脳のブロックを外す習慣「モーニングページ」、3つのルール
みなさん、こんにちは。及川幸久です。
今回紹介するのは、「モーニングページ」です。
これまで「ジャーナリング」について、noteで何度もお伝えしてきました。
ジャーナリングとモーニングページは、どちらも「書く」ことが共通しています。モーニングページは、ジャーナリングの「徹底版」ともいえる手法です。
モーニングページとは何か
モーニングページとは、毎朝ノートに3ページ、頭に浮かんだことをひたすら書き出していく習慣です。
提唱したのは、アメリカのクリエイティビティ・トレーナー、ジュリア・キャメロン。
人が本来持っている創造性を引き出す専門家であり、著書『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』(原題:The Artist's Way)は、世界中で読み継がれている大ベストセラーです。
彼女のメソッドは、もともとアーティストが抱える心の壁(ブロック)を外すために生まれました。
ですが、「アーティスト」とは、俳優や歌手、作家、映画監督といった、いわゆる芸術的な職業だけではありません。
本来仕事はクリエイティブなものですから、経営者や会社員など誰もが「アーティスト」なのです。
モーニングページの最大の目的は、「脳内の意識の排水」です。
私たちは皆、本来すばらしい創造性を持っています。
ところが、「自分はダメだ」と自らを批判する心が、その創造性の発揮を止めてしまいます。
モーニングページは、このブロックを外し、心をクリアにするための方法なのです。
モーニングページを書くときの3つのルール
モーニングページには、守るべき鉄則が3つあります。
1 毎朝起きてすぐに書く
脳が完全に目覚める前、論理や常識が働き始める前の「潜在意識が開いている時間帯」に行います。
スマホを見る前にペンを握るのが理想的です。
2 ノート3ページ分を手書きで埋める
パソコンやスマホは、脳の違う部分を使うのでNGです。
手書きで、ノート3ページがびっしり埋まるまで書き続けます。
3 書いたものを絶対に読み返さない、人にも見せない
最初の8週間、つまり習慣が軌道に乗るまでは、読み返してはいけません。
読み返すと知性や理性が働いて、無意識で書けなくなるからです。
ノートは、隠しておきましょう。
もちろん、人に見せるのもNGです。
モーニングページに何を書く?
モーニングページには、頭に浮かんだことを、そのまま書きましょう。
「眠い」「だるい」「あいつが嫌いだ」——そんな愚痴や不満、暴言でも構いません。
それが、「脳内の意識の排水」になるのです。
書くことがなかったら、「何も思い浮かばない」「あと2ページも面倒くさい」と、今の状況をそのまま書いてください。
文章になっていなくても、字が汚くても、一切気にする必要はありません。
なぜ、ネガティブなことを書いてもいいのか?
私たちの頭の中には、「シニカルな批評家」が住み着いています。
この批評家が、「そんなのつまらない」「もっと立派なことを書け」と、私たちの創造性を邪魔しているのです。
朝一番に感情を排水することで、その批評家を黙らせることができます。
3ページを書き終える頃には、脳内が清掃され、本当にやりたいことやひらめきが自然と湧き出るスペースが生まれます。
最初は30分から45分ほどかかるかもしれませんが、慣れれば15分ほどで書けるようになります。
完璧さよりも、継続することを優先して、まずは1ページでも埋めてみてください。
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