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2つの写真展をハシゴする日曜日


1. 水辺のかたちを知る試行錯誤

日頃からSNS等で拝見しているジェットダイスケさんの写真展『水辺のかたちを知る試行錯誤』が、新宿のOM SYSTEM PLAZAで行われることを思い出した昨日。調べてみるとご本人のトークショーが開催されるとのことで「行きたい!」とやってきた今日だ。さて、“OM SYSTEM”とは何か。ざっくりと表せば“オリンパス”のミラーレス一眼カメラである。オリンパス株式会社の映像事業部門が、このコロナ禍に設立されたOMデジタルソリューションズ株式会社へ事業譲渡されたそうだ。

私が所有しているライカQ2やa7IVは所謂“フルサイズ”という大きさのセンサーが導入されている。その起源は35mmフィルムが・・云々という話はWikiを参照いただくとして、OM SYSTEMでは“マイクロフォーサーズ”というセンサーサイズが導入されているのが特徴だ。フルサイズよりもセンサーが小さいため、ボディやレンズも小型・軽量になったりで持ち運びがしやすい。私には写りの良し悪しが分からないし、結局はユーザー次第な部分だと思われるのでそれについては割愛したい。

ちなみにオリンパスというと、学生時代にシルバーの筐体に水色のパーツが付いたコンデジをねだって買ってもらった記憶がある。当時すごく流行っていたような。そして彼はどこに行ってしまったのか。それはそれとして、今回はモノクロ写真を中心に、ジェットさんがお住まいの滋賀県・琵琶湖周辺を撮影した写真が展示されている。OM SYSTEMで撮影された写真をじっくり見るのは初めてのこと。個人の感想は、“ほわん”とした空気を纏った写真たちが特に好きだった(ミスター長嶋風)。

OM SYSTEMを妄想する

撮影機材についての話を伺いながら、ショールームを歩いて実物に触れる。最も気になったのはジェットさんも使用しているOM-5というモデル。カメラ本体は約414gで、これに“M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II”というレンズを付けてみたい。それでも800g台で収まってしまう。しかも、これをフルサイズ換算すると約2倍なので150−600m相当ということになるのだ。果たしてそれで何を撮るのかまったく想像出来ていないのだが、旅行カバンに忍ばせていても苦にはならないだろう。

もちろん単焦点レンズを付けても良いのだが、その辺は手持ちのフルサイズ機で満足している部分もある。そのため、フルサイズではありえない(=自分では買わない・持ち運べない)焦点距離のレンズを付ける運用が自分にはマッチしているような気がした。とはいえ、先に記したように「このセットであれを撮りたい!」というような想像は行えていないので心の欲しいものリストにそっと登録。ぼんやりと圧縮効果は魅力的に思っているけれど、それだけでは駄目だと考えつつ展示会を後にした。

「初めてのOM体験」
「作品もジェットさんのお話も素敵だった」
「OM SYSTEM PLAZA(新宿)」

2. ソール・ライターの原点 ニューヨークの色

続いて、渋谷ヒカリエで行われている『ソール・ライターの原点 ニューヨークの色』へ。以前記事にしたように、これで2回目となる。8月23日までの開催でこれが最後の土日だったからか、前回とは比べ物にならないほど混雑していた。じっくり見るよりは、印象に残った写真を見返すことに専念。ちなみに、ソール・ライターは絵画作品も残しており本展示で見ることが出来る。こうした絵画の感覚も、氏の写真に反映されているのかなと改めて思った。カラー写真にはまさにそんな世界観を感じる。

useless

ある展示コーナーの壁に、氏の言葉が書かれている。この言葉が何だか沁みた。それは写真を撮ったり何らかのクリエイティブをしている人たちだけではなく、私のような会社員にも当てはまるような気がしている。むしろ、そうした瞬間のために日々働いて・生きているのかもしれない。私は常に、周りの友人に対して何かを発信してほしいなと感じている。それは写真でも音楽でも一発ギャグでも良い。日々のぼやきだけでも良い。それが、いつか誰かの救いになる可能性があると思っているのだ。

「ソール・ライターの絵画」
「貴重なスライド群」
「最後の一文」

これまで

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会社員とカメラ この度は、弊記事をお読みいただき誠にありがとうございます。