助手席に知らんおばさんが乗り込んできた話
驚くより先に脳みそが止まる。
助手席に、いきなり知らんおばさんが乗り込んできたことがある。
ほんまに普通にや。
ドア開けて、助手席に座って、シートベルト締めて。
ほんで開口一番、
「ほんま暑いわ〜」
当たり前みたいに世間話を始めてきよった。
(…な、なんやこれ?)
ワイの脳みそ、完全にフリーズや。
知らん人や。
絶対知らん。
せやのに向こうは、長年の知り合いみたいな顔して座っとる。
こういう時って不思議なもんでな。
「誰ですか?」
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