環境・観光産業委員会 報告と私見
「稼げる農業」への挑戦
(仮称)湯河原軽トラ市実施計画(案)について
本日の環境・観光産業委員会にて、町長が掲げる「稼げる農業」 の一環として、「(仮称)湯河原軽トラ市実施計画(案)」 が報告されました。

この計画は、生産者が自身の作った農作物をPRし、地産地消の促進を図り、直接販売を通じて農家同士や町民、観光客との交流を深めること を目的としています。
また、少量多品種の柑橘類を販売 することで、「稼げる農業」 の実現を目指しています。
委員会での議論と感じた課題
委員会では多くの質問が出され、現時点で課題が多いと感じました。
そこで、現段階での私見を述べます。
1. 出店者の確保と市場としての成立
「稼げる農業」を目指すには、安定的に出店する生産者の確保が最も重要 だと感じました。
毎週末、年間を通じて少量多品種の柑橘類や農作物を安定して出店できる生産者さんが集まるかどうか、現時点ではまだはっきりしていません。
軽トラ3〜4台の出店では「市場」としての賑わいが維持できない のではないかという懸念が残ります。
「市場」としての賑わいを保つためには、もっと多くの出店者さんに参加してもらえるようなサポートや仕組みを整えることが大事だと思います。
2. 集客力と地産地消の促進
地産地消を促進し、町民や観光客に足を運んでもらうための工夫が求められます。
現在の候補地である町役場駐車場や惣湯入口広場 は、アクセスのしやすさに課題がある ように思われます。
「軽トラ市に行ってみたい」と思わせる魅力をどう作るのか、具体的な集客戦略が現段階では示されていません。
観光客の誘致を狙うなら、観光イベントとの連動や、地元特産品の体験イベント を組み合わせるなどの工夫が必要です。
「地元農産物をPRする場」「地産地消の推進」「観光客との交流の場」 という目的を果たすために、もっとワクワクする企画が必要 だと感じました。
※小田原市では、以前にまちなかで軽トラ市が行われていました。
3. 「日曜観光朝市」との棲み分けと共存の道
既存の「日曜観光朝市」との棲み分け、共存の道を探る必要があります。
観光朝市は、販売だけでなく観光客との交流を通じて、湯河原のおもてなしを具現化 しています。
新たな軽トラ市が競合するのではなく、相乗効果を生む形 にしなければ、観光朝市の出店者に不利益が生じる可能性があります。
例えば、開催日や時間帯を調整して差別化する、相互に誘客を促進する連携イベント を実施するなどの工夫が必要です。
「稼げる農業」 の実現には、既存のイベントを尊重しつつ、共存共栄を目指す姿勢が不可欠 だと考えます。
4. 現段階での私見:挑戦してみる価値は十分にありますが、いくつかの課題をクリアすることが大切だと感じます
湯河原軽トラ市は、農家の収益アップだけでなく、地域の活性化にもつながる可能性があります。
特に、生産者が自らの言葉で地元の魅力をPRできる場 というのは、とても魅力的だと思います。
一方で、課題を解決せずにスタートすると、失敗に終わる可能性も否めません。
出店者の確保、集客の工夫、既存イベントとの棲み分け という3つの課題をクリアするための具体策が求められます。
まだ荒削りの構想段階ですが、関係者と連携し、現場の声を丁寧に聞きながら進めていく必要がある と感じています。
「稼げる農業」の新しい形を模索し、湯河原の地域活性化につながる取り組みになることを期待しています。
まとめ
出店者の確保と市場としての成立
集客力と地産地消の促進
「日曜観光朝市」との棲み分けと共存の道
町民や観光客に愛される市場を目指して、今後も積極的に議論を深めていきます。
