【ゼロクリック検索】本編を見る必要なし?「ネタバレありの映画ダイジェスト」
040【ゼロクリック検索】本編を見る必要なし?「ネタバレありの映画ダイジェスト」
「ミサキさん、最近スマホで検索すると、リンクを開かなくても一番上に答えが出てるよね。あれって、便利だね」
スマホを見ながら、高橋部長が感心したようにつぶやきました。
確かに最近の検索エンジンは、質問すると一番上にAIがまとめた回答を表示してくれます。サクッと答えが知りたい忙しいビジネスパーソンにとって、これほど便利なものはありません。
でも、「AI? 新しい横文字ばかりで難しいし、自分には関係ないか…」とシャットアウトしたくなる気持ち、すごくよくわかります。
でも、大丈夫。一緒に、ほんの少しだけその言葉の雰囲気をつかみましょう。

■ なるほどわかる!【超要約】

ゼロクリック検索とは、一言でいうと「リンクをクリックしなくても、AIが代わりにページを読んで結論を直接教えてくれる仕組み」です。 完全に理解する必要なんてない。なんとなく雰囲気だけつかめたくらいで十分です。
■ 今日から使える!【たとえ話】

これまでの検索は、映画館の入り口に「いろんな映画のポスターや予告編」が並んでいる状態でした。私たちは面白そうなポスターを選び、自分でリンクという扉を開けて中に入り、時間をかけて本編(記事)を読んでいました。
対してゼロクリック検索は、検索した瞬間にAIが代わりに本編を全部読み、「要するに主人公が犯人で、こういう結末ですよ」と、いきなり「ネタバレありの5分ダイジェスト動画」を見せてくるようなものです。
便利ですよね。でも、ここに2つの大きな落とし穴があります。
1つ目は「エコシステムの崩壊」です。
ウェブサイトを作る人たちは、訪問者が記事を読みに来てくれて、そこに表示される広告を見てもらうことで利益を得ています。(無料のテレビ番組がスポンサーのCMで成り立っているのと同じです)。AIが答えだけを横取りして表示してしまうと、誰もサイトに来なくなり、良質なコンテンツを作る人がいなくなってしまうと懸念されています。
2つ目は「情報の正確性」です。
AIがまとめたダイジェストは、たまに間違っていることがあります。「主人公が犯人!」と自信満々に言われても、実際の記事(本編)を読んだら全然違った、ということが起こり得るのです。
■ 高橋部長とミサキの「ながら聞き」会話例
高橋部長:
「おいおい、間違ったダイジェストを見せられるなんて最悪じゃないか!」
ミサキ:
「だから、仕事で大事な判断をする時は、ダイジェストを鵜呑みにせず、ちゃんと本編のリンクを開いて、自分の目で裏どりをすることが、絶対に必要なんです。」
高橋部長:
「なるほどな。パッと知りたい時は便利だけど、本当に大事な情報は、やっぱり自分の目で確かめなきゃダメなんだな。」
ミサキ:
「今回の(ゼロクリック検索)をたった5分で耳で学べる私ミサキと高橋部長の掛け合いが楽しいポッドキャスト版「こっそりAI教室」は以下のリンクからどうぞ!」
■ 今回のまとめ
AIの要約機能は圧倒的な時短になりますが、それに完全に依存するのは危険です。「日々のちょっとした調べ物はダイジェストで済ませる」「業務に関わる重要な判断は、必ず本編(一次情報)のリンクを開いて裏どりをする」という使い分けが、これからのビジネスパーソンに必須のスキルになります。
だからこそ大丈夫。僕が、アラフィフ以上のみんなをちゃんと連れて行きます。焦らず、なんとなくの雰囲気だけでもつかんでいきましょう。一緒に、少しずつ、AIの波に乗っていきましょう。




