🌸外はサクサク中はしっとり。親子で「食レポゲーム」がおすすめの理由
「今日は何食べるかな?!」
朝の定番、情報番組。
じゃんけんともうひとつ
娘ちゃんお気に入りのコーナーがあります。
レポーターのお姉さんが
おススメスイーツや料理を紹介する食レポコーナーです。
テレビの前でソワソワしだす娘ちゃん。
「今日はチーズケーキだ!」
我が家ではこの食レポコーナー、
ちょっと違った楽しみ方をしているのです。
それは、食レポゲーム。
レポーターが食べてコメントを言う前に
親子で何を言うか予想して
それをレポーターより先に言ってみるというゲーム。
「チーズだから、きっと『のうこう』って言うよ!」
「いや、『とろける』かも!」
レポーターになった気分で、
顔もリアクションもつけて
「んん〜、中の濃厚なチーズが口の中でとろけます〜」
娘ちゃんはこのゲームが大好き。
テレビの前でワクワクしながら次の食材のことばを考えます。
予想した通りのフレーズをお姉さんが使ったら盛り上がり
はずれたら、次の挑戦。
食べたときのリアクションを観るのもおもしろくて親子でマネして遊んでいました。
「ことば」を選んで「おいしい」を伝える。
そう、この食レポゲームは
娘ちゃんの「語彙力」と「伝える力」を密かに育てるすてきなツールになっていたようなんです。
食レポゲームの魅力

食レポゲームの魅力は
親子で楽しみながら
自然と語彙力や表現力を鍛えることができるところです。
毎日このゲームをしていると
レポーターのお姉さんが使うフレーズは
なんとなく共通していて
予測できるようになります。
チョコレートやチーズ、スープは「濃厚」とか「コク」
レモンやフルーツは「さわやか」とか「酸味」
さらに
「酸味が口いっぱいにひろがります」
「濃厚だけど、後味はすっきりしてるんです」
「のどにツルンと通ります」
などいろいろな付け加え表現もあるのです。
「おいしい」を伝えるために
レポーターは様々なことばを工夫して使い、
見ている人の視覚や聴覚に訴えます。
食材の状態、さくさく、コリコリなどの食感
それをいろいろな表情をしたり、感嘆の声をいれたりといった
リアクションも交えて表現するのです。
この「食レポゲーム」をとおして
こどもは、ことばをたくさん使って
目に見えない感覚を伝える力を身に着けていきます。
みえないものを「伝える」ちから

ASDの特徴がある娘ちゃんは
ことばの習得が周りの子よりも遅くて
自分のココロを具体的に表現することが苦手でした。
「わからない」とか「かなしい」とかも
なにがわからないかわからない
なにがかなしいかわからない
伝える方法がわからなかったんだと思います。
だから学校で先生によく注意されていました。
「なんで泣いてるの?」って。
わたしもよく言ってしまっていました。
このゲームが気に入って
娘ちゃんは学校の日記や作文で
食べ物を食べたときのことを良く書くようになりました。
その文章が具体的でとてもいいと先生にほめられて
みんなの前で作文を読んだときも
自信につながったようです。
作文のテーマは「今日のごはん」
娘ちゃんはラーメン屋さんのラーメンのことを書いた。
醤油の香ばしい香りが鼻を刺激して
めんをすすると、つるつるのどごしがよい。
チャーシューが口の中でとろけてすぐになくなりました。
ま、まさに
レポーターのお姉さんのお決まりフレーズをふんだんに使って
美味しそうなラーメンを見事に表現していました。
何かを伝えたいときは
ことばをたくさん使って、音や見た目をまじえて
一生懸命伝えればいい
娘ちゃんは言葉の引き出しが増えて
自分の思いを伝える力が少しずつ育ってきているのではと思います。
最近では食べ物だけでなく
大好きなドラマのセリフや、歌詞などにでてくる
「お決まりフレーズ」を拾い出すのにもハマってる娘ちゃん。
「君しか見えない」
「君だけを見ている」
「あなたしかいない」
がなぜか最近のお気に入りフレーズです。
テレビやユーチューブをみたり
音楽を聴いたりするときも親子で
「ことば」に集中してみるのもおもしろいですよね。
ことばが出てこない時のフラストレーション
うまくことばが出てこないことは
誰にでもあります。
それが原因で誤解されたり、
自分の気持ちがうまく伝わらなかったりして
イライラしてしまうこともあります。
だからといって
ことばを閉ざして伝えることをやめてしまったら
どこかもやもやして涙が出そうになります。
ことばは、思いを伝える大切な道具です。
そのことばをどう使うかという
表現力もとても大切なこと。
こどもを育てていて心から思いました。
食レポゲームでもドラマのセリフゲームでも
何かこどものすきなものをからめて
親子でことばをいっしょに考える
「こういう時、なんていうかな」
親子でことばを楽しむ時間が
これからも増えていけばいいなと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました🌸
いいなと思ったら応援しよう!
🌸サポートいただけたらとてつもなくうれしいです。
頂いたサポートでたくさんたくさん記事を書いていきます。