🌸死亡率100%を生きる
「最初に記載しておきますが、人の死亡率は100%です。」
胸に腫瘍がみつかって、検査に入ろうというとき、インターネット検索をしたときのお話です。
死んじゃう確率は100%
病気が見つかったとき
どうすればいいのだろう
どうなるのだろう
自分のこと 家族のこと 仕事のこと
積み重ねてきたものが
なんだか全部ひっくり返った気分になりました。
調べるからまっててね
そういわれたって
ぽーんっと物語の中に放り出されたような気持ちになったから
なんとか現実をたぐりよせるようにネット検索をしたんだと思います。
「病名」と「死亡率」
キーワードを入れて決心して
エンターを押したら
数字より先にこの文章が出てきたのです。
人の死亡率は100%。
そりゃそうだ。
調べなくたってわかる。
なんだか力がすー-っとぬけて
その先を読もうとは思わなかったです。
病気でも 事故でも 災害でも
まあ、生きていればなんかしらで死んじゃう。
その原因となるものが
人より少し可能性として絞られただけで
いつどうやって死んじゃうかは神様しかわからない。
いつどうやってなんて不確かな必然を見つめてもしょうがない気になって
わたしはそれ以降ネット検索はしませんでした。
センチメンタルは3日まで
このネット記事の冒頭のおかげで
わたしのココロは整頓されたけれど
それでも
この検査結果が出るまでの期間は
すぐに涙が出たり 家族写真を整理しちゃったり
天国に行ったおばあちゃんに話しかけてみたり
やっぱり
今まで意識したことのない
「死んじゃうかも」という現実に
とてもセンチメンタルになっていました。
でも
涙が出ちゃうセンチメンタルも3日と続かなかったんです。
泣いていても ずっと泣いてるネタがなくなってくるんです。
だって私はいまふつうに会社行ってるし
「ママ、腹減った」
腹減らしのお兄ちゃんがいて
「いってらっしゃーい!!」
学校や日常は続いているし
買い物はかったるいけれど
仕事から帰って食卓を囲み
今日あった出来事を夢中で話す
娘ちゃんの話は毎日ちがって楽しいし
洗濯機には洗濯物がたまっているし
いま、日常は続いていて
いまのわたしに涙を流す要素はないんです。
検査の結果をきちんと受け止めて
今みえている真実のなかでわたしらしく感じていこう。
真実一路。
まだ見えない先の先のこと
そんなの見つめてもしょうがない。
ただ目の前にある
「ほんとうのこと」
このひとつの真実をひとつひとつじっくりかみしめて生きていきたい。
追記
いまを大切に生きれば過去も未来も味方になる
cerisierさんのすてきなことばに満たされて勇気づけられました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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