【データセット】その展覧会ニッチすぎ!?AIが持ってない「図録」の正体
038【データセット】その展覧会ニッチすぎ!?AIが持ってない「図録」の正体
最近、業務の効率化を狙ってAIを使ってみたものの、「なんでこんな常識も知らないんだ?」と拍子抜けした経験はありませんか?
「やっぱりAIなんて、うちみたいなニッチな業界じゃ使い物にならないよ」
「結局、現場の勘と経験には敵わないんだな」
そうやって、そっとブラウザの画面を閉じてしまうお気持ち、よくわかります。手探りで苦労して築き上げてきたビジネスのリアルは、最新のテクノロジーをもってしても簡単には理解できないものです。AI? 難しいし、自分には関係ないか……。
大丈夫。一緒に、ほんの少しだけその言葉の雰囲気をつかみましょう。
AIが的外れな回答をする理由は、彼らが「賢くないから」ではありません。彼らの頭の中にある「図録」に、たまたまあなたの業界が載っていなかっただけなのです。
■ なるほどわかる!【超要約】

「データセット」とは、特定のルールやテーマで集められた「情報の詰め合わせパック」のことです。
完全に理解する必要なんてない。なんとなく雰囲気だけつかめたくらいで十分です。
■ 今日から使える!【たとえ話】

データセットは、美術館の帰りにミュージアムショップで買う「展覧会の図録」にそっくりです。
例えば「印象派展」の図録を買えば、モネやルノワールの美しい風景画が完璧に網羅されています。それを隅から隅まで読み込めば、あなたは印象派のマスターになれるでしょう。しかし、その図録をどれだけ暗記しても、「日本の浮世絵」や「現代アート」について聞かれたら、一言も答えることができません。なぜなら、最初からその図録の「テーマ(範囲)」に入っていないからです。
AIの頭脳も全く同じです。
今の一般的なAIは「インターネット上にある一般的な知識」という巨大な図録を読み込んで育ちました。だからこそ、ネットには落ちていないような「ニッチな業界の常識」や「あなたの会社特有の暗黙のルール」を聞かれても、図録に載っていないので答えられないのです。
■ 高橋部長とミサキの「ながら聞き」会話例
高橋部長:「なるほど! エーアイがバカなんじゃなくて、俺たちと違う図録を読んでいただけなのか。」
ミサキ:「その通りです! だからこそ、部長が長年の足で稼いできた、ネットには落ちていない現場のリアルな常識は、一般的なエーアイには絶対に敵わない価値があるんです。もしエーアイに、うちの仕事を手伝ってほしければ、私たちが、自社専用の図録を作って、読ませてあげる必要があるんですよ。」
高橋部長:「そういうことか! よし、俺の頭の中にある、営業の秘伝の図録、少しずつまとめてみるか!」
今回の「データセット」をたった5分で耳で学べる私ミサキと高橋部長の掛け合いが楽しいポッドキャスト版「こっそりAI教室」は以下のリンクからどうぞ!
■ 今回のまとめ
AIが知らない世界があるということは、裏を返せば「あなたが足で稼いできたアナログな経験」にこそ、AIには代替できない絶対的な価値があるということです。自分の強みを肯定した上で、「自社専用の図録(データ)」を作ってAIに教えてあげる。これが、大人のAI活用術です。
だからこそ大丈夫。僕が、アラフィフ以上のみんなをちゃんと連れて行きます。焦らず、なんとなくの雰囲気だけでもつかんでいきましょう。一緒に、少しずつ、AIの波に乗っていきましょう。




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