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【子育て】『大人しい』事は息子の長所なのかもしれない

毎朝息子は、幼稚園バスに乗って行く。

数名の年長さんと一緒にバスを待っているが、毎朝適度な距離感を保ちつつ待ち時間を過ごしている。

気分がのらない時には、話しかけられても、無反応の時もある。

おい、おい、もうちょっとノリ良く出来ないものかね?

母親としては、息子の塩対応にヒヤヒヤしてしまう。

園児の中にはバスの乗る順番に執着する子もいる。

窓際が良いかと思いきや、通路側の方がお友達と沢山話せるから、2番目に乗りたい!と志願していたりする。

息子は毎朝同じバス停の女の子に、

「先に乗って〜」と懇願される。

その頼みを良いとも悪いとも言わずに、毎朝無言で先にバスに乗り込んでいく。

しかし、今朝は違った。

いつも早朝保育を利用している子がバス停で待っていた。

それを見た息子は、どういう理由かこちらに近寄ろうとしない。

適度な距離感を大幅に超えて異様な距離感を保っている。

どうしたの?

何を聞いても返事もしないから、そのままバスが来るまで放っておく。

小雨の中バスが到着すると、いつもなら一番に乗るはずの息子が2人の様子を見守って動かない。

これは、一番に乗りたくないアピールなのか?

バスから遠く離れている事で、息子は最後にバスに乗ることに成功した。

そして、2人とは違う席の3人席の通路側。

ぎゅうぎゅうだから、別の席に座ればいいじゃん!、と、ツッコミを入れたくなるが、息子の作戦は成功したようだ。

たぶん、バスを待つ2人に近づいたらいつもの様に、先に乗って〜とせがまれて、断れないと思ったのだろう。

息子は息子なりに頭を働かせて、断わることなく、自分の欲求を満たす方法を考えていたのだろう。

ふっ、策士だな。

子供なんだから、イヤなことははっきりイヤだと言えば良い、と思ってしまうが、子供でも断れない子もいるし、自分の思いを言えない子もいる。

大人しいって事は、大人なのだ。

何でもかんでも想いのまま言葉に出来る子は、羨ましいし、特をすると思う。

でも、自分の想いを伝えずに我慢するって事は教えるのが難しい。

それを自然にやっている息子は、大変大人びた子どもだ。

それは、息子の長所なのかもしれない。

お友達の輪の中に入れず、一人でやりたい事をやっている姿を見ると、不安になったりするが、新しいお友達には興味を示して自分から話しかけたりする。

これは、私と同じ特徴だ。

群れることより、外への関心が高く、まだ見ぬ世界が魅力的で、現状に満足しない。

だから、息子の気持は良く分かる。

自由でいたいのだ。

大人しい事が理由で、いじめられたとしても、それはやはりイジメる方が悪いと思う。

何の危害も加えた訳ではないのに、自由に気ままにいる事で、気に入らないと仲間はずれにされた事も多々ある。

仲間に入りたいけれど、入れてもらえない、そんな気持になる事もあるだろうな。

集団生活って自由人には苦痛を伴うものだ。

息子のそーゆう特性を理解して、それでも仲良くしてくれる子が現れると良いなぁ。

大人しい自分が嫌いだったから、息子の大人しいにも否定的な考えだったしたけれど、この頃少し変わってきた。

息子を認めることは、自分を認めることに繋がっている気がする。

他人のないものねだりをやめたら、少し楽に生きれるしね。

息子を愛おしいと思えば思うほど、自分の愛おしさも増していく。

子育てって不思議だ。

そして、とてもメンヘンな営みだ。

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