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【黙示録】2025年からの終末期を読む④キリストの再臨


黙示録で2025年からの終末期を読む
④キリストの再臨

(第4回/全5回)


ヨハネの黙示録は、その解釈が非常に困難だと言われます。
それはこの書物が黙示的に書かれているうえに、前から順にひとつの時間軸で書かれているわけではないからです。

小説や映画やテレビドラマやアニメでも長編作品であれば場面の転換がありますよね。物語の途中で時間をさかのぼり「実はあの時はこうだったのです」とか「そのとき別の場所ではこんなことが」とか、同じ場面、同じ時間、同じ出来事であっても、別の主観や見せ方や表現でもって異なる描写をすることはありますよね。

ひとつの時間軸で初めから終わりまで話が完結する構成のほうがまれです(子ども向けの絵本は、そのような構成になっていますが)。

黙示録の「同じ場面」の複数の描写を整理する

この記事では、ヨハネの黙示録の全体構成を図表化した概観図を用いて、同じ場面の重なりが複雑な出来事について、その重なりを整理して再編しました。

図表を見ると「キリスト再臨までの三年半」について、複数の章が折り重なって読解が複雑になっていますが、これらの章を貫く一つの時間軸でみれば、次の順で展開されていくことが読み取れます。

① 再臨前の42か月間
② 大バビロンへの神の裁き
③ 大バビロン崩壊後に大群衆は天に
④ キリストの再臨(本記事)
⑤ 獣らの滅亡

これらの場面は、まさにこれからのこと(西暦2025年以降のこと)が描かれていますので、非常に重要で興味深い預言であり、多くの人が理解したいと思われるのではないでしょうか。

ひとつの時間軸で貫く整理再編集によって非常に分かりやすく読み取れまので、ぜひお読みください。


この記事は、【黙示録】2025年からの終末期を読む(全5回)の第4回です。他の回は、下のマガジンからどうぞ。




「同じ場面」の複数の描写を整理し再編集してみた


✅④キリストの再臨

【重なっている箇所】
14章17-20節
19章9-16節


【ここからひとつの時間軸に整理した本編です】


・諸国民は小羊の婚宴に招かれる

それから、御使はわたしに言った、「書きしるせ。小羊の婚宴に招かれた者は、さいわいである」。またわたしに言った、「これらは、神の真実の言葉である」。
そこで、わたしは彼の足もとにひれ伏して、彼を拝そうとした。すると、彼は言った、「そのようなことをしてはいけない。わたしは、あなたと同じ僕仲間であり、またイエスのあかしびとであるあなたの兄弟たちと同じ僕仲間である。ただ神だけを拝しなさい。イエスのあかしは、すなわち預言の霊である」。

【マタイによる福音書 22章1-14節】
1 イエスはまた、譬で彼らに語って言われた、 2 「天国は、ひとりの王がその王子のために、婚宴を催すようなものである。 3 王はその僕たちをつかわして、この婚宴に招かれていた人たちを呼ばせたが、その人たちはこようとはしなかった。 4 そこでまた、ほかの僕たちをつかわして言った、『招かれた人たちに言いなさい。食事の用意ができました。牛も肥えた獣もほふられて、すべての用意ができました。さあ、婚宴においでください』。 5 しかし、彼らは知らぬ顔をして、ひとりは自分の畑に、ひとりは自分の商売に出て行き、 6 またほかの人々は、この僕たちをつかまえて侮辱を加えた上、殺してしまった。 7 そこで王は立腹し、軍隊を送ってそれらの人殺しどもを滅ぼし、その町を焼き払った。 8 それから僕たちに言った、『婚宴の用意はできているが、招かれていたのは、ふさわしくない人々であった。 9 だから、町の大通りに出て行って、出会った人はだれでも婚宴に連れてきなさい』。 10 そこで、僕たちは道に出て行って、出会う人は、悪人でも善人でもみな集めてきたので、婚宴の席は客でいっぱいになった。 11 王は客を迎えようとしてはいってきたが、そこに礼服をつけていないひとりの人を見て、 12 彼に言った、『友よ、どうしてあなたは礼服をつけないで、ここにはいってきたのですか』。しかし、彼は黙っていた。 13 そこで、王はそばの者たちに言った、『この者の手足をしばって、外の暗やみにほうり出せ。そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう』。 14 招かれる者は多いが、選ばれる者は少ない」。


・鉄の杖で牧され、ぶどう踏み場で踏まれる諸国民

またわたしが見ていると、天が開かれ、そこに白い馬がいた。それに乗っている方は、「忠実で真実な者」と呼ばれ、義によって裁き、また、戦う方である。その目は燃える炎であり、その頭には多くの冠があった。また、彼以外には誰も知らない名がその身に記されていた。彼は血染めの衣をまとい、その名は「神の言」と呼ばれた。そして、天の軍勢が、純白で、汚れのない麻布の衣を着て、白い馬に乗り、彼に従った。その口からは、諸国民を打つために、鋭い剣が出ていた。彼は、鉄の杖をもって諸国民を治め、また、全能者なる神の激しい怒りの酒ぶねを踏む。
その着物にも、そのももにも、「王の王、主の主」という名がしるされていた。

御使が、天の聖所から出てきたが、鋭い鎌を持っていた。
さらに、もうひとりの御使で、火を支配する権威を持っている者が、祭壇から出て来て、鋭い鎌を持つ御使に向かい、大声で言った、
「その鋭い鎌を地に入れて、地のぶどうの房を刈り集めなさい。ぶどうの実がすでに熟しているから」。
そこで、御使はその鎌を地に投げ入れて、地のぶどうを刈り集め、神の激しい怒りの大きな酒ぶねに投げ込んだ。そして、その酒ぶねが都の外で踏まれた。すると、血が酒ぶねから流れ出て、馬のくつわに届くほどになり、一千六百丁にわたって拡がった。


【補足①】収穫されるぶどうは良品のみ

【マルコによる福音書 14章23-25節】
23 また杯を取り、感謝して彼らに与えられると、一同はその杯から飲んだ。 24 イエスはまた言われた、「これは、多くの人のために流すわたしの契約の血である。 25 あなたがたによく言っておく。神の国で新しく飲むその日までは、わたしは決して二度と、ぶどうの実から造ったものを飲むことをしない」。

【マタイによる福音書 25章31-40節】
31 人の子が栄光の中にすべての御使たちを従えて来るとき、彼はその栄光の座につくであろう。32 そして、すべての国民をその前に集めて、羊飼が羊とやぎとを分けるように、彼らをより分け、33 羊を右に、やぎを左におくであろう。34 そのとき、王は右にいる人々に言うであろう、『わたしの父に祝福された人たちよ、さあ、世の初めからあなたがたのために用意されている御国を受けつぎなさい。35 あなたがたは、わたしが空腹のときに食べさせ、かわいていたときに飲ませ、旅人であったときに宿を貸し、36 裸であったときに着せ、病気のときに見舞い、獄にいたときに尋ねてくれたからである』。37 そのとき、正しい者たちは答えて言うであろう、『主よ、いつ、わたしたちは、あなたが空腹であるのを見て食物をめぐみ、かわいているのを見て飲ませましたか。38 いつあなたが旅人であるのを見て宿を貸し、裸なのを見て着せましたか。39 また、いつあなたが病気をし、獄にいるのを見て、あなたの所に参りましたか』。40 すると、王は答えて言うであろう、『あなたがたによく言っておく。わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである』


【補足②】不良品は踏まれず捨てられる

【マタイによる福音書 25章41-46節】
41 それから、左にいる人々にも言うであろう、『のろわれた者どもよ、わたしを離れて、悪魔とその使たちとのために用意されている永遠の火にはいってしまえ。42 あなたがたは、わたしが空腹のときに食べさせず、かわいていたときに飲ませず、43 旅人であったときに宿を貸さず、裸であったときに着せず、また病気のときや、獄にいたときに、わたしを尋ねてくれなかったからである』。44 そのとき、彼らもまた答えて言うであろう、『主よ、いつ、あなたが空腹であり、かわいておられ、旅人であり、裸であり、病気であり、獄におられたのを見て、わたしたちはお世話をしませんでしたか』。45 そのとき、彼は答えて言うであろう、『あなたがたによく言っておく。これらの最も小さい者のひとりにしなかったのは、すなわち、わたしにしなかったのである』。46 そして彼らは永遠の刑罰を受け、正しい者は永遠の生命に入るであろう」。



この後、「⑤獣らの滅亡」へと続きます。


続き➡️⑤獣らの滅亡


この記事で扱った各章の解説記事
ヨハネの黙示録
第14章・第19章


解説➡️ヨハネの黙示録 第14章


解説➡️ヨハネの黙示録 第19章


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