相席居酒屋のイケメンとご飯にいったハタチ女子のレポート
彼氏がほしい二十歳の専門学生Oちゃん。
相席居酒屋に行って、イケメンと知り合ってインスタを交換した。
相席居酒屋でそのイケメンと「話して楽しかった」という印象はないらしい。あんまり面白くはなかったみたい。
しかしインスタで見る限り、オシャレなイケメンだ。そのイケメンがOちゃんを食事に誘っているという。
彼氏を求めているOちゃん。イケメンに食事に誘われてるのなら、そりゃ願ってもないことだろう・・
しかしOちゃんは、
「でもナルシストっぽい」とか「DMのしかたがイヤ」とか「恋愛には妥協も必要らしい」などと、 急に偉そうなことを語り出したり、高笑いしたりしてる。
現実の変化に対する心の葛藤のせいで、様子がおかしい・笑
Oちゃんが何人かの女友達に相談したところ、意見が分かれたらしい。
Oちゃんは、その意見の違いに「傾向があることに気づいた」と言った。
「いつも彼氏がいて恋愛経験の豊富な子たちは『それは行け!』と言うんです。でも、彼氏がいなくて恋愛経験の少ない子たちは『イマイチ..』って言うんです。結構はっきり分かれます」
「なるほど、勝者と敗者の違いが..」
「はい」
「まあでも、ここでごちゃごちゃ考えてても仕方ないよ。
そんなもんは『行くか、行かないか』しかない。
そして、あんたには『行く』しかない」
と激励した。
「ご飯に行った後の反省会が楽しみ」「そうですね」と笑って、
Oちゃんには、なる早の報告義務も課された。
数日後、「イケメンとの食事のレポート」を聞く日が来た。
Oちゃんと少し会う前に、「レポートが面白くなかったらやり直しですので」とLINEで釘を刺した。

結果は、「会話が続かない人」だったらしい。
質問に答えても「へー」で終わって、「(あれ?)」となる。
(ちょろちょろ質問だけして、そこからまったく話を広げない人って、確かに時々いるよね笑)
Oちゃんが間を繋ぐべく「マシンガントーク」せざるを得なかった。
Oちゃんは『この人、私に興味ないのかな?』と思っていたが、意外にも彼の方から2軒目の提案。
2軒目に行っても、楽しい話をするでもなく、Oちゃんからのフリに対してもリアクションは冴えない。
そのくせ唐突な恋愛アプローチぽい言葉や動作・・「寂しくなる」と言ってみたり、"頭をぽんぽんする"など・・もあったという。
(まあ、そういうことってあるかもね笑)
これがOちゃんのレポートだった。
「面白かった」かどうかは微妙だが、「何とかやりきった」Oちゃんの努力は認めて、及第点としておいた。
「Oちゃんのトーク力が足りてなかったんじゃないか?
君がもっと面白い話をして彼の魅力を引き出すことができなかった」
とダメ出しはしておいた。
(Oちゃんのポテンシャルに「期待するがゆえ」の厳しさであることは言うまでもない。)
そこまでが先週の話。しかしまだ続きがあった。
先日Oちゃんが電車の乗り換えの駅を歩いていると、そのイケメンを目撃。
「何でこんな所に?」という思いがけない駅だった。
イケメンは女性と一緒にいて、「二人ともパーティでも行くんですか?」という感じにめかし込んでいた。
その夜のイケメンのインスタストーリーには、ディナーの写真だけがアップされてたらしい(状況説明はなし)。
「何なんですかね〜。何かむかつく!」
「あんた、別に何の関係もないやん。彼女でもないし・笑」
まあでも、そういうことってあるよねー。不思議なことに、バッタリ会ったりするんよね。
「どんな女性やったん?」と聞くと、
「ん〜、アンニュイな感じ・笑」
「アンニュイ・・」
「何か、よく分からない感じってあるじゃないですか」
「分かりやすく『可愛い』とか『キレイ』っていう感じじゃなかったってわけね?」
「ん〜、まあ・・勝ったかな!笑」
「ま、そりゃ、あんたと比べてやったらいくら何でも可哀想よ」
「もういいですって!」
「もしかしたら、彼は、君は"高嶺の花"だからと・・
だから彼には、君の背中が遠過ぎたのかもね」
「そうかも笑」
Oちゃんはまた相席居酒屋にも行くらしい。
Enjoy!
Yu
PS.
ふと思ったことが、例のイケメンは、そのアンニュイな女性とのディナーでは「楽しい会話」をしたのだろうか? 大きなお世話だが。
