指人形、はじめましたの行為と記録 Vol.234「ほぼ台湾旅行記」
ゆびにん制作日記(2025.07.17 - 07.31)
月末に社員旅行で台湾に行きまして、荷造り中も制作を休みましたし、旅行中はもちろん休みですし、帰宅してからも休み、7月下旬はほぼお休みでした。
7/17 (金) 制作休み。
7/18 (土) パペットをはめているゆびにん制作。
7/19 (日) - 20 (月) 制作休み。
7/21 (火) パペットをはめているゆびにん制作。
7/22 (水) 制作休み。
7/23 (木) - 26 (日) 旅行のため制作休み。
7/27 (月) - 28 (火) 制作休み。
7/29 (水) - 31 (金) パペットをはめているゆびにん制作。
7月後半に観た映画
劇場で2本、自前のBlu-rayで1本、機内で1本観ました。
・冬へのパッサカリア(感想)
・愛情萬歳(感想) ☜ 好き
*旅行前に復習として鑑賞。リンク先の感想は以前観た時のもの
・チルド(感想) ☜ 面白かった
・爆弾(感想) ☜ 面白かった
7月後半に読んだ本
『BANANA FISH①~③』吉田秋生(小学館文庫)
1〜3巻まで読了。現在4巻を読んでいます。
6月に読んだ『爆弾犯の娘』の中に出てきて、めちゃくちゃ有名漫画だけどそういえば読んだことないな…と思い、図書館で借りてみました。
面白い!…のですが、この小学館文庫版には巻末にBANANA FISHファンの方々のエッセイが掲載されていまして、2巻の渡辺えり子さんのエッセイで見事に結末のネタバレをされてしまいました…あそこまでネタバレされている内容なら11巻に収録してくれればよかったのになあ…一度読んだことがある人ばかりではないのだから…まあ夏中には全巻読み終えたいと思います。
ここまでが7月に読んだ本。
小説1冊、漫画4冊、歌集1冊の計6冊読みました。
台湾旅行記

女の子が横のバケツにバン!バン!と
魚を叩きつけるように入れていたのが可愛くておもしろかったです
家族帯同OKの社員旅行に母を伴って行ってきました。初海外!
エドワード・ヤンやツァイ・ミンリャンの映画を観てきて、さらに2年前に『台湾レトロ氷菓店 あの頃の甘味と人びとをめぐる旅』を読んで以来一度は行ってみたかった台湾。7月下旬の台湾はとにかく蒸し暑く、旅行中ほとんどの間いた台北は慌ただしくて、ゆったりとした台湾は十份くらいでしか感じられなかったので、ちょっと想像していたのとは違う旅にはなりました。が、台湾映画の湿度の高い雰囲気を肌で感じることは出来たと思います。
2年前の時点で台湾華語の本は買っていたものの結局勉強せずに行ってしまったので、今度こそ勉強して、次は一人旅で花蓮に滞在し、のんびり台湾を味わいたいと思っています。
食べたもの
日本では食べられない本場の味を楽しむぞ!と、意気揚々と色々食べてみたのですが、何を食べても入れられている五香粉にやられました…日本国内の台湾料理は日本人の舌に合うように調節されているのでおいしく感じるんだなと痛感…
3泊4日という短い期間の中で感じたのは出汁の違い。日本は野菜・山菜・キノコ・肉・魚・海藻・貝など様々なものから出汁をとりますが、たぶん台湾は肉・魚・貝がメインでそこに五香粉や漢方を加えているので全体的に味が似通っているのではないかと思いました(少なくとも台北では)。
迪化街には道産の昆布が売られていたのですが、一体誰が使っているんだろう…と母も私も不思議に思っていました。
また、社員旅行に帯同してくれたJTBの現地職員の方によると、乳製品は輸入なので高いとのこと。スーパーカップが日本円で400〜500円もざらで、JTBの職員さんは日本での留学中に毎晩嬉々としてスーパーカップとコーラを楽しんでいたとのこと…実際スーパーやコンビニで乳製品を見てみましたがまー高かった!やっぱり暑いから乳牛育てるの難しいのかなあ…
日本人は自国の食べ物に限らず、様々な国の飲食店を果敢に出しますし、食に対する執着にも近いこだわりの強さを旅行を通じて感じましたね…
ちなみに帰宅した日の晩御飯は大丸で購入したパック寿司で、とんでもなくおいしく感じました。
・士林夜市の糖葫蘆

プチトマトと干し梅の飴。孤独のグルメで五郎が食べていたのでぜひとも食べたかった一品。プチトマトが甘くて普通にフルーツ飴みたいな感じでおいしかったです。
・士林夜市の地下のフードコートの金針花のスープと魯肉飯

魯肉飯は脂っこくていまいち…
スープは金針花は無味でシャキシャキしていてスープ自体は薄いラーメンスープのような味であっさりしていておいしかったです。金針花はほうれん草の20倍もの鉄分があるらしいですが、翌日のお通じが良かったのでたぶん食物繊維もすごいのではないかと思います。
・川業肉圓の魯肉飯と油炸肉圓と餛飩湯

1日目の19時台に行ったら売り切れで店仕舞をしていたので2日目の朝一で行きました。肉圓は千と千尋の神隠しの屋台でお父さんが食べているもののモデルではないかと言われている食べ物。ガイドブックにも載っている有名店なのですが、全部に五香粉が入っているようで苦手な味でした…強いていうなら餛飩湯(ワンタンスープ)がおいしかったかな…
・梁山小籠湯包の小籠包とコーンスープ

ここの小籠包にも五香粉が入っていた気がする…
有名店ですがローソンの冷凍小籠包の方がおいしいと思ってしまいました。
コーンスープは日本のコーンスープと卵スープを足して2で割ったような感じであっさりとしていておいしかったです。台湾はどの店でもスープがたっぷりなのは良いですね。暑いから水分を摂らないとっていう考えからくるサービスなのかも。
梁山小籠湯包はつい最近池袋にオープンしましたが、そこのメニューにはこのコーンスープはありません。台湾に行く機会のある方はぜひともスープを飲んでみて欲しいです。
・正宗建中黑砂糖刨氷の黑砂糖刨氷


トッピングを4つ選べる黒砂糖シロップのかき氷。
トッピングが20種類くらいあり、ショーケース越しに指差しでは指定が難しいと思ったため、事前にGoogleレビューの写真を眺めつつ書いたメモでオーダーしました。書けるけど読めないというもどかしさ…

OK!って感じで盛ってくれました
かき氷のシロップは香ばしく、黑糖粉粿はもちもち、湯圓と仙草ゼリーは無味、優格爆爆蛋はプチっと弾けてヨーグルト味のシロップが出て来る不思議な食べ物でした。かき氷は結構な量あったのですが、暑さのせいでどんどん液体になっていってしまいましたね…
ちなみに母はパイナップルのジュースをオーダーしていました。その場でメモ帳に書いて…

・阿妹茶楼のお茶セット


九份のお茶屋さん。お茶もお菓子もおいしかったです。
出発の時間が迫っていたので急いでいたら残った茶葉は持ち帰りにしてくれました。

・劉山東牛肉麺の紅焼牛肉麺

昨年のお正月に放送していた「ひょうろく旅48h」という番組で見て、おいしそうだったので行ってみました。
お肉が柔らかく、スープはほどよいしょっぱさで、日本人の口に合う感じのうどんでした。ただ私は結局のところ鍋焼きうどんの方が好きだなあ…
・夏樹甜品の杏仁豆腐と甜棗雪耳湯

棗(なつめ)をトッピングしてもらった杏仁豆腐と、白キクラゲと杏仁豆腐のおしるこ。
こちらは行った人のレビューに日本語で注文可能と書かれていたので安心して行けました。店員さんがみんな日本語が堪能なようで、本当に日本語で注文できました。
杏仁豆腐はほのかな甘みでおいしかったです。白キクラゲのおしるこはこれまで食べたことのない食感&味で新しいスイーツでした。味はかなりあっさり。どちらも汁を全て飲めるくらい適度な甘さ。
・セブンイレブンで買ったカットスイカとカットマンゴー


右のお茶がまさかの激甘でした…
果物屋さんで買う機会を逸してしまったので滑り込みでコンビニで買って食べてみました。スイカは帰国の前日。マンゴーは帰国する朝にホテルの近くのセブンに行ってチェックアウト直前に急いで食べました(この執着よ…)。
スイカはいたって普通の日本と変わらないあの味。マンゴーは正直いまいちで、先日ロイヤルホストで食べた「マンゴー&豆花のあんみつ仕立て」のマンゴーの方がおいしかったです。ロイホで使用されているのはメキシコ産らしい。歴代食べた中で一番おいしかったマンゴーは宮崎県産のものかな…地のものが口に合うっていうのが根底にあるのかもしれませんが、日本の果物を育てる技術は優秀だと思います。
・セブンイレブンで買ったグアバジュース

封を開けていない状態でもなぜか甘い香りがしてくるジュース。
味は日本でも飲める感じのいたって普通のグアバジュースでした。
・その他
エバー航空の機内食


行きの機内食はパンだけ温かく、それ以外は冷たくて食べるのに苦労しました。食べ物は温度だよ…
帰りの機内食はホカホカで美味しくいただきました。
ホテルの朝食ブッフェ

台湾でぜひとも食べてみたいと思っていたグアバがブッフェにありました。
それもグアバジュースに使われている果実がピンク色のものではなく、白色のグアバ。食感はりんごのようにサクサクしていて、味もりんごに近いのですが、ほのかにトロピカル感があって爽やかな味でした。

台湾から日本国内に生のフルーツは持ち込みできないので、現地のファミマでドライグアバを買ってみました。ドライフルーツにするとトロピカル感が増しますね。
ホテルのパーティーメニュー
ほとんどの時間は自由時間だったのですが、一応社員旅行なので一晩だけ固定で全体パーティーがありました。





メニューを見るにたぶん魚の浮袋ですね


旅行中、最も口に合わなかったのがここでデザートに出てきたハーゲンダッツのブルーベリー味。

クッキー&クリームとこちらの2択で、日本では見かけたことのないブルーベリー味を選んだのですが、これが激甘!!それに加えてブルーベリーの風味はいずこへ…と思うくらい妙に癖のある味で、申し訳ないのですが2口食べて閉じてしまいました…ちなみに台湾のハーゲンダッツは輸入らしく、私が食べたものはたぶんフランス製でした。
ところで、同じテーブルの方が、アイスが出てきたのにスプーンがないのですが…と、ホテルの従業員の方に尋ねたところ「蓋を取ってください」との指示が…

蓋を開けると内側のビニールの蓋の上になんと木のさじが乗っかっていました。これは面白いしかわいいですね。ハーゲンダッツに限らず、アイス本体にスプーンが入っている商品って今の日本にはないんじゃないかな?ピノや雪見だいふくのピックは馴染み深いですが、スプーンはちょっと思いつかない。
朝食ボックス

新千歳行きの飛行機が10時台しかなかったため、ホテルの出発がかなり早く、ブッフェを食べている余裕がないということで、ホテルが用意してくれました。
サンドイッチはいまいち…家に持ち帰ってから食べたシナモンロールはおいしかったです。
行った場所
ほとんどの時間、台北市内をぐるぐるして買い物したり食事したりしていたのですが、アクティビティ的なことも少し挟みました。
・ロケ地巡り① 大安森林公園の露天音樂台

ツァイ・ミンリャン監督の『愛情萬歳』のラストシーンで登場する場所。
ヒロインの美美と同じベンチに座って母に写真を撮ってもらったのですが、ベンチが激熱で火傷するかと思いました…危険…!
映画では造成中で掘り返した土や立ち入りを制限するビニールテープで雑然としていた公園も、今や草木が青々と茂っていて整えられていました。
あの雑然とした感じが美美の心情を表していたんだろうなあ…今のきらきらとした公園だったらロケ地に選んでいないじゃないかと思いました。

最寄りの大安森林公園駅も整備されていて綺麗でした。

・ロケ地巡り② 臺北市立建國高級中學

エドワード・ヤン監督の『牯嶺街少年殺人事件』で撮影に使用された学校。
母に撮ってもらった写真は背景の学校がくっきりと写っていたのですが、私が撮ったものはなぜかぼんやり。

写真を撮っていたら校門の横にいたおばちゃんが塾のうちわをくれました。私にくれてもなんの宣伝効果もないよ…
・十份のランタン上げ
2日目の夕方、事前に予約していたナルワントの日本人観光客向けの十份・九份ツアーに参加しました。台北駅から十份までバスで結構な時間かかったのですが、日本語が堪能なガイドのビビアンさんが車内で楽しいトークをしてくれてあっという間に着きました。ランタン上げの起源の話も面白かったなあ。

商売繁盛など四面に願い事を書き込んで打ち上げ…
ランタン上げのお店の方は毎日観光客を相手にしているのでてきぱきと写真と動画を撮ってくれました。
道中の山間部の景色も壮観でしたし、十份はのんびりした雰囲気でいいところでしたね。
・九份観光
会社のオプションツアーにも九份はあったのですが、昼間だったし、十份でランタン上げもしたかったので夜に行けるツアーに申し込みました。
夜の九份は提灯の光が綺麗かつあまり混んでもいなくて快適でした。



カルチャーショックを受けたこと
最後に「異国に来たなあ!」と思ったことを記録として留めておきます。
・しょっぱい食べ物にはことごとく五香粉が入っていて
甘い食べ物はとにかく甘い!
「食べたもの」にも書いた通り、私も母も五香粉にやられました…あの独特な味、苦手だ…
そしてなぜか甘くされているお茶にもやられました…
・バイクがとんでもなく多い
2人乗り、子どもを真ん中に乗せての3人乗りなどをしていてもものすごい速度で駆け抜けていきます…怖すぎる。
バイク社会だからかバイクのCMが流れていましたし、日本ではヘルメット装着のままお店に入るのはタブーですが、コンビニと小北雑貨(ドンキ的な店)でヘルメットをかぶったまま買い物しているお客さんを見かけました。
・たいていのトイレでトイレットペーパーを流せない
ホテルのトイレ以外、ほぼ全てのトイレでトイレットペーパーを流すのはNGになっていて、トイレットペーパーを捨てる用のゴミ箱が設置されていました。
帰国後、新千歳空港のトイレで、トイレットペーパーをゴミ箱に捨てずに流すように促す注意書きを見て、なるほど書くわけだ…と思いました。
あとトイレだと阿妹茶楼が紐を引っ張って水を流すタイプのトイレで衝撃を受けました。外出先で一番綺麗だったのは永楽市場のトイレ。布市場なので美的感覚がそうさせるのかなと思いました。
・駅のホームや乗り物の中では飲食禁止

罰金を取られるとのことだったのでうっかり水を飲んでしまわないように常に気をつけていました。暑いし熱中症とか危ないんだから飲み物は良さそうなものですけどね…
・電車内でも通話をしている
仕事か何かの連絡をしているスーツ姿のおじさんも見かけましたし、どこかにクレームの電話をかけていると思しきおばあさんがものすごい剣幕でがなり立てていました…
・男女問わず歩きたばこ多し
と同時に電子たばこを吸っている人はあまり見かけませんでした。
台湾のタバコは強くないのか、嫌な臭いがしないのが不思議でした。
・持ち歩き用のペットボトル飲料がでかい
とにかく暑いせいかほとんどの水が700mlで売っていました。
あんなに重くて不便じゃないのかな…
・コンビニに入ると独特な匂いがする
どの店に行っても茶葉蛋という香辛料入りのお茶で煮込まれた卵が浮いた鍋がでーんと置かれているので、日本とはまったく異なる香りがします。
これまで全く気にしていませんでしたが、帰ってきてからコンビニに行くと、日本はホットスナックの揚げ物の匂いがするなと思いました。逆に外国人観光客の方からすると油臭いと思うかも。
・どこに行っても冷房がガンガンに効いている
外が暑いせいか、屋内はとにかく温度が下げられていました。
これはカルチャーショックというより昔の日本みたい…
今でこそエコの観点からそこまで低い温度設定にされていませんが、日本も昔は屋内と屋外の気温差が激しかった気がします。

