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土用は、いのちが深呼吸する時間🌱

【土用とは、昔の人にとって「整えるための間(ま)」の時間】

土用は、季節が切り替わる前の“調整期間”
昔の人にとってそれは、何かを始めるための時ではなく、
いのちと暮らしを整えるための「静かな間」でした。

自然の流れの中で生きていた時代、
人は季節の移ろいをカラダで感じ取りながら暮らしていました。
土用は、次の季節へ向かう前に、
一度立ち止まり、内側を整えるための大切な時間だったのです。

農の暮らしでは、
田畑の作業をいったんゆるめ、

・道具の手入れをする
・家の中を整える
・味噌や漬物などの発酵食を仕込む
・心身を休ませる

といった“備えの時間”にあてられていました。

外へ外へと向かっていたエネルギーを、
自分の内側へ戻す期間。
それが土用でした。

また、土用の時期は
「土の氣」が強まるとされ、

・畑を深く耕す
・家の基礎工事
・大きな引っ越し

など、土を大きく動かすことは避け、
どうしても必要な時は「間日(まび)」を選んで行っていました。

これは迷信ではなく、
自然への畏れと調和の中で生きていた証でもあります。

食事もまた、整えるための大切な智慧。

土用には、

・消化にやさしいもの
・温かい汁物
・味噌、ぬか漬け、梅干しなどの発酵食
・小豆
・滋養のある食材

が好まれました。

「土用の丑の日のうなぎ」も、
本来は夏に向けて体力を養う“いのちの準備食”
贅沢ではなく、カラダを労わる智慧だったのです。

土用の本質は、

🌿 休む
🌿 整える
🌿 カラダを養う
🌿 内側を見つめる
🌿 次の季節へ橋をかける

という生き方。

がんばるための時間ではなく、
がんばらなくていい時間

立ち止まり、緩め、整え、
また自然の流れへ戻っていくための“深呼吸をするような期間”

忙しさに追われがちな今だからこそ、
この「間を生きる感覚」は、
いちばん大切なひとときなのかもしれません。



普段はXで、「ときを味方につけて、ときをためる手作り暮らし」。
摘み草をしながら保存食作りをする『いのちめぐる暮らし』のあり方を発信しています。
よかったらXでもおつながりくださると嬉しいです。

結い🌏🌱

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