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moriyamashiho
すくり、しょとかん、それからテベリ
末っ子の会話は可愛くない。
家で姉兄の話を聞いているからか
なかなか生意気な喋り方をする。
「ママ遊んでくれなかったでしょ?
だから怒ったんだよ。」
とか。
「ほんとは〜なのに
仕方ないからやってあげるよー。」
とか。
一生懸命聞いた言葉を使いこなしているのだろう
と思うと愛おしいけれど、内容は可愛くない。
そんな中、言い間違いしてくれると
たまらなく可愛い。
病み上がりで念の為、幼稚園を休んだ末っ子。
「おすくり飲まなきゃ!」
うんうん、飲もうね♡
「しょとかん行こうよー!」
うんうん、行こうね♡
「テベリ見ていい?」
うんうん、見ようね♡
ゆっくり流れる時の中
まだこんなワードを
いっぱい言ってくれているんだよなー
と気付く。
普段は、幼稚園から帰ってお昼寝して
起きたらすぐに長男が帰って来て
ずーっと喋っている。
長女が帰ってご飯になると
その日会ったことについての話題が
食卓を飛び交う。
そんな中で隙をついて会話に入ってくる末っ子。
姉兄は話を遮られているから
「ちょっと待ってね。」
と言って話を続ける。
(姉兄間でそれをされるとケンカになる。
今、僕の番なんだから入ってこないで!って……。)
そら、話し方も生意気になるわ…。
日々
聖徳太子の耳になるよう努力しているけれど
右から左に、左から右に、前から後ろに…
話が流れていっているように感じる時がある。
だから、末っ子と2人で過ごす
ゆったりした時間を噛み締めたい。
こんな可愛い言い間違いを、記憶に留めたい。
隣でスースー寝ている末っ子を眺めながら
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