2023年3月 信州ぬる湯紀行③【沓掛・田沢の共同浴場】
前回
3/27 長野県上田市~帰還

朝起きて窓を開けた

朝餉の前の一番風呂。なんと加温されていない不感温度の湯が投入されていた。自分がぬる湯好きだということを主張したからなのか、朝はもともと加温していないのかは不明

朝餉。味噌汁がものすごく美味かった

もう1人の物腰柔らかな男性客はこの日長野で仕事があり、愛知から来たとのことだった。温泉も好きなようだったが、福島の温泉はなんと湯の花温泉しか入ったことが無いのだそう。マイナー過ぎませんか…
食後にコーヒーを頂きながら、女将も交えて暫し3人で雑談。女将曰く、もともと夫婦で始めた遊楽だが、某宿泊施設で働く息子さんは、この宿を継ぐ意思はないとのこと。
「主人が亡くなった時に、もう旅館は辞めようと思ったんだけど、建物を売りに出しても買い手がつかなかったの。そしたらしばらくして常連のお客さんに
「色々接客してくれなくても、温泉に入ることができればそれでいいから。とりあえず開けといてくれ」ってお願いされて。それで今まで細々と続けてる」

最後のひとっ風呂を済ませ、荷物をまとめて帳場へ。チェックインの時に比べて、女将さんはとてもフランクに話をしてくれるようになった。
「大体のお客さんはリピーターか、旅慣れしてる人。
常連の女の子がいてね。その子のお父さんお母さんもよく来てくれるんだけど。1人で遠くの温泉によく旅行しててね、去年弟さんが結婚したもんだから、
「いろんなとこ1人で行けるのも若いうちの特権だけど、早いとこ良い人見つけて身を固めな」
っていつも言ってんだけど、なーんか本人は飄々としてんの!笑」
anju「あー……多分知ってます」
明らかにannaさんのことですね……

ひとしきり語り明かし、必ずまた訪問する旨を女将に伝えてチェックアウト。のはずだったが、レヴォーグの運転席に座った瞬間、ズボンのポケットに違和感。危うく鍵を持ち帰るところだった。
anju「鍵、玄関に置いとくからー!!」
女将(トイレ中)「はーい!!気をつけて!!」

霊泉寺温泉を発ち、1日ぶりの沓掛。

沓掛温泉の共同浴場「小倉乃湯」へ沈没。200円で極上のぬる湯に沈没。女湯から千楽の女将によく似た声が聴こえたのだが、気のせいだったかな…
前回訪問時の記録

間髪入れずハシゴ。こちらは1年ぶりの「田沢温泉 有乳湯」。入浴した瞬間から身体にまとわりつく気泡を堪能。こちらも湯温的には十分ぬるめなのだが、ここ数日の泉質の傾向もあってか、相対的に熱く感じた。
自分以外は全て県内ナンバー。地元の連中で賑わっていた。

有乳湯に青木村の飲食店マップが置かれていたので、それを参考に「そば処 ますだ屋」へ

田舎の集落の集会所みたいな内装

オーダーの際に出てきたお茶は、そばの豊かな風味がした

青木村特産そば「タチアカネ」のとろろそばを喰らった。盛りも良く、付け合わせの山菜も美味

ますだ屋の駐車場から夫神岳を見上げた。「道の駅 あおき」で凍豆腐と地酒を仕入れ、青木村を後にした。

帰路。飽きるまで下道をダラダラ走っていた。東御市「道の駅 雷電くるみの里」にて、休憩がてら力士雷電像と久闊を叙した

碓氷峠を群馬方面へ抜け、松井田妙義ICから高速に乗った。藤岡PAも兼ねる「道の駅 ららん藤岡」にて体勢を整え、白河までのノンストップレーシングを開始した

白河市「いげたや」にて夕餉。白河ラーメンの店では珍しく21時まで営業しているので、何かと重宝している

とんかつ・ラーメンセット(ライス付)。初めてセットを頼んだのだがあまりのヴォリュームに面食らった。メン(麺)だけに………

恙無く帰還。今回は人とのコミュニケーションが多くて心身が満ち足りた。また次回
完
