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事件現場に遭遇 〜デモの空気の怖さ

昨日、N党の立花さんが襲われた、というニュースがありました。
実はこのとき、ちょうど職場の同僚とその現場あたりを通りがかった時でした。その時の雰囲気や感じたことを少し記録しておきます。


夕方から外出する用があり、霞が関の外務省あたりを通りがかると、騒がしいデモの人だかりがありました。ちょっとアポイント時間で余裕がなく急いでいたので反対側の道を行こうかと思ったけどそちらもいっぱい・・・・。
仕方なく人混みをかき分けて進もうとしていた時でした──
フォンフォンと警報音のような音がちょっとだけ鳴り、「何か起こったか?」と思った矢先に、デモの人混みの中立花さんが耳を抑えているのがちらりと見えました。
罵声が増えてくる中で、たくさんの警察官が駆け寄ってきて──ただならぬ物騒な空気に、本能的に危険を感じ、足早に現場から離れました。

事件の内容についてのコメントは控えますが、いまでもその時の雰囲気を思い出すと背筋がゾッとします。

その時に周囲にはたくさんの人がいて、私を含めその人たち全体に危険が及ぶ可能性があったこと。
直感で感じたのは、そのような事件が起こる場にいると”偶然が連鎖する”ような気がしたこと。独特の空気があり、いろんな事件が一気に繋がってしまうような危険な空気がありました。

現場から離れる時に見た光景──────

「●んじまえ!」とかいろいろ叫んでいるひと
煽られてデモの集団にはいろうとしているひと
野次馬根性でスマホで撮影しているひと

報道でもあった通り、今の時代のデモの特徴はSNS等を通じて全く知らない人たちがその場にいきなり集まり集団となることが特徴だと思います。

いままで一度も会ったことのない、今度も会わないだろう人たちの集団。
おのおのの思いを好きに叫ぶ・・・まるで集団行動をストレス発散的に楽しむような、そんな光景も普通に見るようになってきました。


”群衆”は集団精神を持つ

数年前に読んだギュスターヴ・ル・ボンの『群集心理』という本を思い出します。どんなひとでも群衆という集団の中に入ると、集団精神的な影響を受け野蛮になるという心理学の研究です。

まさに私が昨日遭遇したインスタントな人間関係の野次馬集団こそ、群集心理の影響を一番受けやすいように感じました。


立花さんを襲った犯人は、そのようなときを作為的か本能的かは不明ですが、群集心理に乗っかって事件を起こしたことも事実です。

デモなどの集団行動的な活動は、私も昔に労働組合の春闘などで参加したことがありました。そのような普段から一緒に働いている人たちが同じ目的で活動するものと、ネットなどで盛り上がり見知らぬ人たちのデモとは、全くことなるタイプ集団ということです。

どちらも群集心理としての集団精神は持つのだと思いますが、知らない人の集団は、より発散的に野蛮化するように感じます。

二元論的にデモ自体を批判するつもりはありませんが、デモ等の集団行動に参加するときには、参加する前にしっかりとした考えが必要な時代なのだと改めて考えさせられました。



©️2025 Mahalopine

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