フランスKIDSのナッピ・バースデー・ツーユー
日本では子供のお誕生日会はどんな感じですか?
フランスでは、お金も体力も使います。
バースデーイベントは、カルチャーショックの1つかもしれません。

お誕生日前から当日までの流れ
1. バースデー会場の場所と時間を予約
↓
2. お友達に招待状を配る
↓
3. お友達はプレゼントを用意
↓
4. お誕生日会
↓
5. 手土産を渡す
↓
6. 現地解散
1. バースデー会場の場所と時間を予約

もちろん自宅でパーティーする場合もありますが、わたしの周りでは1割ほど。自宅の方が、会場の手配や移動、会場費などが無くて楽なのでは?と思っているそこのアナタ。
なぜ。
お家の中が破壊されるからです。
クリスマスの時に我が家はホストハウス(招待する側)になりました。
甥っ子たちが家中を走り回り、バランスボールが宙を飛び交う状態。
もちろん「危ない!」と注意はしますが、まったく効かず。
その甥っ子たちにランプを破壊された挙句、その親は特に弁償するでもなく、シャンパンを飲んで酔っ払い状態なので「そこに置いていた方(ホスト側のわたしたち)が悪い!わっはっはっはー!」と大笑いで言い放つだけ。
息子のお友達が我が家に遊びにきた時も、
お菓子はそこらじゅうに散乱し(大人しく座って食べてくれない)、家の外に出たり入ったりで砂だか土だか葉っぱも散乱(我が家は靴を玄関で脱いでもらうスタイルですが、なぜ子供の足にはいろいろくっついているのでしょうか・・・)
お友達の帰宅後、家中の大掃除はぶっ倒れます。
へぇー、懲り懲りです。
知り合いのお宅では、子供たちがダイニングテーブルに登り4、5人で飛び跳ねたのでテーブルが破壊されたそうです。
「いや〜、元気で何より♡」のレベルではありません。
お金を払ってでも会場を取った方が、親側の精神的疲労が軽減されるのです。
2. お友達に招待状を配る
お誕生日に来てほしいお友達に招待状を書きます。
もちろん、お家でお誕生日会をする場合も招待状を渡します。
・お誕生日本人の名前
・招待するお友達の名前
・お誕生日会場の住所
・日時(土曜日の午後が定番で2〜3時間が目安)
・参加有無の返事用の連絡先

招待状を作ったら、次はお友達に渡すのですが・・・。
フランスは子供達まで精神がタフだなと思います。
「招待されない子」の目の前で「招待する子」を呼び集め、1人ずつ例の招待状を渡していきます。
もし、「いつも遊んでいるのにボク(ワタシ)は招待されないんだ・・・」と傷ついてしまう子がいるのではないかと思うとモヤモヤします。
3. お友達はプレゼントを用意
プレゼントの予算の相場はだいたい€10〜€20あたり。
安すぎると、「これだけかよ」と文句が発生するので、慎重に選びます。
何が好きか分からない場合は、むしろ本人に直接「何が欲しい?」と質問することもあります。

タラタタン♬ byごきげんよう
4. お誕生日会
当日、親は振る舞うケーキを購入 or 手作りします。
子供達はチョコレートが大好き!
どのお誕生日会でも登場するのは、チョコレート系のケーキやお菓子が定番です。

指定の時間にお友達がプレゼントを持参して会場に来ます。
彼らの親御さんは会場で自分の子供を預け、「ぢゃ、あとはよろしくね〜!」と颯爽と退場します。
招待するお友達が多ければ多いほど、ケガをしないか、ケンカが始まらないかなど監視体制を強化。ヒヤヒヤ
人数が多くなればなるほど、学童並みになります。
招待する側になった時は、その親もプレイヤーになって参加する場合もあります。
5. 手土産を渡す
終了時間、お友達に「来てくれてありがとう」の気持ちを込めて、小袋を手渡します。
中身は、ハリボーなどのグミ系のお菓子や小さなおもちゃ(駄菓子屋さんで売ってそうなプラスチックでできたオモチャ数個)などが入っています。
この手土産、強制ではありませんが、ほぼ毎回もらって帰ってきます。

6. 現地解散
終了時間に各お友達の親御さんが子供たちをピックアップしに来ます。
みんなが帰った後に、軽く片付けはしますが、食べこぼしなどの処理などは会場スタッフの方が全て行ってくれるので、本当に助かります。

年齢と共に変化するバースデー会場
先日、息子がお友達のお誕生日会に招待されました。
息子が4・5歳前後の時は、屋内アスレチックで大きな滑り台やトランポリン、ゴーカートなど。
息子が歳5・6の時は、屋内ロッククライミングやフットサルで実践的なアクティビティ系。
そして、先日の会場は屋外のレーザーゲームで、本格的に大人も楽しめちゃうスポーツ系。
音声付きヘルメットにレーザーの的が付いていて、専用のレーザー銃でその的を撃つゲーム。
2チームに分かれて対戦するスタイル。
森の中(ゲームをするエリアにフェンスが張り巡らされているので、迷子になる心配はありません)に小屋や隠れるところが設置されていて、動きたい盛りの少年たちを疲れさせるにはピッタリです!


ゲームが終わり、お迎えに行くと子供達はヘロヘロになってました。
おかげでその日の夜は早々に爆睡でした。
ちなみに、会場を2〜3時間使用するのに€100前後かかります(子供の人数にもよります)。
お誕生日ボーイのママさん
この日のお誕生日ボーイのお母様はウクライナ人。
「ウクライナ人は男女とも美しい」と聞きますが、このお母様も例に漏れずとてもお美しいのです。
スラっと高い身長に、ブルーの目、ブロンドと赤毛が混ざったような髪色。
とても謙虚な姿勢でいつも笑顔で物腰柔らかな女性です。
こちらのウクライナ人ママには弟さんがまだウクライナにいらっしゃいます。弟さんには奥様とお子さんがいらっしゃいます。
いまだにロシアとウクライナの対立は治っていません。
本当はすぐにでもフランスに呼んで安全を確保したいそうなのですが、それがまだ叶わないそうなのです。
「子供が3人以上の家庭は、ウクライナ国外に出ることを許可される。子供が2人以下の場合は、父親が兵に駆り出される場合があるので出国してはならない」というルールがあるそうです。
弟さんはお子さんが2人。最近2人目が生まれたばかりで、早急に3人目を産める状況ではないので、まだ暫くはウクライナに残らないといけないというのです。
また、ウクライナ人ママはご自身のご両親をフランスに呼びたいのですが、それも難しいようで、毎日心配が絶えないと言っていました。
こういった内情はなかなかニュースなどでは知る機会がないと思い、この場をお借りいしてシェアさせていただきました。
なんとも、もどかしい。
1日でも早く、緊張が解ける日がやってくることを願っています。
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▼自己紹介
▼フランス語に興味がない人こそ見てほしい。フランスのリアルを紹介しながら知らないうちにフランス語が身についちゃう。
▼フランスでの失職事情をつらつらと書いています。
▼「沼るフランス語」でフランス語の音の世界を楽しんでみませんか?軽い気持ちで始めて、ネイティヴのように発音できちゃうよ。

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