憶があります。
私は、どういうデザインがくるのか、なんとなく予想はしています。タイトルが「ポロン星のクッキー」です。かわいらしい感じのタイトルです。
ピンクっぽいのでくるかなぁ。あとは、クッキーをどういう風に使うのか。
納品の希望日も聞かれたんですが、こっちはなにも急いでいません。「いつでもいいですよ」と答え、待つこと10日ぐらいでしょうか。
「表紙案ができましたので、ご確認ください」
お言葉とともに、画像データが添付されてます。

えっ、想像のななめ上きた! そう思いました。
この本のタイトルは「ポロン星のクッキー」です。クッキーでくると思った。そして、かわいい感じでくると思ってた!
デザイナーさんから、この表紙に関して解説した文章もついていました。
「読後の余韻、それを大切にしてみました」
えっ、全部を読んだの? うそでしょ!
そりゃ、この本が出版社からだされる本ならわかります。もしくは報酬が10万とかならわかります。終わりまで読んでたら、時間かかるっしょ!
たしかに、私のこの作品は、エンディングで晴れた夜空はでてきます。
そしてデザイナーが余韻と言った意味がわかりました。この表紙、見る人の視線が中央へいくように計算されているんです!
それはまるで、人々が夜空の遠い星をながめる視線といっしょ!
なんのことを言っているのか、ちょっと解説してみます。

いや、プロのデザイナーって、こんなに計算するの?
私がやろうとしていた表紙とくらべてみてください。考えていることが、ちがいすぎる!

結論。きちんと本を売りたいなら、デザイナーにたのめ!(笑)
実際に現在、キンドルにならんでおります。SF風味で、中身はハートフルなヒューマンストーリー、ぜひ読んでやってくださいませ。
いや、読まなくてもいいから、表紙を見にいってください!(笑)
ちなみに、私が依頼したのは、このかたでした。
素敵な表紙をありがとうございました!
