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喧嘩のあとで、考えたこと

昨日と今日、娘二人それぞれと喧嘩をした。
理由は、どちらも他愛ないことだった。

一人とは、車の中で。

お互いに言葉を発することなく、
ただ沈黙だけが流れる、
静かな喧嘩。

もう一人とは、
感情をぶつけ合う、
激しい喧嘩だった。


同じ「喧嘩」でも、形はまったく違う。

けれど、どちらもしんどい。

心も体も、思っている以上に労力を使うから。
(苦笑)


正直に言うと、私は喧嘩が好きではない。

沈黙も、言い合いも、どちらも苦手だ。

以前の私は、言い合いが苦手で
喧嘩になりそうだと感じると、
黙ってしまっていた。

言わずにやり過ごせば、
その場は荒れずに済む。

そう思っていた。

でも、
それが良かったかと言えば、
全然そうではなかった。

言葉にしなかった思いは、
消えることはなく、
ただ静かに積もっていった。

冷戦状態のまま時間が過ぎ、
「仲直り」という名の、
なんとなく普通に戻るまでに、
ずいぶん時間がかかった。

そして、
その「普通」は、
本当の意味での普通ではなかった。

モヤモヤは解消されないまま残り、
やがて、静かに、
でも確実に、決壊した。


そんな経験があるから、
最近は、
自分の思いを口に出して伝えることを
心がけている。

それでも、やっぱりしんどい。

言い合ったあと、
相手の思いがわかることもある。

「そういう気持ちだったんだな」
と理解できる瞬間もある。

でも、その一方で、
私の中には、こんな気持ちが強く残る。

私の思いも、わかってほしい。

どうして、わかってくれないの?

もしかしたら、
「伝えられるようになった分」
「わかってもらえない苦しさ」に、
前より敏感になったのかもしれない。

できることなら、
お互いがこれを「喧嘩」と捉えず、

「相互理解のための意見交換」
だと思えたらいいのにな、と思う。

そうしたら、
もう少し冷静に話せるのかもしれないし、

相手の言葉も、自分の気持ちも、
今より大切にできる気がする。

……とはいえ、現実は、なかなかうまくいかない。

今日も揺れながら、考えながら、
それでも
「向き合おう」「伝えよう」
としている。

完璧じゃなくても、
向き合おうとしている時間は、
きっと無駄じゃない。


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