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着物買取で失敗しないために知っておきたいこと|私の失敗談をシェアします


母の着物80枚超を買取に出す過程で、私はいくつもの失敗をしました。

今振り返ると、「なんであの時ああしなかったんだろう」と思うことばかりです。

最初からうまくいった人の話は参考になりますが、失敗した人の話の方が、もっと役に立つと私は思います。

「これだけはやらない方がいい」がわかるから。

この記事では、着物買取で私が実際にやってしまった失敗と、「こうしておけばよかった」という反省をすべて書きます。

これから着物を売ろうとしている方が、同じ失敗をしないために。


失敗①:リサイクルショップに持ち込んだ

何をしたか

一番最初にやったのが、近所のリサイクルショップへの持ち込みでした。

「着物 買取」で検索して、近くにあるお店にとりあえず持っていこう、と。

10枚選んで車に積んで、夫に送ってもらって、1時間半待って。

査定結果は、10枚まとめて2,500円

なぜ失敗だったのか

リサイクルショップは着物の専門店ではありません。

家電、洋服、バッグ、食器……ありとあらゆるものを扱っている中の一カテゴリとして「着物」がある。

だから、着物の種類ごとの個別査定はなし。訪問着も小紋も紬も、「着物」という一括りで値段がつけられていたんです。

後から知ったことですが、あの10枚の中に正絹の訪問着が含まれていました。専門店なら、1枚だけで2,500円を超えていた可能性がある。

着物の価値を見分ける目がない場所に持っていったのが、最初の失敗でした。

こうすればよかった

最初から着物の専門業者に見てもらうべきだった。

「とりあえず近くのお店に」という安易な判断で、時間も労力も無駄にしました。

着物の買取は、着物の知識があるプロに頼む。これが大前提です。


失敗②:査定前に着物を数枚捨ててしまった

何をしたか

母のタンスを開けた時、明らかに状態が悪い着物が何枚かありました。

シミが広がっている。裾にカビが生えている。虫食いの穴がある。

「こんなの、さすがに売れないよね」

そう思って、査定に出す前に5〜6枚をゴミとして処分してしまいました

なぜ失敗だったのか

後日、福ちゃんの査定員さんにこの話をしたら、こう言われたんです。

「シミやカビがあっても、作家物や有名産地の着物なら値段がつくことがありますよ」

状態が悪くても、価値がある着物は存在する。

大島紬や結城紬は、シミがあっても一定の需要がある。作家物は状態が悪くても、作品としての価値で評価されることがある。

あの捨ててしまった5〜6枚の中に、もしかしたら大島紬が混ざっていたかもしれない。作家物があったかもしれない。

確認もせずに捨ててしまった。

これは、今でも一番後悔している失敗です。

こうすればよかった

状態が悪くても、自分で判断して捨てない。

「これは売れない」と思っても、まず全部をプロに見てもらう。

査定は無料なんだから、見てもらって「値段がつきません」と言われてから処分しても遅くはない。私が後から利用した福ちゃんでも、シミや色褪せがある着物を受け付けてくれました【着物買取の福ちゃん公式サイト】。

捨てるのは最後の手段。査定が先。

これを最初に知っていれば、あの5〜6枚を捨てることはなかったと思います。


失敗③:証紙の重要性を知らなかった

何をしたか

厳密に言えば「やってしまった」というより「知らなかった」という失敗。

リサイクルショップに持ち込んだ時も、最初の着物専門店に持ち込んだ時も、証紙を持っていきませんでした

というより、証紙という存在自体を知らなかった。

専門店で「証紙はお持ちですか?」と聞かれて、「証紙って何ですか?」と聞き返したくらいです。

なぜ失敗だったのか

証紙は着物の「身分証明書」。産地と品質を証明する紙です。

これがあるかないかで、査定額が数倍変わることがある

大島紬の記事でも詳しく書きましたが、母の大島紬は証紙付き3枚と証紙なし2枚で、査定額にとんでもない差がありました。

最初の専門店に持ち込んだ大島紬は証紙なしで査定された。もしあの時点で証紙を一緒に持っていっていれば、もっと高い金額が提示されていたかもしれない。

結局、証紙は後から出張買取の時にたとう紙の中から見つかりました。出張買取だったから自宅で探せたけれど、持ち込みのままだったら永遠に「証紙なし」の査定で終わっていた。

こうすればよかった

着物を売る前に、たとう紙の中を必ず確認する。

証紙は小さな紙で、たとう紙に挟まっていたり、着物の裏に縫い込まれていたりする。

「この紙なんだろう?」と思ったら絶対に捨てない。

それから、自宅で証紙を探せる出張買取を選ぶのも、証紙紛失リスクを減らす有効な方法だったと思います。


失敗④:1社だけで決めようとした

何をしたか

リサイクルショップで2,500円と言われた時、そのまま売ろうかと一瞬迷いました

「どこに出しても大して変わらないだろう」と思ったからです。

結局、あの時は売らずに帰ったのですが、もし売っていたら大損していました。

なぜ失敗だったのか

その後、着物専門店に持ち込んだら5枚で11,500円。

さらに福ちゃんの出張買取では、80枚超をまとめて査定してもらい、リサイクルショップの提示額とは比較にならない金額になりました。

同じ着物でも、業者によって査定額がまったく違う。

リサイクルショップでは「着物10枚=2,500円」。 専門店では「着物5枚=11,500円」。 福ちゃんでは、証紙付き大島紬1枚で、リサイクルショップの10枚分を軽く超えた。

最初の1社の査定額を「相場」だと思い込むのは危険です。

こうすればよかった

最低でも、着物専門の業者に見てもらってから判断する。

リサイクルショップの査定額は、着物の「相場」ではありません。あくまでそのお店の基準での査定額。

特に着物の場合、専門業者と非専門業者の差が激しい。

「どこに出しても同じ」は幻想でした。


失敗⑤:保管方法を気にしていなかった

何をしたか

これは母の話ですが、着物の一部を桐箪笥ではない普通のクローゼットに入れていました。

桐箪笥に入りきらなかった分を、プラスチックの衣装ケースに詰めて、クローゼットの奥にしまっていたんです。

なぜ失敗だったのか

プラスチックケースに入れていた着物は、カビとシミの発生率が明らかに高かった

桐箪笥に保管していた着物は、30年以上前のものでも状態が良好だったのに、プラスチックケースの方は半分以上がカビやシミの被害を受けていました。

査定員さんいわく、「桐箪笥は防虫効果と調湿効果があるので、着物の保管に最も適しています。プラスチックケースは湿気がこもりやすいので、着物には向いていないんです」

保管方法の違いが、そのまま買取額の違いに直結していました。

桐箪笥組の着物は高評価。プラスチックケース組は、シミやカビで減額もしくは買取不可。

こうすればよかった

これは今から言っても仕方がないことですが、着物を保管するなら、

  • 桐箪笥がベスト

  • たとう紙に包んで保管(1〜2年で交換推奨)

  • 年に1〜2回は虫干し

  • 着用後は一晩吊るしてから収納

これを知っていれば、母のプラスチックケース組の着物も救えたかもしれません。

「いつか売るかもしれない」と思っている着物があるなら、保管方法を今すぐ見直してください。

状態が悪化する前に売るか、きちんと保管するか。どちらかの判断が必要です。


失敗⑥:しつけ糸を取ってしまった

何をしたか

母のタンスの着物を整理している時、白い糸でざっくり縫い付けてある着物が何枚かありました。

「何これ?仕付けが甘いのかな?」と思って、2枚ほど糸を取ってしまったんです。

なぜ失敗だったのか

後から査定員さんに教えてもらって、愕然としました。

しつけ糸は、着物が未着用であることの証明。

新品の着物には、仕立て上がりの状態でしつけ糸がついています。これを取る=着用する、ということ。

つまり、しつけ糸がついている=一度も着ていない新品同様の着物として、高い評価を受けられる。

私が糸を取ってしまった2枚は、未着用の付け下げでした。

しつけ糸があれば「未着用品」として評価されたはずが、糸がないために「着用済み」として査定された。

これだけで、査定額が下がった可能性がある。

査定員さんは「しつけ糸は絶対に取らないでくださいね」と念押ししてくれましたが、2枚はすでに手遅れ。

こうすればよかった

着物についている糸は、何であっても取らない。

「これ何だろう?」と思ったら、そのままにしておく。プロに確認してから判断すればいい。

特に、ざっくりと大きな針目で縫われている白い糸は、しつけ糸の可能性が高い。

触らない。取らない。そのまま査定に出す。

これを知っていれば、2枚分の損失は防げました。


6つの失敗から導き出した「失敗しないためのルール」

長々と失敗談を書いてきましたが、要するに大事なのはこういうことです。

ルール①:着物専門の業者に頼む

リサイクルショップではなく、着物の鑑定ができる専門業者。これが大前提。

落款を確認して作家物を見つける。証紙から産地を特定する。この作業ができるのは専門業者だけです。

ルール②:査定前に捨てない

状態が悪くても、素材がわからなくても、自分で判断して処分しない。

全部見てもらってから、処分するものを決める。

査定は無料なのだから、プロに仕分けてもらえばいい。

ルール③:証紙を探す

たとう紙の中、着物の裏、購入時の箱。

「この紙なんだろう?」と思ったら捨てない。小さな紙1枚で、査定額が数倍変わる。

ルール④:しつけ糸に触らない

着物についている糸は取らない。意味がわからなくても、そのまま査定に出す。

ルール⑤:保管状態を確認する

売ると決めたなら、できるだけ早く査定に出す。

着物は時間が経つほど劣化する。特にプラスチックケースでの保管は、カビやシミのリスクが高い。

「いつか売ろう」を「今売る」に変えるだけで、状態による減額を防げる。

ルール⑥:出張買取を選ぶ

持ち込みだと、証紙を忘れる、枚数が限られる、何往復も必要になる。

出張買取なら、自宅でタンスからそのまま全部見てもらえる。証紙もその場で探せる。

失敗の多くは、「自宅以外の場所」で起きていました。

リサイクルショップに持ち込んで一括査定された。専門店に証紙なしで持っていった。

出張買取なら、これらの失敗は起こりにくい。


失敗した私が最終的に選んだ方法

いろいろ失敗した上で、最終的に私がたどり着いたのは、福ちゃんの出張買取でした【着物買取の福ちゃん公式サイト】。

選んだ理由を、この記事の文脈で言えば、

「失敗の原因をすべて潰せる方法だったから」です。

  • 着物専門の査定員が来てくれる → 失敗①の対策

  • 状態が悪い着物も全部見てもらえる → 失敗②の対策

  • 自宅で証紙を探せる → 失敗③の対策

  • 専門業者だから適正な査定 → 失敗④の対策

  • 査定料・出張料・キャンセル料すべて無料 → 気軽に頼める

結果として、80枚超の着物をまとめて見てもらい、作家物や証紙付きの着物を見つけてもらい、想像以上の金額になった。

最初からこうしていれば、リサイクルショップの1時間半も、捨ててしまった5〜6枚の着物も、失わずに済んだのに。

これが正直な気持ちです。


これから着物を売る方へ

この記事で書いた6つの失敗は、すべて「知らなかった」が原因です。

  • リサイクルショップと専門業者の違いを知らなかった

  • 状態が悪くても値段がつくことを知らなかった

  • 証紙の存在を知らなかった

  • 業者によって査定額が違うことを知らなかった

  • 保管方法が買取額に影響することを知らなかった

  • しつけ糸の意味を知らなかった

知っていれば防げた失敗ばかり。

だから、この記事を書きました。

一つでも「あ、知らなかった」と思うものがあったなら、この記事を読んでくれてよかったと思います。

着物の買取で後悔しないために、一番大切なのは「捨てる前に、プロに見てもらう」こと。

これだけ覚えておいてもらえたら、少なくとも私と同じ失敗は避けられるはずです。


■ 私が利用した買取業者

福ちゃん着物買取の福ちゃん公式サイト

  • 出張買取:全国対応・無料

  • 査定料・キャンセル料:無料

  • 女性査定員の指名OK

  • クーリングオフ対応あり


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