美術館日記[63]ファン・ホーホストラーテン《部屋履き》@ルーヴルDNPミュージアムラボ2009.3
*この記事は過去に行った展覧会の感想をnoteにまとめ直しているものです。
現在行われている展覧会ではありません。
基本的に当時のものをそのまま書いています。
もはや登場する作品はおろか展覧会自体の記憶があやふやなものもあります…
太字のものは過去の私への現在の私からのコメントのようなものです。
ルーヴルDNPラボ過去記事です↓
ファン・ホーホストラーテン《部屋履き》
問い直された観る人の立場
ルーヴル - DNPミュージアムラボ第5回展は、ルーヴルのオランダ絵画コレクションの中でも、最も優れた作品のひとつに数えられる、サミュエル・ファン・ホーホストラーテンの≪部屋履き≫が登場します。ファン・ホーホストラーテンは、レンブラントに学び、フェルメールと同じ時代を生きた17世紀オランダ絵画の黄金時代を代表する画家です。特別な空間への関心から生まれたこの作品は、オランダ風俗画の典型的な「室内」を舞台にしながら、極めて珍しい人物のいない作品となっています。手前から奥へと続く無人の部屋に描かれる、箒、部屋履き、鍵、ロウソク、画中画。静けさの支配する空間は、視線を進めるにつれ、意味合いを増すかのように見る人をその中に捕えていきます。今回のラボの体験では、観客は自ら作品を分析、解釈しながら、画家が周到に作品に仕込んだ演出を見つけ出していきます。

毎回ルーヴルのコレクションから1点のみ(か同シリーズ作品のみ)借りてきてその作品に多角的に迫るルーヴルDNPミュージアムラボ。
今回はオランダ絵画でした。
オランダ17世紀ブームはまだまだ続く。のか?(自分の中でのブームだったのか、体感として世間で流行っているように感じていたのか謎です)
レンブラント工房にいたファン・ホーホストラーテンの風俗画。
本でこの絵について解説するときに書かれそうな視線の動きとかを最新技術で見せる、と言う感じの展示だった。
土曜シネマというのがあって会場内で見られる映像作品が修復のドキュメンタリーですっっっっごく面白かった!
修復されていく過程を知れたり、どういう思いで仕事をしてるかの発言がかっこよすぎたり。
美術史を作り出す仕事っていいな。本当に。
もう内容を覚えていないのですが、とにかく見ながらわくわくした記憶があります。
登場する修復家の人が「私たちが作品を修復することでその作品が世に出るわけで、私たちは美術史を作っている」みたいなことを言っていて痺れまくったのは覚えています。
そして「修復家」という仕事を意識したのも初めてだったかもしれません。
肝心の作品があんまり印象に残っていない困った事態...。
どうなんでしょう。ねぇ….。
この書き方からみても気持ち全部ドキュメンタリーに持ってかれちゃったのは明らかですね。
ルーヴルDNPミュージアムラボは来館者1人1人に専用のカードが配られてその人が見た内容などをオンライン上で振り返ることができるようになっていました。(多分。記憶が曖昧すぎる)

あと自分が動かした画像や見た情報などもプリントアウトしてお持ち帰りできたりと何かと至れり尽くせり、そして無料というありがたさ。






十分面白そうなんですが。
ドキュメンタリーが勝っちゃったのかー。
