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連絡がないまま始まった一年

今回の帰省は、正直すったもんだだった。

私は両家へ行ったのだけれど、
最終的には
夫は夫の実家へ、
私と娘は私の実家へ。

そして年が明けて、
私と娘が先に自宅へ戻ってきた。

仕事始めも過ぎているし、
夫は当然、もう自宅に戻っているものだと思っていた。

けれど、現実は違った。

夫は実家で、そのまま在宅勤務をしていたらしい。

コロナ禍から導入されたリモートワーク。
夫は都合のいいように使っているけれど、
正直、私は少し疑問に思っている。

年始の仕事始めに、
顔を合わせて挨拶をする。
そういう感覚は、もう古いのだろうか。

テレワークが可能だとしても、
暗黙の了解のようなものはないのかと、
つい勘繰ってしまう。

どんな仕事をしているのかも、
正直よく分からない。

そして、
自宅にいつ帰ってくるのかの連絡もない。

これは、昔からあった夫の傾向だ。

ただ、
夫婦仲が悪くなってからは、
それが意図的になった気がしている。

以前、
「どこに行こうと俺の勝手だ」
と言われたことがある。

だから、私も聞かない。

居なければ居ないで、
気は楽だ。

それでいい。

でも、
いつ帰ってくるか分からないという状態は、
また別の疲れ方をする。

不安、というより、
見通しが持てない不安定さ。

帰るなら帰る。
帰らないなら帰らない。

それだけでいいのに、
何も知らされないまま過ごすのは、
オートマティックに神経を使う。

別に待っているわけじゃないのに。

とにかく、
連絡をよこさないことで、
主導権を握られているような気もするのだ。

沈黙も、立派なコントロールでは?

怒っているわけでも、
責めたいわけでもないし、
なんなら帰ってきてほしいわけでもない。

ただ、
連絡がないことで
逆に意識に上ってくる。

それが、
少し面倒だ。

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