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終わりははじまりの始まり〜note始めることにした

6月が終わる。2020年が半分終わる。

最近、日々のアルコール摂取により、昨日何やっていたかもすぐに思い出せない。ましてや1ヶ月前なんて何をか言わんやの世界だ。

かのイチローが「アルコールを入れない日はない、必ず入れます」って言っていて、それはもう全日本飲兵衛同盟の皆様同様、私も勇気と希望をもらったものだ。でも所詮私は一般人、ダイレクトに脳に影響しているのであろう。

とまあ、しょっぱなからどうでもいいことを書いてしまったけれども、まずは自己紹介と覚えている範囲で簡単な生い立ちを。

ユイじょり。フランスでは一応本名。現在、フランスはパリ在住。

日本の名字を名乗らないなんて、日本人の心を捨ててしまったのか…!?的なツッコミは受け付けるけど、もちろん忘れていないし本意ではない。

アルファベット8文字の立派な和名字はあるけれど、こちらであまり採用しない理由は2つ。

ひとつは、手続きやお店予約の際などにアルファべットの綴りを問われたとき、

(和名字)○ー、○ー、○ー、○ー、○ー、○ー、○ー、○ー

(仏名字)ジー、オー、エル、イグレック

とまあ半分で済むわけ。1.5秒の節約。
これで後ろに並んでいる人たちのストレスが軽減されるかもしれない。
ペーパーテストのとき名前の記入が単純だと有利、的な発想で、当地では主にこちらを採用している。

ふたつめは、「じょり」という響き。

フランス語の同音異義語に「joli」という形容詞があって、こちらストレートにとると「きれいな」とか「美しい」という意味。
なので待合室とかで「マダムジョリ」って呼ばれて、平たい顔族代表みたいな私の顔に対して周囲の何ともいえない視線を感じることが多々あるのだけど、その反応を見るのがまず面白い。

それに、この世知辛い世の中、せめて名前だけでもビューティを感じさせてくれ…と思って、採用している。


次に、生い立ち。

私は三陸の海近くで生まれ、高校卒業まで信州の山近くで育ち、大都会東京で浪人〜大学生活を過ごした。
卒業後、某国内化粧品会社に就職。

引き続き東京で社会人生活を過ごしたのち、20代最後の年に社内公募で運良く駐在の座をゲットし、花の都、フランスはパリに降り立った。

約4年間、人生でもっとも輝いていた駐在生活を送ったのち、東京砂漠にカムバック。
今思い出すだけでもこのギャップにはグッとくるが、そこから2年間、がむしゃらに働いたのち、かつての上司の「他人の人生を生きるな」との一言で、すっぱりきっぱり潔く退職。

一昨年結婚したフランス人パートナー(*1)と生活するために、相棒のMilou(*2)と共に、昨年末にパリに舞い戻ってきた。

(*1)うちのフランス人については、漢字で書くのもカタカナで書くのも「っぽく」ないので、Otto氏と表記する。

(*2) 愛犬ミルゥ。駐在中に飼い始めたフランス生まれのマルチーズ♂。目に入れてしまいたいくらい可愛い。

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0歳のときから空飛ぶ犬


パリに戻ってきてからは、フランスのアドミ手続きに骨を折るかたわら、ちょこちょこ就活したり動いたりしていた。

でも、そんな自分の思うようには進まない。

大規模ストや、暗く寒いパリの冬のせいもあり、「何者でもない自分」に嫌気がさして徐々に塞ぎ込んでいった。

そこにドーンとやってきたCovidの波。

あれよあれよという間に、フランスは3月17日からConfinement(コンフィヌモン、外出禁止)となった。
シャンゼリゼに人っ子ひとりいない風景は世界中の誰もが衝撃を受けたことだろう。

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Confinement中のスーパー前。3mのディスタンス

かくいう私は、周りが「外出禁止で困る〜」とか、「テレワークが〜」とか、「収入が〜」とか嘆いているのを聞きながら、ふと我に返ると、

あれ、犬の散歩はOKだし、特に困らない(笑)。

「え、Confinementでもなんにも変わらないじゃん私」って気づいた時が一番驚いた。
見方によっては変わらないことがラッキーともいえるけど、衝撃の方が大きかった。

そんなことをグチグチ言っていたらOtto氏が見かねて、「いいか、社会全体がストップしてるんだ。異常事態なんだから今あがいてもしょうがないだろう」的なことを淡々と諭してきた。
こういうとき、根っからのスーパーポジティブシンキングなうちのフランス人は役に立つ。


じゃあ家にいてなにをするか。余計なことを考えず、没頭できるもの、無になれるものがいい。

そこで思い出したのが、私、料理とか手芸とか工作とか、とにかくものを作り出すことが昔から好きだった。

どんなに疲れて帰ろうと、キッチンに立って自分の思い通りに好きなものを作るひとときで全てがリセットされる気がしたし、休みの日は、築地まで歩いて築地場外で食材仕入れ、うちでひとりごはんをするのが恒例だった。

だからこの機会に、私は家の中で完結できる私なりの楽しみ方でクリエイションに没頭して、むしろ楽しんでやろうじゃないかと。
なんでもいいから1日1クリエイションしてInstagramにUPすることを自らに課したのだった。


56日間続いたConfinement中、うどんにそばに餃子の皮にパンにお菓子に、粉からできるものは大体作った。
未開拓のエスニック料理にも手を出し始めたし、様々な食材の調色にハマったりした。

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調色の例。イースターの日に思いついて作ったイースターウズラエッグ

なかには2日がかりになったりしたものもあったけれど、Confinement中、毎日1クリエイションをやりきった。
今思い返してみても、ひらめきや思いつきを形にする過程は本当に楽しかったし、完成したときの達成感がたまらなかった。

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Instagramよりクリエイションの一部。犬服やマスクも作った


外出禁止明け、パリのレストランもテラス営業OKが出た頃に、3ヶ月ぶりにパリの深酒系飲み友Aちゃんと再会した。

例の如くシャンパーニュで乾杯した後、開口一番、私のかわいい成果物たちをひとしきり面白がってくれたAちゃんが、ぽろりと言った。

「もうさぁ、noteやってみればいーじゃん!」

流行りにはあえてのらないあまのじゃくタイプだけど、信頼できる人から直接私に対して勧められたことに関しては、別。
可及的速やかに取り入れ実行型なので、はじめてみることにした。


…というわけで。
Confinement後も淡々と続けている日々のおうちごはんのクリエイションをメインに、Confinement中のクリエイションも振り返りながら、気が向いたらフランス生活なんかも綴ろうと思うので、たまーにのぞいてスキって言ってみてもらえるとすごくうれしい。


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俺もうれしい♪

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