汎用CRMをリリースしました「ところでCRMって何さ?」
【CRMって何?】
「オンライン名刺・無料版」
「オンライン名刺・有料版」
に引き続き「汎用CRMサービス」をリリースしました。

ところでCRMって何でしょう?
CRM(Customer Relationship Management)とは、顧客情報や顧客とのやり取り(履歴、ニーズ、行動履歴など)を一元管理し、顧客との良好な関係を構築・維持・強化することで、顧客満足度向上と売上増加を目指す経営戦略・手法、そしてそれを実現するシステム(ツール)の総称です。日本語では「顧客関係管理」と訳され、顧客データを分析して個別最適化されたアプローチを行うことで、LTV(顧客生涯価値)を高める役割を担います。
業種・職種によって"CRM"って聞いた時に頭に思い浮かべるモノが全く違うと思います。
例えばインサイドセールスの人なら
「ああ知ってる知ってる。SalesforceとかHubSpotでしょ?リードがあってメール送ったり架電したら履歴入れてオンライン商談の予約入れて売上管理するんでしょ。営業担当者のランキングとか出てくるよね。知ってるよ」
美容院とかエステサロンなどのサービスを提供する店舗の場合
「お客さんの予約情報と施術履歴入れるよね。前回の来店から2ヶ月くらい経ったらメールとかLINEでクーポン送るよね~知ってる知ってる」
なんか全く違う話でこれを同じ”CRM"というワードで話していいのか不安になります。
【要件定義】
今回はいきなりCRMを作ろうという話ではなく、「オンライン名刺に蓄積した顧客データを有効活用するにはCRMが必要だよね?」という所からプロジェクトがスタートしました。
AIにザクッとCRMを作らせようとすると「インサイドセールス→フィールドセールス」が使うような仕様で出してくるんですよね。
メール・架電で接触→見込み判定→オンライン商談→受注・失注
こういう流れで構築してきます。
前述のように今回のプロジェクトは名刺起点です。
では名刺を使う人は誰でしょう?
名刺はビジネスに関わる人の中で外部の人と接触するほぼ全ての人が使います。
CRMは別にtoBの人だけが使うものではありません。
前述の店舗のようにtoC向けにも需要はあります。
オンライン名刺自体が全方位向けなのにCRMで使える業種を絞りたくないなと思い、あらゆる業種で使えるようにしたいと考えました。
【共通する要件とは何だろう?】
顧客リストを軸にどのように構築すれば幅広い業種で使えるか?
顧客との「商談」履歴とするのではなく、単に履歴として内容項目をユーザーが自由に設定できるようにしました。
つまり業種により「商談履歴」にしたり「施術履歴」にできるようにカスタマイズに自由度を持たせました。
顧客リスト自体は名刺アプリ同様クイックアクションの機能を搭載しています。

→電話番号クリックで自動発信(電話番号入力不要)
→メールアドレスクリックでメーラー起動
→住所クリックでGoogleMap起動
→URLクリックでサイト閲覧
→XアカウントクリックでX閲覧

オートコールとかメール一斉送信みたいな機能は外部の専用アプリに任せる仕様としています。ここらまで入り込むとかなり大変な事になるんですよね。
そして勿論スケジュール管理と売上管理も入れています。


【独自の機能と世界観】
そして今回普通のCRMには付いてないであろう機能を目玉として追加しました。
それが「顧客自身による予約機能」です。
例えばインサイドセールスが見込み客に架電して「オンライン商談聞いてもいいよ~」と好感触を得ました。で、ISが「じゃあいつにしましょうか?」とその場で設定しようとしますが「あ、今出先なんでちょっと予定わかんないんだわ~また連絡してくれる?」
それ以降電話するものの
「出かけてます」
「席をはずしてます」
「会議中です」
となかなか捕まらずに商談予定が組めない。
美容院や整骨院の場合せっかく予約の電話を客が入れても全員施術中で電話が取れない。施術中に電話を受けて予約対応してたら中断された客は気分悪いですよね?特に時間制の場合は金返せって言いたくなる位に印象最悪です。
それで既存客専用の予約フォームを生成する機能を付加しました。

予約フォーム自体はありふれた機能だと思います。
今回は顧客リストに載ってる人しか予約できないようになってます。
つまり一見さんは使えません。
先程のインサイドセールスの場合なら「あ、じゃあURL送っておくのでそこから都合のいい日程で予約入れておいて下さいね~」で終了。
美容院や整骨院でも「お客様専用の予約フォームをメールで送るので都合のいい日に予約入れて下さいね。都合が悪くなったらキャンセルだけ忘れずにお願いしますね!」と言えばOK!です。
もう一つ顧客リストの共有機能があります。
出自が名刺アプリ起点なので、貰った名刺は「個人の物か?会社の物か?」という問題があります。
判例も分かれてるようですし、紙は個人のものでデータは会社のものという意見が多いようですね。そもそも名刺に記載の内容は個人情報保護法の対象になるのかというのも微妙みたいです。公開情報であるという意見すらありますし。
客と最初に接触した担当者がずっとその客を独占するのを許すべきかどうかというのはそれぞれの会社や責任者の考え方にも依りますからね。
という事で当アプリでは最初の担当者が顧客をずっと独占するのか特定のグループ内で情報を共有するのかを決める事が出来ます。
【名刺アプリと一緒に使って下さい】
このCRMは先にリリースした「デジタルオンライン名刺」と併用してください。何故ならCRMなので勿論最初は顧客リストはゼロです。既存の顧客リストをCSVファイルで取り込む事も出来ますが、基本思想としてはオンライン名刺のやり取りで得た顧客データを取り込むというコンセプトになっています。
オンライン名刺は相手のスマホでこちらのQRコードを読み込んでもらうと相手のスマホ画面に名刺が表示されます。そしてその名刺を保存してもらうのですが、初回はお客様自体がオンライン名刺を使った事がないのでGoogleアカウントでログインしてもらう必要があります。誰でもGoogleのサービスは使ってるのでGoogleアカウントを持ってないという人はまずいないでしょう。そしてログインしてもらうとお客様の仮名刺が自動で生成されてQRコード表示が可能になります。そこでお客様のQRコードをこちらが読み込むことで「相互名刺交換完了」となります。後でお客様が名刺情報を追加するとこちらの顧客情報も自動で最新のものに更新されます。
ここで重要なのは自然なやりとりの中でお客様のgmailアドレスが取得できるということです。メールアドレスを書いてもらうのは意外とハードルが高い(相手は宣伝広告メールが大量に来ると身構えてしまう)のですが、この方法なら「書く」というアクションがないので心理的な壁がなくなります。
このメールアドレス宛に前述の専用予約フォームを送ったりクーポンやチケットを送付する事が可能になります。
【汎用故の弱さを認める】
私はhubspotを使った事があるのでIS→FSでの使い勝手とか必要な機能とかは大体分かります。
でも今回例えば美容院に持っていくとして専用アプリだと
・HOT PEPPER Beautyとの予約連携
・電子カルテ・施術写真の保存
・POSレジ連動
・LINEでクーポン送付
みたいな機能があります。
こういうのは取り入れた段階でもうその業界専用にせざるを得ないので今回は見送りました。
【CRMとしては破格のプライス】
お値段ですが・・
初月1000円でお試しできます。
以降9900円/年です。
月じゃなくて年です。
色々な競合他社調べましたがぶっちぎりで安いです。
月に直すと825円ですから。「商売やる気あるんか?」と逆に怒られそうな金額です。
でも後で文句を言われないように一応言っておくと、この金額はあくまでも1アカウントの料金です。つまりx人数分必要となります。5人なら4125円/月となりますのでそこまで採算度外視のダンピング価格という訳でもありません。
まあCRM担当みたいな人が一括管理して采配するなら1アカウントで運用できなくもないですけどね。
【今後の展開】
多分ですね、今回の汎用版CRMはどの業界・業種でも「そこそこ使える」と思ってます。でも業界特化型に対してはコストでしか勝負できないのでこのバージョンを叩き台として業界特化型にも参入しようかと思っています。
ただどの業界をターゲットにするかはちょっと時間を掛けて分析してからにしたいです。
前回の記事で「いずれ給与SaaSにも参入したい」などと書いてしまいましたが、その辺は今後のAIの普及スピードによっていかに立ち回るべきか変わってくるかと思うんですよね。
まあゴールは人間が働かない世界だとして、例えば色んな領収証とかは仕訳してからスキャンするんじゃなくてとりあえず持ってる紙を全部スキャンしたらAIが自動仕訳してくれるとか確定申告の書類もAIが作成してくれるとか
それこそSaaS皆殺しフェーズが思ったより早くやってくるかもしれず、そうなったらもういま考えてる事は全て絵に描いた餅になってしまいます。
だから何をやるにしても余命が非常に短いという恐ろしい時代というか時間にいる訳ですよ。それにもうシンギュラリティが今年2026年に来るかも?!って色んな偉い人が言ってる状態なのでもう全てがひっくり返ってもおかしくない段階。
もうね、「来年の話をすると鬼が笑う」と昔の人は言いましたが、来月どうなるか分かんないです。もう誰の仕事が急になくなるか分からない修羅の世界へようこそ!って感じです。
ですからね、今日という一日を頑張りつつ楽しみましょう。
そしてダメなら一緒に死にましょう。
ていうかAIとロボットが人間を食わしてくれたらいいじゃねえか?!
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