息子の大学入学式スーツ、どこで買う?リーズナブルなオーダーで「はじめての一着」が大満足だった件
総合型で早めに決まった息子の入学スーツ、
混む前に買いに行ったら予想外に楽しかった話。
息子の大学進学先が総合型選抜で早めに決まった。
せっかく早く決まったんだから、混雑する前にスーツを買っておこうと思い立った。
成人式が終わったばかりのこの時期、週末には共通テストが控えている。2月中旬からは一般入試組が一気に動き出すだろうし、今月中なら早割もあるらしい。
今のうちに動いておこう。
量販店を見て回ったけど、なんだかピンとこない
最初、買い物帰りにわたしだけで偵察に行ったのは、学校からもらったパンフレットに載っていた量販店。
だけど、正直なところ、あまりピンとこなかった。安いものはいかにも安っぽいし、良さそうなものは8万円近くする。しかも吊るしの既製品。
店員さんの愛想もいまいちで、初めてスーツを買うと言ってるのに「あちらにありまーす」で終わり。なんとなくモヤモヤした気持ちで店を出た。
「もうちょっと、ちゃんと見てくれるところないかな」
そう思って、SNSで評判を調べてみた。
SNSで見つけた「KASHIYAMA」に行ってみることに
調べていると、大学の入学式用に「KASHIYAMA」というオーダースーツの店で購入し、とても良かった、という情報をいくつか見かけた。
調べてみると、あのアパレルトップメーカー「オンワード樫山」が運営している店舗らしい。コストカットをしてリーズナブルに良いものを、というコンセプトでできたお店。うん、良さそう。
オーダーと言っても、フルオーダーではなく「パターンオーダー」らしい。元になる型紙は決まっていて、そこからサイズを細かく調整できる仕組みだそうだ。

量販店の吊るしだと、息子みたいに細身で腕が長いタイプはどうしてもフィットしにくい。しかも、成長途中だからこれから体型が変わる可能性もある。そうなったときに、お直しできるほうが長く着られるんじゃないかと思った。

それに、入学式だけじゃなくて成人式でも使えたらいいし、もしかしたら就職活動でも使えるかもしれない。だったら、ちょっとちゃんとしたものを選びたい。
店舗を調べてみると、デパートに入っているKASHIYAMAがあった。デパートは接客の基準が厳しいはずだから、きっと丁寧に対応してくれるだろう。そう思って、そこに行くことにした。
デパートのKASHIYAMAで、丁寧に説明してもらえた
息子を連れて実際に店舗に行ってみると、予想通り、店員さんの対応がとても丁寧だった。
「学割対象の生地をご案内しますね」
そう言って見せてくれたのは、黒無地と紺無地の2種類。
正直、ちょっとつまらないなと思った。いちおう、他の生地も見せてもらったけど、うーん。まだ幼い感じの残る息子には、なんだかまだ着こなせないかも。な生地。おそらく店員さんも「ここまで必要ないな」と思ったのか、それ以上勧めず、1着目はベーシックなものがいいんじゃないですかね、とアドバイスをくれた。
息子は「黒ならいいんじゃない?」と言っている。アクション映画ばかり見ている息子の脳内は「スーツ」というと「ジョン・ウィック」みたいな黒スーツが思い浮かぶらしい。よく家の中で黒づくめの服を着て、エアガンをもってうろついていることがある(やばい人)

「まあ、黒無地なら就活でも使えるし、いいか」
そう思い直して、黒無地に決めた。
生地の素材は3種類あった。
ポリエステル100%
ポリエステルとウール半々
ウール100%
値段が少しずつ違っていて、一番安いのがポリエステル100%。
店員さんによると、「ポリとウール半々はメリットがあまりないので、ポリかウールのどちらかをおすすめしています」とのこと。
生地サンプルだけ見ても分からないかなと思って、「仕上がったものを見せてもらえますか?」と聞いてみた。
なんとなくウールのほうが高級感が出るかな、と思ってはいたのだが、実際に見るとポリエステルでも特有のテカリがなくて、意外と悪くない。
ウールはお尻がつるつるになりやすいし、ポリエステルのほうが扱いやすいかもしれない。
「じゃあ、ポリエステルで」
そう決めた。
パターンオーダーでも、ちゃんと「自分だけの一着」になる
KASHIYAMAのオーダーは、フルオーダーではなく「パターンオーダー」。
元となる型紙は決まっているけれど、サイズ調整を細かくできる仕組みだ。
ただし、パターン自体はオンワードのオリジナルなので、そこは自信があるとのこと。
縫製は中国のマシンメイド。「そこは安くするためにご了承ください」と正直に説明してくれた。
量販店の吊るしがいまいちだなと思ったのは、パンツの丈くらいしか合わせてもらえないからだ。細身で腕が長い息子には、やっぱりフィットするほうがいい。それに、まだ成長途中だから、後からお直しできるほうが長く着られる。
「入学式と成人式で使えたらいいな」
そう思っていたけれど、結局黒無地になったので、就職活動でも使えそうだ。相当太る、とか相当身長が伸びる、とかでなければお直しで対応できるかも。
安価なパターンオーダーでも、楽しくなる工夫がある
「黒無地のスーツなんて地味だし、つまらないかな」
正直、そう思っていた。
だけど、実際に採寸していろいろ決め始めたら、なんだかんだでいろいろ選べることが分かった。
今回は初めてのスーツなので、店員さんが勝手に「最初なので普通にしましょう」といろいろ決めていたが、よく見たらいろいろ選べる。型紙は1つだが、ジャケットはダブルかシングル、腰の切り込みの位置、ポケットのつけ方、ポケットの形、袖のボタンの付け方なども指定できる。パンツは、タックの有無、ポケットのつけ方、裾の処理などが選べるようだ。
さらに、ボタンと裏地が選べることが分かった。
「これ、嬉しい!」
黒無地の地味なスーツだからこそ、ボタンや裏地で少し遊べると楽しいんじゃないかと思った。
裏地は、標準価格のものだとガサガサして安っぽい感じだった。だから、3000円アップでキュプラにすることに。内側は中のシャツと当たる部分なので、滑りって大事だと思う。
しかも、柄ものも選べた。息子に選ばせたら、シルバーの裏地をチョイス。ボタンは、少し茶色っぽい雰囲気のあるものに決めた。

さらに、3000円アップでステッチを入れることもできるらしい。
「なんとなくオーダーメイド風」な仕上がりになるとのことで、ステッチも入れてみることにした。
細かく採寸してもらい、腕の上げ下げやしゃがんだ時なども含めてサイズを確認。ジャケットの袖や丈も合わせてもらい、ようやく終了。
お会計は、驚きの29,600円
「お会計は29,600円になります」
え、そんなに安いの?
混雑する前に行こうと思っていたし、早割と学割があったので、かなりお得になったらしい。これだけ丁寧にやってもらえて、この値段なら本当にお得だと思った。
コストメリットを出すために、仕入れ先や仲介を極力減らして、このオーダーをそのまま中国に直接飛ばし、中国から直接わが家に届くそうだ。国内では佐川さんが届けてくれるそうだけど。
「大連から届きますので」
店員さんがそう言ったとき、徹底的にコストカットしてるんだなと伝わってきた。

余計なセールスもなくて快適
ちなみに、息子が学校からもらってきた量販店のパンフレットでは、ベストも含めた三つ揃えが人気と書いてあった。だけど、店員さんに聞いてみると、「別に使わないかな」とのこと。
確かに、ジャケット脱いでベスト姿ってのもなんだかなと思い、買わなかった。
シャツも揃えようと思ったら、KASHIYAMAではシャツもオーダーになるらしい。だけど高いし、「次に着るのが2年後だと、どうしても襟の黄ばみが浮いてくるので、安いもののほうがいいですよ」と正直に教えてくれた。
ワイシャツって、首周りと袖の長さでサイズが決まるんだけど、各社同じサイズでも作りが違うので、買う店で測ってもらうのがベスト、とのこと。イタリア、イギリスなどブランドの国によっても全然違うと。なるほどー。
良心的で助かる。こういう親切なお店ほど、また来たくなる。
フレッシャーズの時も、ここで買おうかなと思えた。
これは店員さんにもよると思うが、デパートに入っている店舗だと、比較的セールスは少なめなんじゃなかなと思う。
本当ならスーツが届いてから記事にしたかったのだが、接客と良いものを買えた満足感で先にレポートする。(後日商品届いたらまた書くかも)
シャツとネクタイは、デパートの売り場で
スーツは決まったけど、シャツとネクタイ、靴も必要だ。
スーツを着るなら絶対に必要だし、あちこち探し回るのも面倒だなと思って、デパートの売り場を見てみることにした。
平日夕方、メンズコーナーはめちゃくちゃ空いていて、暇そうな店員さんがいた。
「すみません、入学式用のシャツを探しているんですけど」
とりあえず、首周りのサイズと袖を測ってもらう。
なんと息子の首は細すぎて、最低サイズの38でも余るという。仕方ないので38。腕は長いので82。
「入学式なら、安いのでいいですよ」
そう言って、セール品の中から良さげなものを提案してくれた。ダンガリー調のと白いボタンダウンがあって、息子は白をチョイス。
ネクタイは、「好きなものを選んでいいよ」と言ったら、ガンメタ風の渋いネクタイを選んだ。これもジョン・ウィックの影響?

「ジョン・ウィックはいいけど、なんか、地味だよな…」
そう思って店員さんに相談したら、「じゃあ、ポケットチーフでも入れたら?」と、明るいシルバーのチーフ(1,000円)を提案してくれた。
「それ、オシャレ!」
わたしが飛びついた。黒のスーツにガンメタの渋いシルバーのネクタイ、明るいシルバーのチーフならカッコよく決まりそう!ボタンダウンシャツだからオッサン臭くもならないかなと。
チーフなら手軽だし、入学式と成人式で使えば華やかでいいじゃん、と。
シャツはボタンダウンで織り感もあるので、カジュアルでも着られる。ワイシャツに比べれば、断然登場回数も多そうだ。さらに襟が小さめなので、少しオシャレな雰囲気。
シャツは6,000円、ネクタイは息子がセールじゃないのを選んだので1万円ほど。ここでもリーズナブルで、良い買い物ができた。
靴もデパートで揃えて、これで完璧
最後は靴。
服選びが好きじゃない息子だから、今日中に全部揃えたかった。
シャツのコーナーの店員さんに聞いたら、「デパートの靴コーナーでも割といろいろありますよ。ただ、入学シーズンになるとサイズ欠品が増えるので、早めに買ったほうがいいです」とのこと。
靴ってどこに行ってもまあまあ高いし、もうデパートで全て済ませようと靴コーナーへ。
こちらも閑散としていたので、ベテランっぽい店員さんに相談した。
「リーズナブルなビジネスシューズを一足持つか、カジュアルでもいけそうな革スニーカー的なのにするか、、どちらがいいですか?」
と言いながら、このあたりがいいんじゃないか、とそれぞれピックアップして紹介してくれた。できるだけリーズナブルな価格帯のものを見せてくれ、セールになっているものも含めて紹介してくれる。
息子に聞くと、「ビジネスのでいいんじゃない?」とのこと。
確かに、どっちにも使えそうな黒の革靴なんて、別に履かないかもしれない。普段はスニーカーだし。ということで、フォーマルにも安心のものを買うことに。
「ECCO(エコー)というデンマークのメーカーのものが、リーズナブルで革も柔らかくておすすめです」
確かに、硬くて痛そうなビジネスシューズのイメージとは違う、柔らかそうな革を使っている。さらに内部にゴアテックスを貼っているそうで、水濡れにも安心らしい。
サイズはまだ豊富にあった。スニーカーのサイズが27.5だというと、「ビジネスシューズだとサイズが変わるので測りましょう」と言ってくれた。
実寸は26.5くらいらしく、息子の足に合うものを持ってきてくれた。履き心地も良いとのことで、これに決定。
お値段は、お安くなっていたようで2万円ぽっきりだった。(amazonだともっと安かった!けどフィッティング大事なので良し)
まとめ:大満足の買い物ができた
こんな感じで、息子の入学式スーツ一式が揃った。
スーツ:29,600円(KASHIYAMA・早割&学割適用) ※送料別
シャツ:6,600円
ネクタイ:11,000円
ポケットチーフ:1,100円
靴:22,000円
合計で税込み70,300円。
安く済ませようと思っても、なんだかんだで数万円かかってくるものだし、だったら中身のしっかりしたものが良いなと思っていた。満足のいく買い物ができて、本当に良かった。
これから一般受験の方たちも、入学式のスーツを購入するだろうし、就活やフレッシャーズでも参考になるかと思って、ひととおりの体験談を書いてみた。
実は女子より困るであろう、男子の入学式スーツ問題、もし何かの参考になれば幸い。
※後日談。
オーダースーツ、1週間で届きました。
裏地が違うって素敵!



オプションでつけたステッチも良い感じ~

ボタンは思ったより主張してなかったけど、まあいいか。
細身な息子にフィットしたスリムなスーツになった。
息子はめちゃくちゃ気に入ったようで、届くなりいそいそシャツとネクタイの上にスーツを着込んでエアガンを持ち、ジョン・ウィックになり切ってました(笑)よかったね(笑)

ちなみにビジネスシューズもシャツも気に入ったようで、私服に取り入れて早速着ている。活用は嬉しいんだけど、入学式にボロボロになってたらちょっと嫌。
ということで、やっぱりおすすめなKASHIYAMA。スーツ選びに悩んだらぜひ行ってみていただければ!
今日もお読みくださり、ありがとうございました!
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