等身大こそ最強のブランディング
善く見せようとするのが個人ブランディングだと思ってるのは初歩的な間違い。
— なぁさん|しょぼい起業家 (@nst_nakata) January 10, 2025
むしろ等身大のダサさをちゃんと魅せれるかがポイントになる。
特に30代以上になれば自分を大きく見せるための「元○○○」はいらない。おっさんに求められるのは"今"なにしてる奴なのかだけ。
「ダサい」を隠さなくてもいい理由
ぼくが今回のポストをしたきっかけは、「個人ブランディング=カッコよく見せること」だと思い込んでいる人があまりにも多いと感じたからです。
SNSを中心に、どうしても“いい部分だけ切り取って美化する”投稿が目につきます。確かに、魅力的に見せることは大切なテクニックかもしれません。ですが、あまりに誇張しすぎると「本当はどうなんだろう?」と疑いを持たれたり、後々自分自身が首を絞めてしまったりすることにもつながります。
特に30代以上になってくると、どうしても過去の肩書きや実績を引っ張り出して“元○○○”というプロフィールを前面に押し出したくなる気持ちはわかります。ぼくも一時期、昔の実績にすがりたい衝動に駆られたことがありました。
しかし今の時代、特にSNS上では「今、おもしろいことをしている人」が注目される傾向が強い。だからこそ、肩書きだけを全面に出しても「ふーん、それで?」で終わってしまいます。
いちばん大事なのは、その肩書きや実績の延長線上で「今どんな行動をしているのか」「どんな想いで動いているのか」をしっかり発信することです。そして、その過程を“ダサい”ところも含めてオープンにする。そこが、多くの人が忘れがちな“等身大の強さ”なんだと思います。
「今」にフォーカスすると得られるメリット
では、なぜ「今」にフォーカスすることが重要なのでしょうか。ぼくは以下の3つのメリットがあると考えています。
1. 信頼感が高まる
過去の実績を語ること自体は悪いことではありません。しかし、過去の栄光だけで“すごさ”を演出しようとすると、読者が抱くのは「今はどうなの?」という疑問です。そこをクリアできないと、「実際は停滞しているのでは?」と思われる可能性がある。だからこそ、今取り組んでいることをリアルタイムで発信していくことで、読者からの信頼感は高まります。
2. 人柄が伝わりやすい
「等身大を魅せる」とは、自分が苦戦している姿やうまくいかない部分も隠さずに示すことです。SNSではどうしても成功体験だけを発信しがちですが、その裏側にある失敗や迷い、泥臭さも共有することで、読者は「この人も同じように悩むんだな」と共感してくれる。人柄や本音が見えることで、応援したくなる気持ちが生まれます。
3. 行動力につながる
「今やっていること」を発信するメリットは、自分自身の行動を加速させる点にもあります。やろうと思っているだけではなく、実際にやっているところを見せることで周囲からの反応が得られ、モチベーションが高まります。また、自分が挑戦していると「ぼくもチャレンジしようかな」と思う人が増え、周囲を巻き込んで新しい流れが生まれることもあります。
背景にある個人ブランディングの誤解
ぼくがこのポストをするに至った背景として、いくつかの個人ブランディングの“誤解”があると感じています。
• ブランディング=偉そうに見せること
「ブランディング」という言葉が先行すると、「威厳を保つ」「失敗を見せない」「常に完璧である」ことが求められると思い込んでしまう人が多いです。しかし実際には、失敗やダサい部分を隠さず見せるからこそ、人の心を動かすブランディングが成立するわけです。
• ブランディング=肩書きの羅列
「元○○○」「○○大学卒」「○○講演実績あり」といった実績をアピールするだけでは、今の時代は説得力に欠けるケースが増えています。もちろん実績そのものは強い武器になることもありますが、それだけで「この人の考え方はどんなものなんだろう?」までは伝わりません。読者はむしろ“現在進行形の姿”を見たがっているのです。
• 等身大だとカッコ悪い
等身大の自分をさらけ出すのは、正直怖いですよね。ぼく自身も「こんなこと書いたら馬鹿にされるんじゃないか」「意識低いと思われるんじゃないか」と不安になることがあります。しかし、“完璧”を装うほど、そのギャップがあとから発覚したときのダメージは大きくなります。ならば最初から、いい意味で肩の力を抜いて“ダサさ”も見せた方が、よほど気持ちがラクで継続しやすいのです。
具体的なアクションプラン
では、読者のみなさんが「今」の魅力を最大化し、等身大の強さを発揮するためにはどうすればいいか。いくつかぼくが実践しているアクションプランをご紹介します。
1. 今日やったことをSNSで簡単に発信する
どんなに小さいことでも構いません。たとえば「ブログ記事を1本書いた」「オンラインミーティングでアイディアを共有した」といった内容でOKです。ポイントは「今日の行動」をシェアすることで、自分と周囲に「ぼくは今まさに動いてるんだ」と認識させることです。
2. 失敗談や恥ずかしい話もシェアする
投稿する内容が成功体験だけだと、どうしても読者からは「この人、完璧超人なの?」と思われ、逆に距離を感じさせてしまいます。だからこそ、失敗や恥ずかしいエピソードも適度に混ぜるといいです。たとえば「今日はこんな失敗をしちゃったけど、こうやってリカバリーしてみた」という具合です。
3. 対話型の投稿を意識する
「みなさんはどう思いますか?」「こういうとき、どう対応してますか?」と呼びかけることで、読者とのコミュニケーションが生まれます。一方通行の情報発信ではなく、相手が何かリアクションをしたくなるような形をとるのがコツです。
4. 定期的に目的や目標を再確認する
「今、ぼくはなにを目指しているのか」「どんな目標のために動いているのか」を、読者にわかりやすく伝えることも大事です。変化の早い時代だからこそ、軌道修正も頻繁に起こりがち。常に最新の状況をアップデートしながら発信していくと、「この人、本当に今を走ってるんだな」と伝わります。
ぼく自身の思考プロセスと体験談
ぼくが「今を見せる」「ダサい部分も隠さない」スタンスに至ったのは、過去に痛い目を見た経験が大きいです。昔は、華やかな実績や過去の武勇伝を全面に出して「こんなにすごい人なんだよ」とアピールしがちでした。それで注目を集めることはあったものの、その後が続かなかったんです。「あなたの今を教えてほしい」と言われても、たいした行動ができていないとネタがない。
そんな状態で無理やりカッコいいことを発信しようとしても、いずれボロが出ます。いわゆる“嘘はついてないけど盛っている”ような状態で走り続けるのは相当しんどいです。それで悩んでいたときに、ある情報発信のプロの方のコンテンツで「葛藤を発信するのが大事」という内容でヒントを得ました。
正直、初めは「そんなかっこ悪いこと発信したらフォロワーが離れるんじゃ……」と心配でした。ところが実際にやってみると「めちゃくちゃ共感できる」と言ってくれる人が増え、むしろフォロワーは増加したんです。“完璧”であるより、“人間臭い”方が魅力的だとわかった瞬間でした。
まとめ:等身大こそが共感を生む
個人ブランディングは、ただ自分をよく見せれば成立するものではありません。
むしろ「ダサさ」や「不完全さ」を含めて見せるからこそ、多くの人に刺さります。過去の肩書きに頼るより、「今どんな動きをしているのか」を伝えることで、共感と信頼が生まれるんです。
ぼく自身もまだまだ完璧にはほど遠いですが、むしろその不完全さこそが発信のネタになり、成長の糧になっています。
だからこそ、みなさんも遠慮なく“今のあなた”をさらけ出してみてください。そこから生まれる共感や応援が、次のステップへの大きな力になるはずです。
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