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星は理由をくれる。でも、答えまではくれない。

先月末、通したい企画があったので、なる早で提出すべく、急いでいた。

この企画を練っている途中で、後から確認しなければならない案件も出てきたからだ。

最初の企画が動かない限り、後出しの案件も進められない。困った。


しかし、通しやすくするための確認に何度も足を止められ、締め切り前日に提出する羽目になった。

決裁に近づいたと思っていたけれど、実際は、別の場所にある“守りの物差し”をひとつ通過しただけだったのかもしれない。

独りよがりよりマシだろうけど、時間が溶けたのは地味に痛い。


うぐぐ…


6月30日から水星逆行に入るから、ここをすんなり通して後々の予定をスムーズに動かしたかったのに…


案の定、今、後ろに控えていた予定が詰まっている。

企画書提出から一週間。
今どういう進捗なのか見えない。

企画書提出の後、締め切りが迫ってる案件の確認メールをした。

当然、この確認が進んでいるのか、華麗にスルーされているのか、こちらの都合はお構いなしで時が流れている。

こうなるのが嫌で、他人と予定調整するのが苦手なのだ。


そう思いながら、吐いた息は自分でも驚くほど大きく深かった。


6月30日~7月24日は水星が蟹座で逆行

水星とは、コミュニケーション力・思考力・調整力に関わる星。

逆行期間は、普段通りに進めようとすると、うまくことが進まないことがある、という感じ。

「水星逆行」でよく影響あると言われているものが
・交通機関の乱れ
・連絡ミス
・電子機器の故障

いつも通りに過ごしていて、急にくらう、あのイタイやつです。

逆行期間は6月30日~7月24日となっているが、その開始・終了日の前後が「留(りゅう)」と言われている。

私はこの「留」の期間は詰まりを感じやすく、苦手だ。

ましてや、今回逆行しているのが、蟹座だ。

私は金星が蟹座にあるが、どうもうまく使えていない。
…というのも、日頃悪い方向に行動が出ている気がしている。


よくあるのが、上司への決裁にしても、友人からのLINEにしても相手の都合を考えすぎて、行動を寝かせてしまう。

その思いやりは素敵なことだが、私の中には「内心タスク」が静かに積み上がる。

優しさから生まれた行動だが、心の中の重りがそっとのしかかる。


例えるならば、両手がお買い物袋でパンパン。
欲しかったものが買えて嬉しいはずなのに、現状の重さもさることながら、帰宅後の整理まで考える自分が同時発生して、気が重い。

あとは、敏感センサーが強く、悪い方向に思考が行きがち。
身内でないと落ち着かず、刺激が強い場所を避けたくなる。


星の動きで良いも悪いもない

計画通りにことが進まないと、私は結構ストレスを感じてしまうが、この水星逆行期間の出来事は悪いことばかりでもない。

うまくいかないことで逆に見直すきっかけになったり、思い切って休息しようということになる。

ただ、そういう風に気づかないと「普段通りいかず、苦しい」ばかりとなる。

無理やりすべての出来事に「意味づけ」をしだすと、苦行になるが、うまくいかなかったことをそっと星の動きのせいにするのも悪くないと思う。


そもそも水星逆行のせいだろうか

今ヤキモキしているのは、たしかに水星逆行期間中ではあるが、発端は6月頭ではなかっただろうか。いや、遡ることそれ以前だ。

もちろん、私自身怠けていたつもりもない。
ただ、今までのやり方で問題ないだろう、という気持ちがあった。

やれ、「風の時代」だと騒がれて、もういよいよ本格稼働の時期だ。
新しい時代に適応するための、宿題なのかもしれない。

「やりたくないことはやらない」としたいところだが、今の時代、現状維持するのですら、かつての踏襲だけではうまくいかない。

もっとより良い明日を夢見るのであれば、今の課題に向き合わざるを得ないのだろうか。

かつて、正解がこんなにも見えない、自信がない、ということあっただろうか。


前に進めない日は、拾い直す日

水星逆行のせいにするのも、時代のせいにするのも、悪くないと思っている。

そうやって理由をもらえるだけで、少し息ができる日もある。

でも、答えまで星が運んできてくれるわけじゃない。
誰かが代わりに荷物を持ってくれるわけでもない。

今日はまだ、前には進めなかった。

ただ、両手に抱えたものを見下ろして、「ああ、私はこれを持っていたんだ」と気づくところまでは来た。

拾い直すって、たぶんそこから始まる。


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