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書くこと。奏でること。私に戻ること。

わたしの働く事業所には
一台のピアノがある。

そのピアノは
居宅のすぐ横にあって、
景色に溶け込みすぎて
誰の目にもとまらない。

でもこのピアノは、
わたしが働くもっと前から
置いてあったはず。

わたしはピアノは弾けないけど、
片手でならなんとかメロディを
奏でることができる。

弾いてみたいな。

きっと、自分にしか
弾けない音が聞けるだろうな。

多分、悲しいような
それでいて、ほどけていくような。

思いを言葉にすることと
同じくらい、音にもしてみたい。


毎日密かに、自分がみんなの前で
ピアノを弾いてるところを想像する。

え?あの人が?ピアノ??

ものすごい期待させて、
ガックリさせる。

なんてオチにならないように、
ちゃんと練習して。

でもわたしは
練習して上達しても、
きっとみんなに言われるのは、

「あの人、首振ってピアノ弾いてる。」

演奏のうまい下手ではなくそこ?
みたいに結局、変なオチがついてそう、、、


わたしはケアマネになってから、
こんな楽しい気持ちになることは
ほとんどなかった。

もちろん、ピアノになんて
何の関心もなかった。

毎日見てるのに、
ただの「もの」の一部でしかなかった。

それが今、こんなに楽しい気持ちでいる。

それは多分noteを書いてきたから。

何のまとまりもないけど、
たった一人でも読んでくれた人がいたから。

わたしはふと、どうしようもなく
しんどくなる。

でもわたしには、
こうして自分の気持ちを置いて
おく場所がある。

今までどこにも置き場所がなかった
わたしの気持ちを。

そして言葉は自分の分身だから、
一度私の手を離れてもちゃんと
戻ってくる。

トゲトゲが丸くなって
柔らかくなって、私のところへ
戻ってきてくれる。

「一度、手放すって大切かもしれない。」

それは、書いていて私なりに気づいたこと。

わたしはみんなの前でピアノを
弾いてみたいなんて、今まで
考えたこともなかった。

今は、
みんなをびっくりさせたいのと、
自分を弾けさせたい。

その両方かな。

わたしは本当にみんなに支えられてる。


必死にもがいてる自分を、
私の知らないところで
見てくれている人がいる。

それがとても実感できる。

そしてnoteを書いているみなさんにも
支えられている。

いろんな人のnoteを読ませていただいて、
私もこの場所の一員なんだなと、嬉しくなる。

noteって温かい。

いろんな人が住んでて街のようだな。

暖かくて、笑わせてくれる人がいて、
大好きな人やものを熱く語る人がいて、
そっと、そばにいてくれる人がいて。


さぁ、わたしはピアノを弾けるか?

きっと感情こもりすぎて首を
ブンブン振って夢中で弾いてしまう、、、。

そんな、かなり天然だといつも
言われる自分、今は愛おしい。

こんなこと、みんなの前では言えない

今日はちょっと自分らしい気持ちを
取り戻せた。

これもnoteのおかげ。

書くっていいよ。

最後まで読んでいただきありがとう
ございました。



















今、自分の想いを形にすることが
とても楽しい。

形にせずにはいられない。




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