お金か、やりがいか
「やりがい」という言葉で、自分を誤魔化すのはもうやめた。
こんにちは。YUです。
引っ越しに、仕事に追われているうちに、すっかり更新が空いてしまいました。
今日は、お金に関する考え方について。
お金かやりがいか、という選択肢を迫られたとき。 やりがいを取ることが「美徳」とされている空気ってありますよね。
でもそれって、誰に見せるわけでもない自分の中の葛藤。
周りから美しく思われる必要なんて、本当はないはずなんです。
「お金だけをとったら後悔する」
「私にしかできない仕事に価値がある」
「お金だけあっても人生は豊かにならない」
本当に、そうでしょうか?
自分の給与に責任を持つということ
転職が当たり前になったこの時代でも、給与交渉をしたりお金の話をしたりすることをタブー視する方はまだまだ多いですよね。
確かにデリケートな問題。だからこそ、後から「やっぱり納得できない」は通用しません。 であるならば、先に条件を話しておくほうが、私にとっても会社にとっても、そしてお客様(BC問わず)にとっても、誠実な形になると思うのです。
私は、自分の給与に責任を持って働きたい。 なぜこんな思考になったのか。 原点は、ウェディング業界での経験にありました。
自己犠牲の塊だったプランナー時代
先回りをして、提案書を作り、現場と調整を行う。 新郎新婦の理解レベルに合わせて打ち合わせの回数を調整し、丁寧に説明を尽くす。 ルールだけでは到底完走できない仕事を、必死にこなしてきました。
「ありがとう」と言われることが何よりの喜びだったし、人生の節目を支えられる経験は本当に幸せでした。
ただ、いかんせん体力がなかった。
土日は朝5時から深夜まで働き、平日も資料作成や見積もり、請求書作成に追われる日々。
そんなルーティーンに体がついていかず、仕事をセーブするために転職を決意したのです。
責任感が強く、自己犠牲の塊だった私。
当時付き合っていたパートナーに言われた
「誰かが辞めたところで会社は回る」
という言葉を、呪文のように反芻しながら転職活動に臨みました。
転職5社目で見つけた、私なりの戦略
転職活動において、私は2つの軸を絶対に曲げませんでした。
・希望の年収を提示してくれる会社か
・確定拠出年金などの生活が豊かになる福利厚生が手厚いか
自己分析が得意なタイプなので、エージェントやサイトを使い、自分に合うニッチな求人を見つけ出しました。
転職歴5社目。 年齢的には働き盛りですが、転職回数がネックになるのは目に見えていました。
だから私は、退職する際に必ず「この目標を達成したら辞める」という小さなゴールを設定してきたのです。営業数値や顧客満足度など。
それを武器に、面接という機会をくれた企業へ熱くプレゼンテーションをしました。 そこで出会ったのが、秘書というキャリアへ導いてくれた今の会社です。
お金とは、会社からの「感謝の証」である
今の会社で働いていて、大きな不満はありません。
多少のいざこざも解決しながら、給料日になればすべて忘れる。
給与に不満がないからこそ、毎月会社に感謝できるのです。
其の内、世話焼きな気質が認められ、上司から秘書の打診が来たとき。
私は誰の派閥にも入らず、チャンスをくれた上司に尽くす道を選びました。
のちにこの上司とは何度も喧嘩をし、理不尽な思いもしましたが、それでも続けられた理由。
それは、この上司が私の月収を大幅に上げてくれたからです。
年収が上がり、生活はずっと豊かになりました。
週に数回カフェへ立ち寄ったり、自炊が大好きな私はご褒美に良いボトルワインと上質なお肉を買って帰ったり。
私にとってお金とは、会社からの評価であり、感謝の証。
転職の多いキャリアで薄給だった私を、正当に評価してくれた。
その感謝があるからこそ、何があっても上司をリスペクトし続けられるのです。
「私にしかできない仕事」への依存を捨てる
もうお分かりかと思いますが、かつての私は「やりがい」という言葉で自分を縛っていました。
私でしかできない仕事、という感覚で自己肯定感を埋め、仕事に依存していたのです。
今は違います。
私が明日いなくなったとしても、誰かがすぐに引き継げるように整えておく。
常に自走できる仕組みを作ること。
それが会社への感謝の示し方であり、私のプロとしてのスキルです。
お客様へたくさんの幸せをもたらしてくれるサービス業を否定するつもりはありません。
ただ、私の転機になった時には、長期的に見たとき、熱意だけで走り続けられるのか。
体調の不安や、結婚、出産、離婚といった人生の転換期を迎えたとき、自分を守れるのは何か。
私は、稼ぐことでそのリスクヘッジをしただけ。
自立して、心に余裕を持って働く。
それが、今の私がたどり着いた最高の「やりがい」です。
