卵焼きおにぎりと、春がほどけていく日

おはようございます。
今朝は、スパイスで春をイメージしたホットドリンクを。
前から作ってみたいと思っていたものでした。
シナモンスティックとカルダモンを軽く砕き、火にかける。

桜の塩漬けは塩を落とし、湯に浮かべて花を開かせました。


煮立ったスパイスに、八丈レモンを絞ってカップへ。
最後に桜をそっと乗せる。

スパイスと桜。
大人な春の味。
すっと馴染んで、自然と心が落ち着いていきました。
—

焼き芋を焼きながら、
卒業したウルトラマンを整理していると、


その佇まいが、時代に流されることなく
永く親しまれていくものの美しさを感じさせてくれました。
—

焼き芋が焼け、粗熱をとっている間に外へ。

昨日よりもまた少し進んだ成長。
小さな葉が、やわらかく揺れていました。


雨のあとのミモザは、くたんとした姿に。
もうそろそろ、お礼の時期だと教えてくれます。

—
台所へ戻り、朝ごはんの支度。

サヤエンドウを塩茹でに。
日曜日の冷蔵庫は、お礼の野菜たち。

残りものが重なりながら、静かに空になっていきます。
人参の葉はこれでおしまい。
えのきと合わせてスープに。

目玉焼きには、人参の葉と春菊を。
火が入ってカリッとした部分が、心地よい食感に。

焼き上がった焼き芋は、今日も蜜がきらり。


少し取って齧ると、カリッと甘く、
蜜そのものに焼き芋の味がありました。

仕上がった白菜漬けも切り分けて。


出来立ては、つい手が止まらなくなります。

今日も、娘と先に朝ごはんを。
—
スケボーへ行く前に、ごはんを炊きました。
娘からリクエストのあった、卵焼きのおにぎり。

砂糖と白だし、醤油で味付けし、
焼き色を意識して丁寧に焼く。
焼いている時間から、少しわくわく。

軽く塩をしたごはんの上に乗せると、
その姿が新鮮で、自然と少し大きめに。



いつものおにぎりの中に、
ひとつ、特別なものが加わりました。
娘の嬉しそうな顔に、こちらまで満たされていきます。
—

曇り空のスケボーパーク。
波は荒く、白波が立ち、塩の香りが漂っていました。
たくさん滑って、お腹もぺこぺこに。

楽しみにしていたおにぎりを開くと、
中から現れる卵焼き。
「どう?」と聞くと、満面の笑みで「美味しい」と。
私も続いて食べてみると、
やさしくて、ほっとする味でした。
大きく作ったはずのおにぎりも、
娘は二つぺろりと。さらにゆかりもひとつ。
夫は、ハムやウインナーも合いそうだね、と。
スパムおにぎりのような組み合わせも、たしかに良さそう。
けれど、
シンプルな卵焼きだけの美味しさも、また好きだと思いました。
—
夕食は、あるものと作り置きに助けられて。

それぞれが食べられるもので整えたサラダと、

蒟蒻の煮物をひとつ。

作り置きの餃子に、ししゃも。
娘にはガパオも。



少しずつ違うものを並べながら、
気づけば食卓はにぎやかに。
組み合わせが少し違っても、それでいい。
その日のかたちとして、受け入れていく。
お腹いっぱいの夕食。
春休み最終日。
明日からまた、それぞれの場所へ。
それぞれの春が、はじまっていきます。
