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✈️「お得」ばかりを旅する人へ──クレジットカードと旅心のすれ違い(1,140文字)

YouTubeを何の気なしにザッピングしていると、ふいに誘惑が襲ってくる。

「年会費無料!初回ボーナスで〇〇マイル!」
「空港ラウンジ、タダで入る方法」
「1年で100万マイル貯めた僕の方法」

──このあたりで、心がざわつき始める。

そう、あの手の“クレジットカード旅系YouTuber”たちの動画だ。
しゃべりが上手く、サムネはどれも魅力的。まるで宝探しの地図のように──「知らなきゃ損」とでも言いたげな顔でこちらを見てくる。

そして、気がつけば、夜中にひとり、カード会社の比較サイトを3つタブで開きながら「修行ルート」なんて言葉に詳しくなっている自分がいる。

ヤバすぎる・・・



旅が「得」に支配されるとき


でも、ふと思うのだ。
あの人たちが語る「旅」は、本当に旅なのか?

年に何十回も飛行機に乗り、ラウンジでシャワーを浴び、積算マイルを見てニヤつく。
それはもう“空の上の株主優待ライフ”とでもいうべき世界で、たしかに華やかで、羨ましくもある。

でもその一方で、どこか“ゲーム”のようにも見える。

目的地はどこでもよくて、
体験よりも「ステータス」が主役で、
気づけば旅は──「得するための舞台装置」になっている。

「旅」ではなく、「ポイント収集型移動プレイ」。


本当の旅は、計算を超えてくる

もちろん、お得な旅も悪くはない。

多少でも安く行けたら、それに越したことはないし、工夫して得をするのも、それはそれでひとつのスキルだ。

でも、それが主目的になってしまったとき、旅の「いのち」がまるッと抜け落ちてしまう気がする。

たとえば──
道に迷って声をかけた現地の人と、偶然コーヒーを飲むことになったり。
予定になかった街角の市場で、名前のわからないヤバそうな果物を買って失敗したり。

そういう「損か得かでは測れないこと」のなかにしか、旅の「物語」は潜んでいないのだと思う。


「お得な旅」は、旅の入口にすぎない

実は僕も、カウチサーフィンという無料の旅のネットワークを使って、いろんな国の人と出会ってきた。
もちろん、宿代は浮くし、地元の人とつながれるという意味では“お得”にも見える。

でも、そこで一番得ているのは、たぶん“物語”だ。
そして、その物語は、計算して得られるものではない。

むしろ──ちょっと怖かったり、ちょっと損したように見える瞬間から、生まれてくる。

だから、こんな風にも言えるかもしれない。

「旅の達人」は、クレジットカードの還元率より、“物語の発生率”で旅を選ぶ。

そしてその“物語の発生率”を高めるツールのひとつが、僕にとってはカウチサーフィンだった。


🛋️もし、そんな旅にちょっとでも興味がわいたら──
僕がUdemyで公開している【無料のカウチサーフィン講座】をのぞいてみてください。

“お得”を超えて、“物語”と出会う旅へ。


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あわたゆうさく|音楽の違和感を言語化する人 このnoteがあなたの心に少しでも灯りをともせたなら、チップで応援していただけると嬉しいです。その一滴が、次の言葉を育てるための水になります。もちろん「読むだけ」でも十分すぎるほどの力ですので、どうぞ気楽に。