ただいま、大都会トーキョー
世の中でゴールデンウィークが終わった頃。
一足早くフランスに戻るOtto氏を空港まで見送るというテイで、大都会トーキョーへ向かったじょり家の面々。といっても、都会で犬連れは大幅に行動範囲が限られてしまうため、泣く泣く俺はお留守である。
2ワンがペアルックで送り出してくれた。いい子にしてるんだぞ。

1日目 あずさにのって 門仲ナイト
平日昼間のガラガラ特急あずさ。母が持たせてくれたおにぎりとビールとつまみでランチ。

じゃがりこも細くなったり長くなったり短くなったり忙しいわね
2時間半ちょいで新宿到着。新宿って街はいつもどこかしら大規模工事してるよね?
夕方まで少し時間がある。雨が降っていたため、学生時代ほぼ毎日通っていた東口の地下通路を新宿3丁目まで歩いてビックカメラでお買い物。あらゆる瞬間目に突き刺さってくるおびただしい情報量と、雨&人口密度によるムンムンとした湿気に息が浅くなる。都会暮らしはもう無理だわあたしゃ。。
トーキョーでお世話になるのは月島の叔母宅。魔の赤坂見附→有楽町線永田町乗り換えを乗り越えて、無事に到着。
ザ・ニッポンの居酒屋的なものに飢えていたため、夜は門前仲町まで歩いて、それらしいお店でご馳走になる。


ほっと一安心
富岡八幡宮にほど近い、富岡水産というお店へ。

店構えからして心躍る系
店内は早い時間から集合していたであろうオジサマたちが出来上がっていて、実に楽しそう。看板娘らしいマダムがちゃきちゃきハキハキと注文を取りにいらっしゃる。

今日はサッポロ🍺づいているな
ザ・居酒屋なメニューに興奮してあれだこれだと頼もうとすると、うちは量が多いからそんな一気に頼まなくて大丈夫よ!なんて正直対応をいただく。そして注文したものは1分も経たずに出てくるスーパー仕事デキマダム!あっという間にテーブルが埋まった。胃が喜んだ。


ひゃっほう

うわーい
2日目 スカイツリーと東京タワー
丸一日フリーの日。Otto氏にトーキョーで何かしたいことある?と尋ねたら、「スカイツリーに昇りたい」と。え、前に昇ったことありますよね?と問いただすと、もう一度昇って富士山を見たいらしい。外国人のFujisan熱ってなぜにこんなに高いのか。


有無を言わず450mまで昇ることに


なにやら記念写真的なものに350m地点でも450m地点でもひっかかって、無駄に2枚もフレーム付き記念写真を買ってしまった。ちなみに前回も買った気がするんだけどな・・・。

お昼前にしてお腹が空いて死にそうだというOtto氏に、ソラマチのフードコートで銀だこのたこ焼き&ビールセットを買って落ち着かせる。私は念願の人生初・坦々麺をチョイス。

辛味を抑えてもらった
ついに本物の坦々麺!と思ってがっついたけど、正直、自分が想像でつくるなんちゃって坦々麺のほうが好きだわという結論に至る。

お腹がいっぱいになったところで、さあどこへ行こう。人の多いところは行きたくない。路線図を眺めながらふと、そういえばあの街どうなった?と思い出し、数年前に住んでいた三田まで向かうことにした。Otto氏も慣れ親しんだ界隈なので二つ返事でOK。
5年ぶりに訪れた街は、特に田町の駅前ががらりと変わっていて衝撃。


顔ぶれがちょこちょこ変わっていた

桜田通り沿いに出来てまもない、というかたぶんオープンしたてのサーティーワンを発見したので、昼時デザートなしでブー垂れていたOtto氏を連れ込むことにした。目を輝かせながらフレーバーを選ぶその姿はまるで5歳児のようだ・・・。

学校帰りのお嬢さんたちでみるみる店内は満席に
Otto氏お気に入りの唐揚げ屋さんがなくなっていたり、お世話になっていたカクヤスがつぶれていたり、悲しいことは多々あったけれども、懐かしい気持ちに浸りながらアイスをつまむ。
三田を後にして、お参りしたいところに立ち寄ったらそろそろいい時間になってきた。銀座へむかう。指輪クリーニングをお願いしている間にサクッとショッピング。

前回別店舗で嫌な思いをしたのがここで払拭



夜は東京在住の妹も合流して、叔母宅でOtto氏ラストナイト。2万歩歩いたからだに流し込むビールの美味しいことよ。

やっぱりホットプレートで焼くのいいね

3日目 成田と蔵前と合羽橋
ステータス維持目的のため、遠回り(東南アジア経由)でフランスに戻るというOtto氏。
9時半成田発の便に乗るためには、遅くとも7時には成田に着かなくちゃならなくて、ああでも事前にヤマトで送っていた荷物を引き取ったりすることを考慮するとなるはやで着いておきたくて、するってえと何時に起きればいいんだい?え?月島5時半発だから4時半起きですかそうですか。
乗換案内によれば、京成上野6時発のスカイライナーというやつに乗ればいいと。成田には、成田エクスプレスか日暮里で乗り換えるやつか浅草線に揺られてぼーっとしてれば着くやつでしか行ったことがないんだよ。巨大台風直撃翌日のタクシーを除いて。
早朝、前日の疲れを引きずりながらもなんとか起き上がり、大江戸線にのって上野御徒町に到着。特急券も買わなきゃいけないし1分たりとも無駄には出来ない。
京成上野の駅はどっちかなとウロウロしていると、新聞紙を片手にしたムッシューが「空港いくの?こっちだよ」と我々を手招きしてくださる。丁重にお礼をしてダッシュ。
やさしいおっちゃんのおかげで無事に京成上野に着くも、券売機がよくわからなくて(どこだってそう泣)、窓口で特急券を購入。特急の快適シートに揺られて爆睡していたらあっという間に空港に着いた。


昔は心躍っていた
無事にOtto氏を送り出した後、今度は鈍行でまた月島まで戻る。これでまた寝床へ・・・ではなく、今日は長い1日が待っている。
以前パリでシチリアのkaorinaさんとお会いして以来の、飛び出せnote!リアル会合を予定していたのである。
お相手は、何かとあれこれ創作で気の合う予感しかしていなかったチョコチップクッキー殿。平日なのに時間を作ってくださるとのこと。ありがたや。
人混みが苦手すぎるので渋谷ラビリンスとか新宿ブラックホールとかギラギラしたところはNG、かつ感じのよさそうな雑貨屋さんとかがあり、かつ我がオアシス合羽橋に近いという理由で、場所は蔵前にて。ランチ時間に合わせて待ち合わせをすることになった。
同時期に健康ブームが到来していた我ら、チョコ殿が事前にリサーチをしてくださり、行列のできる健康レストランの健康ランチをいただく。

セルフ方式で、箸置きまで自分で選べる
健康ランチをいただきながら、あーだこーだと健康について語らう。テーマ健康に限らず、おしゃべりが尽きることがない。初めましてなのに話題がどんどん出てくるという不思議。これはnoteで毎度お邪魔しあっているからこそなせる関係性でしょうね。実に面白い。
食後、ぶらぶらと散歩して雑貨屋さんなどに立ち寄りながらお目当てのこちらへ。料理狂の心のオアシス・浅草合羽橋商店街である。


早起きと気温の高さでだいぶテンションがおかしくなってきた
優柔不断な私にとって、チョコ殿は大変よきアドバイザー。これは「買い」とかこれはもっとお手頃で見つかるかもとか、比較対象を提示しながら大変有益なアドバイスをくださる。
北フランスにもこんな友がいてくれたらいいのに。合羽橋お買い物ツアー、またいたしましょう。

お土産もたくさんありがとうございました♡
話は変わって、フランスにいるときから目をつけており今回の帰国で絶対買いたいもののひとつが、編み狂の心をつかんで離さないこちらのマグカップ。
愛知県瀬戸の陶磁原型職人と協業したニット模様カップ。手彫り技術を広く知って貰うために持てる技術を最大値に振り切った企画としてリアルに表現。… pic.twitter.com/FXvYJtb1Bd
— 金谷 勉 @ CEMENT PRODUCE DESIGN (@cementblue) January 30, 2024
食器はできるかぎり現場で見て買いたい派、今日しか機会はあるまい。チョコさんも一緒にきてくださるとおっしゃるので、カフェー休憩後、一緒に押上にあるコトモノミチさんへ。
おや、押上(スカイツリー前)っていえばそういえば前日もきたな?今回は東側ばかりで行動している。年齢とともに下町風情が好きになっていくのは気のせいか。
駅から歩いて数分のところにシックな佇まいのお店を発見。店頭でお目当てのものを見つけて、ああやっぱり素敵。棒針と編み地が脳裏に浮かんできたところで、どうせ買うなら全色買いよねと太っ腹な気持ちになる。

またまた優柔不断な私は、色の出方があーだこーだと駄々をこねて在庫を全部見せてもらったり(すみません。。)、陶芸にも知見のあるチョコ殿のアドバイスもいただいたりして(多謝。。)、ようやく4つ決めてお店を後にしたのであった。
4日目 銀座と麻布
私にしては珍しく、この日は昼も夜も友人と会う予定を入れていた。
月島からピュッと銀座へ。大好きデパート大好き銀座三越。

開店ほやほやの化粧品売り場を見て回るこの上ない至福の時。人に会わない普段の生活で忘れそうになる美意識を取り戻す時間である。
ランチは、大学からの親友Yたんとランチ。彼女は、学生時代にはじめて私をヨーロッパに連れてきてくれた恩人でもあり、コロナ中にMUJIのぬか漬けセットなどをパリまで空輸してくれたりした、私にとっての女神でもある。
約束の場所がある麻布方面へ。広尾駅で地上に出たけど、絶望的方向音痴ゆえGoogleマップがないと都会では生きていけない。






実際会うのが何年ぶりかもよくわからないけれど、会えば自然と話は尽きないもので。フランス生活1年分の日本語量をここで話した気がする。今でもこうやって連絡をくれて時間を作ってくれる親友がいて本当にうれしかった。

健康意識してフリットでなくサラダに
その後銀座に舞い戻り、夜までショッピング三昧。
旧プランタンのビル、来るたびにテナントががっつり変わっているような気がするけれど、ついに地下がディスカウントスーパーになったとな。
あのあたりの一画でほぼほぼ全部ほしいものが揃ってしまうねこれは。MUJIにユニクロにOKストア、足をのばせば有楽町ビック。ちょっといいものは銀座にならいくらでもあるし。
夜は幼少時からの親友・ソウルメイトMくんとごはん。懐かしのコリドー街に繰り出してみたりして、新しくできたっぽいスペイン料理店に入る。




しかし毎日イカ食べてるな
日本っぽくどれも上品なスパニッシュタパスをいただきながら、積もる身の上話に花が咲く。ここ2日でだいぶ日本語力およびコミュニケーション力が回復した気がするよ。会ってくれた友人たちに心からの感謝を。
5日目 京王線にのって
最終日。夕方のあずさで帰る前に行きたいところがあった。
大荷物を抱えてえっちらおっちら、月島から新宿まで。西口ダンジョンをこえて目指すは京王線。
東京生活の最初の1年と最後の2年をのぞき、ずっと京王線沿線に住んでいた私、懐かしくて涙が出そう。

なぜ懐かしの街に舞い戻ったかというと、私が大学時代に住んでいたところに、15年以上経った現在、妹が住んでいるのである。なんたる奇跡的シチュエーション。

タイミングよく、おでかけ前の大家さんご夫妻とお会いすることがかない、フランス土産を渡してご挨拶することができた。相変わらずやさしさが滲み出ている温かいご夫妻。
相変わらず小さな街だけど、おしゃれでこじんまりしたお店もちょこちょこ。美味しいベーグル屋さんがあるというので散歩がてら散策。

店員のお兄さんが素敵


どれも美味しそうだけれど、ここは王道クリームチーズサンドをチョイス。塩辛い系のサンドやベーグル以外のパンも充実していましたよ。

どうひっくりかえっても美味
この街、新宿から15分とは思い難いのんびり感は昔から変わらず、なんだかタイムスリップしたような感覚さえ覚えた。
数えてみれば、浪人時代を経て大学時代、社会人はじめの6年、そして社会人おわりの2年と計13年ほど住んだ大都会トーキョー。そんな大都会に、今でも心休める場所やあたたかく迎えてくれる人がいることがうれしくて。
熱くなる目頭を抑えながら故郷へ戻るのであった。あずさにのって。

