北海道で好きな場所は、何もない「襟裳岬」
3年ほど前に北海道をレンタカーで一周したことがある。
どこに行っても絶景と出会える北海道。
その中で最も印象的だったのが「襟裳岬」だ。

見渡す限りの海と、断崖絶壁。風がビュンビュンと吹いていていた。
地場所は北海道の下の方にある出っ張り部分。

襟裳岬は、札幌や帯広などの都市部から離れてるし、他に有名な観光地もない。
アクセスの悪さに行くのを断念する人も多いらしい。
なぜ自分はそれでも行ったのか。
それは幼少期から「襟裳岬」という名前を歌を通して知っていたからだ。
↓この歌を聞いた事ある人も多いだろう。
森真一さんが歌って有名な「襟裳岬」。
自分は父が吉田拓郎が好きだった影響で、吉田拓郎バージョンをよく聞いていた。
北の街ではもう 悲しみを暖炉で
燃やし始めてるらしい。
〜中略〜
襟裳の春は何もない春です。

確かに岬以外は何もなかった。
何もないのだけれど、あの広大な海と絶壁は記憶にずーっと残っている。
それほどインパクトがあった。
というか、他に何もないからこそ記憶に刻まれたのかもしれない。

道中遠いしなにもないし、行くのを迷ったこと。
到着した時の絶景に目を奪われたこと。
近くのレストランでは永遠に森真一の襟裳岬が流れていたこと。

理屈ではなくて、行ったからこそ感動できた。
襟裳岬は確かに何もなかった。
でも何もないからこそ、絶景が記憶に刻まれた。
北海道はどこに行っても感動できるが、
不思議と一番印象に残ったのが襟裳岬です。

