杉が、馴染んだ!〜夢パークの「ゆるSUGIプロジェクト」〜
こども夢パークの乳幼児スペース「ゆるり」に、杉を敷きつめたい、と、昨年から「ゆるSUGIプロジェクト」を、ゆるゆる計画してきました。
夢パークは、利用者がつくり続けていく場所です。(最近、その意味がやっとわかってきた。(^^;)
夢パークの職員とは別に、利用者による支援委員会があり、支援委員会主体の、大人も子供も利用者の誰もが意見できる場として、「つくりつづける会」が月1回開かれています。
昨年、約5畳の百年杉を寄付したのを皮切りに、その「つくりつづける会」にときどき参加してプロジェクトを進めています。
でもほんとうは、「ゆるSUGI」を口実にそこの人たちに会いたくて行ってます(笑)
さて、細かい経緯は省きますが、、、
「ゆるり」に杉を敷きつめたい、と、思いを語って提案したら、「ゆるり」をどんな場所にしたいかという議論がはじまりました。
そして、利用者にアンケートをとることになり、声を集めてくれました。
結果、床ぜんぶには敷かなくてもいいのでは?ということになってきました。
それは、私が最初に思い描いたのとは違っていますが、私は納得してます。
なぜなら、先週「つくりづづける会」に参加したときに「ゆるり」に立ち寄ったら、敷いた杉たちが、馴染んでいたからです。
なんのこっちゃわかりませんね(^^;
ゆるりに敷いた百年杉は、何枚かは半分に切って持ち運びしやすくされていて、ところどころわざと裏返しにして並べられたりしています。
床をパズルのように扱って、それでいいじゃん、という感じです。
杉はいつも日光にさらされて、痛んで、ときどき裸足で遊んだ子たちがあがりこんで汚れます。
子どもたちは杉を並べ変えたり、遊具をわざわざ杉の上に移動させて遊んだり、好きに過ごしてるようです。
(杉をよい感じに並べて整えて、綺麗にしてくれている利用者さん、夢パのスタッフさん、ありがとうございます!)
扱いが、荒っぽくて、おおらか。
それがいい。
その日、私が「ゆるり」に足を踏み入れた瞬間、これでいいんだ! と、空間そのものがブワーッと訴えてきて、私の身体の奥から、そのとおり!!! と、嬉しさがこみ上がりました。
すごい!
さすが夢パーク!!
そのとき、あ、成った。
いや、成ってた。
本来の目的は果たせた、と思ったのです。
正直に言うと、敷いた当初は、せっかく敷いた杉たちがほったらかしな感じがして気になってました。
敷けばわかる、体感すれば敷きたくなる、なんてのは勝手な思いこみで、やっぱり自分でお金を出して敷くから大切にするんだ、と思いました。
(だから、感想ノートを置いて、たまに見に行きました。)
でも、それが今は、杉が「ゆるり」に馴染んでいる。
百年杉と「ゆるり」が一体になっている。
だから、床ぜんぶに敷ければそれはそれでいいけれど、もうそこにはこだわらなくていい。あとひと周り敷き足すくらいでも十分よい感じになりそうだし、夢パらしく、どんな風にでもなる。
だから、なるようになればいい。
自分が何を本当にしたかったかなんて、いつもやったあとで気づくんですね。
今、わが家に、夢パークに敷いて、と、ぐらすかわさきのEさんさんから譲り受けたヒノキがあります。
もともとは、以前私が住んでいたマンションのリビングに敷いていたヒノキです。きーこが「ヒノキ広場だ!」と歓声を上げて走りまわり、わが家が馴染み、私が床敷き屋を始めるきっかけになったヒノキです。
そのヒノキたちをゆるりに敷いたら、ひと区切りかな、と思っています。
みんなで敷きたい!
